口之津の 港の春や 春霞
梅士 Baishi
口之津は、島原半島の天然の良港で知られ、石炭の積み出
し港として大いに栄えた時代があった。
今は、国立の海員学校が往時の繁栄を残すが、かつての遊
郭だった建物も残っているという。
海岸公園は草ぼうぼうで手入れされていなかったが、港の風
景にかつての繁栄を想像した。
フェリーが出航したが、天草の鬼池港までゆくらしい。
天草も島原も大変な田舎であるが、そこで天草の乱の凄絶
な闘いがあったとは想像しにくい出来事である。
原城周辺は道が迷路になっている。
城下町というのは大抵そんなものであり、博多もその名残
がある。
ついでに立ち寄ろうとした原城には結局、辿りつかなかった。
原城攻撃には、高齢の宮本武蔵が参戦したが、堤から転げ
落ちて戦力にならなかったという。
さすがの武蔵も、歳には勝てなかったというのである。
そんな堤があれば観光資源になるだろうが・・・。
血塗られた歴史ばかりでは観光にならないではないか。
島原も雲仙も長崎も、キリシタン殉教の地であり、あまりいい
心地がしない。
雲仙地獄の入口には清七地獄というのがある。
ずいぶんと残虐な処刑をしたものだ。
当時のキリシタンといえば、売国奴の扱いだったであろう。
信者は西洋のバテレンに騙されていただけのことであるが、
幕府からすれば、獅子身中の虫ではあったろう。
しかし、現代の売国奴とはちがって命がけの信仰だった。
ドル円は119円台後半で足踏み、ユーロ円は134円台まで
上昇、株価は1万9千円台前半まで下落という経済指標状況
である。
実に面白くない。
ユーロの破綻を見たいものだ。
英国は、マスコミの予想に反して、保守党が過半数の議席を
確保、労働党が大幅に議席を減らす結果となった。
英国のEUからの離脱は当然の方向性である。
大陸国家と海洋国家とでは考え方も利害も大いに異なるの
だ。
それは、チャイナと日本が折り合わないのと同じである。
日本は、経済的にチャイナを計算に入れるべきではない。
企業といえども、国益を害し、独立を害するような経済活動
をしてはならない。
政治と経済は一致するべきものである。
「自分の庭で何をしようと構わない」と開き直って、軍事基地
を作っているチャイナの横暴をだれにも止められないのだとす
れば、経済的破綻に追い込むほかはないであろう。
口では友好を語り、現実では経済制裁を課する政治が求め
られる。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党