初春や 寒の椿に 静の雪
馬糞 Bafun
めでたく年が明けて、
たくさんのおめでとうがにこやかに交わされている。
まことにめでたい。
新しいということはめでたいことである。
2008年はぴかぴかの新品である。
このぴかぴかの2008年に乗って、
さて、どこへ出かけましょうか。
自由にならない日本政治のこと・・・
厳しい風景は美しいが悪路である。
昨年、マスコミ主導型日本人民は、憲法改正を拒否し、
行政改革を進める政治にブレーキをかける選択をした。
参議院選挙で与党の大敗を招いたことである。
国内外の行動スタイルとして、事なかれ主義を最善とした。
その結果、海外の日本離れが加速している。
国内では、法案が通りにくくなった。
衆議院の与党三分の二の議席が何とか踏みこたえているが、
次の衆議院選挙で三分の二割れになると、民主党が反対すれ
ば法案はすべて廃案になる。
行政改革は頓挫し、再び、官僚社会主義が息を吹き返す。
それが、日本民主主義の決定した2008年の装備である。
最初からハンドブレーキがかかった状態で悪路を走ろうという
のである。
どうやら、日本人の多数派は不景気でないと安心できなくなっ
たらしい。
かくして、新品の2008年は、政治に足かせがかけられ、官僚主
導のお役所仕事が経済の足かせにもなる障害競走の一年となる。
では、時代の先頭争いをしたいという少数派日本人としてはど
う動きをつけるべきか。
国全体としては停滞ないし後退することになった。
残り火の政治に期待することは、選挙制度の改正と政党再編の
動きであろうか。
もはや、自民党では采配をふるえなくなった。
左翼の温床となっている民主党に政権担当は任されない。
ならば、政権担当できる新会派を形成し、その後に政権与党新
党を結成してはいかがか。
党単位での大連立では国家としての方向性が見失われるから
である。
自由の領域・・・ 乱世の生き方
しかして、改革少数派国民としては如何に走るか。
国の政治力が弱まるということは、乱世になることを意味する。
乱世の生き方は、自分を鍛え、組織の人材を鍛えるほかはない。
一番大切なのは、仲間を大切にすること、
リーダーは優秀で人望があること。
情報を的確に選択分析して、新しい手法を創意工夫することで
ある。
さあ、2008年の乱世にたくましく自己験算しようではないか。
J.D.Subunroco.
白雪の 風に頬染め 寒椿
馬糞 Bafun
武士mononofu の 舞う雪に咲き 寒椿
馬糞 Bafun
