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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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見上げれば何処にも空がある…北斗市~函館空港~羽田空港~東京~高崎~前橋

2008年04月15日 22時48分46秒 | Weblog
まだまだ櫻の季節まで期間がある函館から飛行機で1時間、ついた東京、そして群馬は既に葉桜となっていました。今日の日本列島全体は春らしい陽気だったようです。
間もなく厳しかった冬から、春、そして夏へと季節が変わります。ところが南半球では今から秋、そして冬となるのだそうですが不思議な気がするものです。

函館空港から一緒だった青年と機内で話をする機会がありました。彼は東京に本社のある企業のサラリーマンで、南半球のオーストラリアに赴任するのだそうです。その報告に実家のある函館に来ての帰りだそうです。函館空港では見送りに来たお母さんらしい人と名残惜しそうに話をしておりました。そのお母さんらしき人が、チェックゲートの前での最後の言葉が「何時でも何処でも寂しかった空を見なさいよ」…とても印象的でした。

機内で近くに座った彼に聞いたのですが、父親は肺ガンを患っており、今日がおそらく最後の別れだろうと話しておりました。「父の最後を看取ってあげられなくとも、大空に向って念ずる事で必ず思いは伝わるのだ」地球の裏側にも大空があり、その大空には何の界壁も無く、24時間いつも通じているとのだと母親が言ったそうです。息子を遠くへ送り出す母親が、自らの心情に言い聞かしているようにも感じました。誰もが、何時、何処にいても、魂と気を込め、空に向って強く念ずる事が出来るとするならば、意識がきっと伝わるような気も致します。

出合った人とのご縁は、その人が幸せになって欲しいものと自然と思うものです。
羽田で別れた彼、そして一瞬しか見かけなかったのですが、懸命に手を振る彼の母親も、明日、成田から飛ぶと言う母子に、平和で幸せな時期が来る事を念ずにいられませんでした。

写真は今日、群馬県庁32階の展望レストランで、前橋市のファース工務店、山崎建設㈱の社長、山崎弘一さん、そして奥さまの隆子さんと撮りました。
山崎社長は、現在の群馬県庁の庁舎前で大正時代に祖父が創業の工務店を継承した3代目経営者です。叩上げの大工経営者の後を継ぐ困難さを、隆子夫人と協力しながら乗り越えて来たと言います。

どんなに辛い時があったとしても、二人で一緒に大きな空を見上げれば、希望と夢が湧き上がって来たと、二人で見合って話していました。山崎ご夫妻は、ファースユーザーさんにも支えられ、混迷した住宅業界でありながら、堅実な経営をなさっております。

誰の頭の上にも、何時でも何処でも空が在る…函館空港で聞いた言葉をこの前橋で…
明日は長野市に移動します。
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