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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人はいつまでも未完成…長野~東京~函館空港~北斗市

2008年04月17日 22時42分46秒 | Weblog
学校評議委員の職務の一環で上磯中学校の授業参観に行って来ました。
中学1年の授業、2年の授業、3年の授業を参観しましたが、自分の中学校時代と授業内容が様変わりしておりました。英語の教科など自分の生徒時代は、文法ばかりをやっていたように思え、進学出来ない身の上では全く覚える気力すら起きませんでした。
今日、英語の授業では派遣されている外国人教師とのコラボレーション授業でした。

本場の外国人教師に、英語で話しかけて戴き生徒に応えさせ、先生が解説する授業方法を行なっていました。(写真)ゆっくりした英会話を話す事で何となく意味が解るような気がするものです。まして外国人の美人教師となれば会話を成立させようと懸命になるのでしょう。
とにかく英語が好きになりそうな雰囲気を感じました。

数学の授業では二次方程式がテーマでしたが、当時の自分だったら完全に居眠りを決め込んでいたと思われる内容ですが、今は自分でもついていけそうな気がしてきます。
地理の授業では緯度、経度など内容ですが、思わず授業に入り込んでしまうようです。
人生の大半を過ごして来た身でありながら、全くはじめて受けるな新鮮さを感じてしまいます。

私達人間は、年代とともに失うものがあり、また得るものがありますが、中学の授業がとても新鮮だったのは、既に失ったものを、改めて得たのが要因だと思います。人は皆、常に未完成であり、過ぎ行く時間から学んで行く事が帳尻合わせになりそうな気がします。

今日は、信州長野6時発の一便新幹線で東京に出て、羽田から空路で函館、北斗市に戻り、午後からの中学校授業参観を行い、その後に直ぐに本社、会議室でファース検査員講習の講義に入りました。今回は北海道の北見、釧路、札幌、本州の岩手、新潟、兵庫など広範囲からの受講者が来ておりました。
講習会は、ついさっき見た授業参観のように、講義内容に入り込んで貰う工夫が必要です。

受講者も工務店技術者です。
講習内容は、断熱材の厚さを熱伝導率で割って熱抵抗値を出し、その逆数で熱貫流率を算出します。その部位面積からの熱損失量や隙間や開口部からの放熱量などを計算します。解説している方が迷い込んでしまいますが、これは建主さんが住んでから光熱費や冷暖房のクオリティーとして具現化致します。

講義は受講する方も行う方も、互いに未完成な部分が多く、互いに学びあうのだと言う認識があれば通ずるものだと思います
明日は講習試験がありますが70点以下だと不合格になります。
彼らは今晩、飲み過ぎていなければいいのですが…今週は社内業務に徹します。
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