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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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子育てに終わりは無い…北斗市~函館空港~羽田空港~東京大崎

2008年04月26日 19時50分10秒 | Weblog
「好きで生まれて来た訳でない」不良少年と言われる子供達の多くが口に出す言葉です。
私自身もこんな言葉をほざいた記憶があります。確かに、自分の意思でこの世に生まれた訳ではありません。でも私達はこの世に存在し、存在する限り生きなければなりません。
人生って辛いもの、こんな辛い人生などを勝手につくった親を恨む子供もいるのです。

今朝のNHK連続テレビドラマ「瞳」で、「子育ては終わりの無い旅である」と言う台詞が印象的でした。このドラマは里親制度で他人の子供を預かって育てる奮闘ドラマです。
里親に出される子供達は、両親が亡くなるとか、離婚するとか、刑務所に入るとかなど、様々な環境にいた子供達で、このような子達の全てが心に大きな傷を持っています。

母親のお腹に胎児の存在を知った時から子育てが始まるのでしょう。
十月十日(とつきとおか)しだいに大きくなるお腹をさすりながら出産に備えます。
この期間の母親の心情的な環境も、お腹の赤ちゃんに大きく影響すると言います。
胎児を持った母親の精神衛生面でも周りの人々の気遣いが求められるのでしょう。

子供が誕生してからの育児については、子供を持つ人々が其々の奮闘振りが伺えます。
首のすわらない乳幼児から、動き回り一時も目を話せない幼時期、そしていじめなどの問題のある小学校での集団生活、思春期を迎えて中学、受験戦争の高校、大学、そして就職戦線に繰り出して大人へとなって行きます。この大人になるまでの過程の中で、普通の家庭に育った子供であっても、様々な環境に左右され、悩み苦しむ事もあるのでしょう。

里親に出された子供達の心情がどうであるかを想像できます。ドラマ「瞳」(写真はヒロインの榮倉菜々)で西田敏行の扮する一本木勝太郎は、預かった子供達との生活を自分のライフスタイルにしている様子が解ります。勝太郎や保護補助役の瞳に、預かってやる、育ててやる、などの恩着せがましい気持ちがあったとしたら、即刻、子供達に内面を見られて信頼を失う事でしょう。子供達の心は水晶のように透き通って透明なのですから…

この透明な子供達の心を濁らすのは我々、大人なのでしょう。「子育てに終わりは無い!」と言うのはかなり驕った大人の心情です。実は私達、大人の方が子供達に育てられているのでしょう。将来を担う、この子供達がいるからこそ、私達の大人社会が存在するのです。そのように純粋に思えた時、「好きで生まれて来た訳でない」など言う言葉が消える時です。

今日は、明日、福島県のユーザーさんのイベントに参加のため、東京にやってきました。
明日は「家づくりに終わりは無い!」をコラムにします。
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