毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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今日、現在をいかに頑張るか…函館市

2008年04月22日 20時23分40秒 | Weblog
西の山向こうに沈んだ太陽は、明日の朝に間違いなく東の空から昇って来ます。
自然の営みを思うと何とも力強く、そして尊いものです。
入院している病院最上階の部屋の窓から昨日の夕日を、今朝は朝日を見る事が出来ました。
眼下に広がった早朝の駐車場には、1台の車もありませんでした。しかし、8時を過ぎたあたりにはいっぱいになり、担当者が周辺駐車場へと誘導し始めました。

来る人すべてが患っているのではないと思いますが、車椅子に乗って病院に入る人、付添い人に抱えられるように来る人、中には病人とは思えないような人もいます。
外来患者の待合室は、順番を待つ人々で行列を作っておりました。
今日、この病院で私と同じカテーテル検査を行なう人が9名もおりました。

このような大きな病院で医師や看護師さんと一緒に闘病され、病から解放されて元気に社会復帰される人も多くいる事でしょう。また闘病に敗北する人も少なくないと言います。
夕方になって駐車場に停められた車の数がしだいに少なくなって行きます。
自分の病気の経過はどうだったのか…家族や親戚の病は快方に向っているのでしょうか。

病気なんて交通事故のように、いつ何時、どのような形で襲ってくるのかは解りません。
数々の偉業を成し遂げ、多くの人々に敬愛され、まだまだこれからの先行きを期待されながら、急病や事故などであっけなく亡くなってしまう人もおります。
自分の寿命を自分で決める事など出来ません。自分の生まれ持った運命なのでしょうか。

手首から入れられたカテーテルが、血管を選り分けながら進んで心臓を動かす、太い血管に入り、狭窄(きょうさく)している箇所や、昨年に挿入したステントの状況を調べます。その一部始終が目の前にある大きなビジュアル画面に映し出されます。
「福地さん入れたステント、ほら、狭窄率0%」つまり全く詰まっていないと言う事です。
私は明日の退院がその場で決まりましたが、他の8名の患者さんはどうだったのか…

沈んだ太陽は明日また必ず昇ります。しかし、我々に明日、絶対の保証などはありません。
つまり、今日、この時間をいかに充実し、悔いの残らない時間を過ごすかなのでしょう。今日、現在を懸命に頑張る延長線にこそ、素晴らしい明日が待っていそうです。
写真は入院中の部屋前の廊下を撮りました。手首に止血ベルトを嵌められての、何ともぎこちないブログアップでした。明日の午後には本社で仕事をします。
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