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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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念ずればこそ通ずるものなり…北斗市

2008年03月24日 18時31分55秒 | Weblog
あちこちの学校で卒業式が行なわれています。学校だけでなく、塾や研修センター、講習会などでもこの年度末に一区切りの節目である修了式を行なうところがあります。
卒業式、修了式は、決して何かが終わったのではなく、ひとつの節目を越え、新しいスタートを意味しているのでしょう。多くの出会いと希望に満ち溢れた入学式や始業式と異なり、関わりのあった多くの人々との別れの時でもあります。

先生や同期生、同級生、部活の仲間達などの想い出が心中を駆け巡り、その関わった人々との離別があるのだと感じた時、思わず涙腺が緩んで涙が頬を走るのでしょう。
何年間も学校を通じて共に過ごした子供達を送り出す先生達は、自分の家族が巣立って行くのと全く同じになると言います。巣立つ子供達の幸福を願わない先生は皆無でしょう。

私達、企業経営者が社員を家族と思うのと同じで、学校経営を行う校長先生や教頭先生は、教師の先生と生徒達を自分の家族と思って接している事でしょう。
家族の皆に病魔や災難に侵される事なく、健康で幸福に過ごして貰いたいと念じています。
子供達との学校生活を振り返ってみると、感情的になって叱ったり、拗ねたり、叩いたり、泣かれたりと、色々な出来事がありました。でも卒業式で旅立つ彼ら彼女らには、今、ひたすら真っ直ぐに、幸福へと向って進んで行って貰いたいと念じているのです。

事の始まりは、思う事、念ずる事、願う事、つまり祈念する事からはじまります。
富士山や朝の陽の出に合掌するのは、一心に無病息災、商売繁盛などを祈念するもので、願う事から自分をも相乗させるために行う事なのだと思います。
住む人の幸せを一心に願いながら家づくりを行う事が出来れば、その家には様々なところに造り手の気遣い、心配りが行き届き、住む人の気持ちに通ずる事でしょう。

写真は、先々週の14日に訪問した愛媛県西条市、石川工務店の社長、石川良一さんの奥様、石川きみ子さんが丹精込めて作り上げた雌千羽鶴です。私の心臓疾患全治と、ファース本部一同の健勝を念じながら、普通の折鶴よりはるかに複雑な雌折鶴を折ってくれたのです。
今日、本部総務部で自分の執務室に入り口前の天井に吊るしました。感謝感激です。
手作りでは、手間を掛ければ掛けるほど真心が入り込むと言いますが、石川工務店さんがつくる全ての家にこのような真心が込められています。

石川工務店さんの作業場は体育館のように大きな建物です。ここには、数十年間に渡り、檜、杉、欅などの銘木が桟積みされて保管されています。石川工務店さんの家づくりは、木材購入時の時点から、真心が込められているのがとてもよく解ります。

今日の北斗市は昨日と異なり、とても肌寒い一日となり夕方から雨が降り出しました。
今日、道東の方では雪の降り出したところもあるそうで、北海道の春間はまだ先です。
明日は、家庭裁判所で調停業務を終えてから、その札幌、道東へと出掛けます。
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