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+ 小浜鉄道の跡・・・ ローカル鉄道の役割と再生への方策

2008年01月16日 08時16分16秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 岩を切る   鉄道跡の  春細く

     馬糞 Bafun

 

 

 

 戦争体験を聞くように、「昔、この海岸線に沿って小

浜鉄道が走っていた」という幻のような風景を耳にした。

 切り立った海岸に鉄道跡の道が続いているというので

ある。

 

 本当に道が続いているのだろうか・・・

 コロンブスの船の船員たちのように不安な航路である。

 

 その細い道は海岸の崖道を削って、橘湾の春の海の絶

景を見せてくれる。

 車を寄せて、その絶景を深呼吸する。

 

 

 


  やがて、道はいよいよ細くなり、車の離合もままなら

ないほどになった。

 崖の両端を木々の緑がトンネルを作っている。

 そこを、ローカル電車の運転士のようにくぐり抜けて

ゆくのである。

 

 

 

 

 鉄道再生への工夫

  昔の駅は蒸気機関車の煙にいぶされて、旅の緊張と臨

場感があった。

 現代技術からすれば不便で不合理であったが、美しか

った。

 だから今でもSLファンがいる。

 

 ところが、次々にローカル鉄道が廃線に追い込まれる。

 第三セクターの経営に生き残りを図っても、経営は行

き詰まる。

 

 なぜか。

 交通機関としての利用価値が向上しないからである。

 

 交通の便利は、いつでも誰でも楽に早く行けるという

ことである。 

 1時間に1本、一日に数本とかの運行では、もはや交通

機関の利便性を失っている。

 希少性があっても、便利を向上させなければ経営は成

り立たない。

 

 ローカルの町には希少価値がある。

 都会の人が求める天然自然手作りがある。

 その都会とローカルを結ぶ利便をこそ提供すべきなの

だ。

 希少価値だけでは生き残れない。

 価値そのものの充実が欠かせない。

 

 交通機関の利便性として、20分に一本くらい運行すべ

きだろう。

 さらには、今後、ロボット化を進めることも視野に入

るだろう。

 

 自己中心の車に依存しない旅の交通機関、鉄道の復活

を待望する。 

                         

J.D.Subunroco.

 

 

   

 

 

 

 

 

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