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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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講演は3分間スピーチのリピートで…北斗市

2006年07月14日 23時59分21秒 | Weblog
今日は検査員講習の試験がありました。熱貫流率などを算出する難しい問題などがでましたが、23名全員が合格しました。
本当に一安心…全員が笑顔で全国各地に戻って行きました。

写真は久々に訪れた大沼のファースの家のゲストハウスです。二階から撮りましたが、吹き抜けに飛び出した広葉樹がとても大きくなりました。
このゲストハウスには遮音室があり、ここで時々3分間スピーチの練習を行ないます。

結婚式の挨拶などでは、どんなに中身の篭ったスピーチでも、3分間を越えればその評価がしだいに低下して4分を過ぎれば減点対象になると言います。
基本的に時間指定やテーマを設けないスピーチは3分間が原則と考えるべきです。
また、3分間あればその場に合ったスピーチ内容を凝縮できるものです。

人前で話をする事を最初から得意とした人は存在しないと思われます。
私も当初は対象者が居眠りをしたり、私語を始めたり、講演後のアンケートに「時間を無駄にした」などの記載を見て、自信を喪失した事が何度もあります。
どんなに中身のある講話であっても聞く人に吸収して戴くには、順序だてて話を組み立てる必要があるのです。講演は3分間スピーチのリピートとなります。

人が集中して聴ける時間は3分間と言います。この3分間で話を一区切りしてまとめながら、次ぎ次と話を繋ぎ重ねて行きます。15分間のスピーチなら3分間の区切りを5回重ねます。講話は話が横道に逸れないように箇条書きのレジメをつくります。
1時間の講演なら標題に添った内容を順序だて、10項目くらいの小見出しをつくり、この小見出しを6分間、つまり3分間のまとめを2回6分、ちょうど1時間になります。

話の慣れた人は標題と異なる内容で横道に逸れ、時事放談などを話題にする事があります。スピーチにその日のニュースなどを取り混ぜるのはとても新鮮味があるものですが、横道に逸れても、その横道が講演テーマに関連付けられて本題に繋がらなければなりません。
また、終了時間が約束時間を過ぎる事も主催者や聴取者に多大な迷惑をかけるものです。まして横道の逸れたまま本題のまとめでタイムオーバーになるなどはタブーなのです。

私は年に100回以上も講演を行いますが毎日、多くの技術や情報をインプットしなければ講話内容が直ぐに陳腐化するものです。このブログを書く事を意識する事で、常に新鮮な情報を得る視点が自ずと出来るようになるものです。ブログを書くのは誰のためでもなく、自分のためなのですよね。
今夜も遅くなりましたが自分自身のためにブログを書きます…
ファースの家

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