雷神の どんと打ちたる 豪雨かな
梅士 Baishi
まだ暗い未明の街に、大太鼓を連打する音に目が覚めた。
UFOか、と思ったが、ざ～っと豪雨になった。
雷様だったか・・・。
少し涼しくなった。
読書が後回しになっていた『小渕恵三元総理の霊言』を
読んだ。
読んだと言っても、こっくりこっくり寝入ってしまって
読み進まなかった。
安倍総理は天才だと繰り返していた。
天才的なしたたかさがあると言いたいのだろう。
しかし、後半になって、さすが総理に上り詰めた者のす
ごみが感じられた。
人間観察力と生き筋の読みはすごいと思う。
天皇に対する忠誠心も本物なのだろう。
だから、低姿勢でいられるのかもしれない。
たしかに、凡人を自認しながら宰相にまで上り詰める実
力は非凡である。
しかし、それで日本を独立国家足らしめたのか、よくな
ったのかというと、大過なく過ごせたという現状維持の中
での権力争いを制したということだったのではないのか。
すなわち、小渕恵三の政治家的な処世術や選挙術の先に
は、命運尽きようとしている日本の生き筋はないというこ
とが問題なのである。
小渕元総理が推察する安倍総理の戦略は、優柔不断に見
せて敵の攻撃を誘っているのだとみている。
そうしなければ、マスコミは憲法改正にも再軍備にも同
調しないだろうと見ているからだと。
確かに、有事がなければ政治家も国論も日本の独立にも
再軍備にも動くまい。
しかし、幸福実現党の路線は、既成の政治家を土台にし
たのでは、日本は守れないと考えているのではないか。
だから、迎合戦術をとらないで、選挙に勝てない正面対
決の姿勢を貫いていて、日本の正義を示そうとしていると
考えるべきなのだろう。
比例選挙で、政党名を「幸福」と投票する人が増えて、
党首なりとも議席をとるということができればそれが突破
口とはなりうるだろう。
さて、チャイナ空軍による領空侵犯と交戦寸前という事
態が「幸福」と投票する有事となりうるのか、かなりの期
待薄ではある。
有事失くして変革なし。
しかし、変革とは、政体の大変革に踏み込むことになる。
それが、独立国家日本の新憲法発布となる。
その結果、多くの公務員が失業することになるだろう。
社会悪となってきた公務員の責任は重いからである。
小渕元総理によると、「公務員と言うのはそれ以外では
使い道のない無能の人種だ」という。
そんな無能な連中がぞろぞろと失業したのでは混乱する
だろうと心配するのである。
確かに、年金も退職金もなしの失業となるだろうから。
しかし、心配あるまい。
かつて、ブラジル移民を進めたように、開拓農民として
移住を促したらよい。
チャイナや北朝鮮がよいのではないか。
あるいは、シベリアである。
開拓すべき土地は世界にたくさんある。
罪滅ぼしもかねて、移民させるのがよい社会福祉であろ
う。
無能で日本を害した公務員は、開拓で汗を流させるのが
一番の使い道であろう。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党
