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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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夏場対策を…東京~函館~北斗市

2006年07月13日 23時23分43秒 | Weblog
写真はファース検査委員講習会の後の懇親会で撮りました。
ファース工法は弊社、福地建装が取得した7種類の認定、評定、承認資格を弊社と同等の技術力がある事を前提に、全国の加盟店に、その行使を許可しております。そのためファース加盟工務店は1社に1名以上のFAS検査委員が必要で、定期的にこの講習会と講習試験を行なっております。

今日は北見、札幌の北海道、青森県、長野県、群馬県、岐阜県、静岡県、福井県、広島県、鳥取県、宮崎県、鹿児島県の日本全国からファース本部のある、北斗市に集合しました。今日、学科講習で明日は実地講習と試験もあります。
本講習に送り出してくれた会社さん…全員、真面目に講習を受けていますよ…

今日は東京から移動してきましたが北海道も今年の最高気温を記録しました。
夏場に気を付ける事は室内に日射熱を取り込んで、内装部材や構造体に熱を溜めないようにしなければなりません。夏期間の日射時には、家の南側壁の温度が60℃にもなり、その反射熱で周辺気温が50℃以上にもなり北側と20℃近い温度差が起きる場合があります。
このような時は、家屋内の間仕切りを閉めたままにしておきますと、南側の部屋の温度が45℃を越える時もあります。

対応策としては、窓から日射熱を入れないようにカーテンなどで遮熱する方法があります。出来れば窓ガラスに張り付ける遮蔽シートが効果的です。また、出掛ける時には間仕切りのドアや引き戸、ふすまなどを全部開け放しておきますと、自然に暑い熱が南から北へ流れて少しずつ放出されます。

床下の通気も家の暑さ対策に大きな影響を与えます。夏期間において、床下通気を完全になされるよう気遣いを行なうべきですが、床下換気口がゴミで詰まっていたり、箱や犬小屋など塞がっている場面を多くに目に致します。床下の通気は暑さ対策ばかりでなく、家の寿命に大きく関係しますので常に注意をはらう必要があります。

床下の北側から南側に積極的な通気を行う事で家屋内がかなり涼しくなります。
夏場の床下換気は、多湿の空気を取り込んで床下地盤で冷やされて結露を起こす、などと言う指摘があります。しかし、1ケ月の単位では、通気させた方がさせないより様々な面で効果的です。今一度、床下の状況を点検してみてください。

今夜は函館松風町の居酒屋で懇親会を行ないましたが、飲み過ぎれば今日の受講で覚えた事が吹っ飛んでしまうのでは?…試験は70点以下で不合格になります。いつも何人かいるんです。明日のブログでは全員、合格になったと伝えたいのですが…大丈夫かな…
ファースの家
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