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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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経年変化とは・・・東京~小松~福井

2006年07月21日 22時15分31秒 | Weblog
写真は今日21日、福井県のファース加盟工務店、タカセ工業さまが建築されたファースの家を訪問して撮りました。向かって左が販売代理店の福井立山サッシ販売㈱社長の鍋本滋さん、右奥がタカセ工業、社長の高瀬信和さん、専務の高瀬義治さんです。3人とも本当に、穏やかなお人柄の経営者さんです。
4人で新築間もない、ファースの家の居間にお邪魔致しました。

このファースの家は、本宅に付属した新婚夫婦の新宅として建築し、出来上がったばかりの家ですが、この後、駆けつけてくれたこの家のオーナーさんの若い奥様に家の経年変化について説明させて戴きました。家も物の一種であり、新築住宅も歳月を重ねるごとに様々な部材が少しずつ性能に変化をもたらします。

外部に面する部材は、風雨に曝されると少しずつ劣化現象が起きます。特に紫外線による性能劣化は著しいものがあります。木材などは数年で変色し、年輪の柔らかい部分が紫外線に侵されてボロボロに痛む場合があり、どんなに立派な木材を使用しても定期的に適切な手入れが必要になるものです。

内部においても使用頻度においては、然るべきメンテナンスを行なう必要があります。
日本の家屋の平均寿命は30年と言われますが、新築に相当する大規模改修が必要になる期間が30年と言う事です。新築に相当するなら取り壊して建て替えてしまう事から、平均寿命が30年になってしまいます。取り壊す事無く、簡単なメンテナンスさえ行なえば永続的に寿命を保つための基本性能が求められます。ファースの家は、適切なメンテナンスを行なえば、90年は大丈夫と言う「次世代高耐久性能住宅」の認定を取得しています。

この後、ちょうど8年前に建築した福井市内の「ファースの家」の青木さまのお宅を訪ねました。当時、1歳だったお嬢さんが9歳となり、更に妹さんも生まれ、綺麗な奥さまと二人のお嬢さんが楽しそうに生活しておられました。8年経ったファースの家ですが、ご主人がしっかりと光熱費などをメモリーしており、夏冬と全室を快適気温と適切湿度をキープしながら、新築時と全く変わらない光熱費に満足されておられました。

何よりも8年経っても人間関係の経年劣化がなく、8年前と変わらない笑顔で迎えて戴いた事がとても感激でした。家は構成する部材に対する適切なメンテナンスで経年変化を軽減する事が可能です。しかし、人間関係の経年変化を起こさないのは、常に分かち合える心の触れ合いが求められるのでしょう。青木さんご一家の幸福そうな笑顔に出会い、高瀬社長さん専務さんと鍋本社長さんとともに心安らぐひとときを過させて戴きました。

本州は梅雨の間最中ですが、今日は断続的な雨が降っておりましたが気温が低く、過し易い一日でした。出張二日目は、ここ福井市内のホテルです。
今日もお気の毒なユーザーさんから相談メールが来ております・・・

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