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+ 桜子の初夏・・・ 高校野球特待生問題とスポーツマンシップ

2007年05月21日 22時58分47秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 桜子の  小さき姫が  葉傘さし 

   馬糞 Bafun 

 

 

 

 

  小満という季節である。

 木々はどの木も枝いっぱいに新鮮な葉っぱを広げて、光を深呼

吸している。

 葉を重ねて日差しに緑の濃淡をつけている葉桜もまた、初夏の

趣である。

 その葉っぱを日傘にして、かわいらしいさくらんぼが赤く染まっ

ていた。

 


  散る桜は男の潔さであるが、その後に育つさくらんぼは、坊主と

 

いうより、桜子というべき小さな女の子たちのようである。

 

 

 

 

 

高校野球特待生問題

 高校野球といえば、爽やかな甲子園野球を思い浮かべる。

 何が爽やかなのかというと、まだ幼さの残る選手たちが、必死に

全力で戦う姿に感動するのである。

 


 礼に始まり、泣きながらも礼に終わる。 

 負けても声援を送りたくなる。 

 そこに、「スポーツマンシップ」を感じるのではないか。 

 

 ところが、特待生問題で、高校野球の真髄が問われている。

 高校野球連盟憲章 「選手または部員であることを理由として、

学費、生活費その他の金品を受けることができない」という条項

違反の責任を厳しく問われた問題である。

 

 いわゆる「裏金問題」で公式戦出場辞退、野球部解散などの処 

分が予想以上に広がった。

 選手たちにとっては不意打ちであり、動揺も大きかろう。

 今年の夏の甲子園は、総崩れという印象でもある。

 

 

特待生問題の本質はスポーツマンシップにある

 

 高野連憲章の狙いは、三つあるであろう。

 1. 教育的見地からの、文武両道の精神。

 2. スポーツマンシップからの利権抑制。

 3. プロ野球の金権主義的選手争奪戦の抑制。

 

 今回は、簡潔に要点を書く。

 「野球さえうまくなれば、プロ野球で活躍できる」というのでは、偏っ

た人間になる。

 野球だけではない。

 勉強ができなくてもよいという風潮があるのは事実であり、大学

も推薦や特待生として、学力問題を避けているが、これは文武両

道の精神に反している。

 

 スポーツマンは勉強が苦手では困る。

 本来、スポーツマンは、頭が良いはずなのだ。

 そのようなスポーツ文化をめざしてこそ、スポーツ本来の教育効

果を発揮することができる。

 


 スポーツこそは、本来の健全な競争社会のあり方を世に示すべ

 

き使命があるのである。 

 

 スポーツマンシップの本質は、競争のルールとしてのスポーツ

倫理・道徳を意味する。ゆえに教育が必要である。道としてのスポー

ツである。

 武道は、スポーツマンシップの真髄を伝統とする、世界に誇るべ

きスポーツ文化の最高峰である。

 

 利権が絡むと倫理道徳が失われるというのでは、企業倫理も問

うことはできなくなるであろう。

 プロの世界にこそ、倫理・道徳は厳しく問われるべきものである。

 それも教育である。

 

 プロ野球そのもが、拝金主義的選手争奪戦を反省するべきであ

るのだ。

 選手には、容易に買収されるようでは恥ずかしいということを教

育しなければならない。

 それが、スポーツ指導者の責務である。

 

 今回の問題提起は、高野連の憲章を反省すべきと同時に、ス

ポーツの精神である、スポーツマンシップとは何か、また、プロス

ポーツはいかにあるべきかについて、重大な問題提起をしてくれた。

 そのことを、感謝すべきであろう。 

 

    Bafun 

 

 (参考HP)

 http://number.goo.ne.jp/baseball/npb/geppo/20070516-2-1.html

http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070418/shc070418001.htm

 

 

                            

 

   Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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