風のたより

つれづれに

              ~~~ 天生県立自然公園の秋を訪ねて ① ~~~

2018-12-13 | 天生湿原を訪ねて



今年の秋、PCの修理に1か月近くかかり、その間撮った写真(一眼撮影)はPCへの取り込みができず、
ずっとカメラの中に入ったままでしたが、今回、天生湿原の秋を訪ねた写真を遅ればせながら
アップすることにしました。

天生湿原は、正式名称は天生県立自然公園、山の好きな0さんの案内で10月半ば訪ねました。





天生県立自然公園は、岐阜県北部の白川村と飛騨河合町の境にある天生峠を中心に広がる高層湿原です。

近くの関インターより東海北陸自動車道を走り、白川インターより国道360号線を経て天生県立
自然公園へ。

行く途中の国道360号線沿いに見えたこの滝は、「天生の中滝」と言い落差は20mもあるとか。





数日前の天気予報では晴天と出ていましたが、この日は朝からあいにくの曇り空で、
山あいにはまだ深い霧がかかっていました。





目的地の天生県立自然公園はもうすぐですが、まだ霧の流れが続きます。





やっと目的地に着いた頃には、霧の流れもしだいに薄くなりきれいに色づいた木々の葉が
見え始めました。





落ち葉で敷き詰められたこの階段を登って,いよいよここから紅葉の始まった天生湿原の
山歩きが始まります。





上を見上げると、、、大きな木がお出迎え。





今回のコースは、登山口から湿原散策路を進み、カラ谷分岐からカラ谷原生林を抜けて
カツラの巨木群で有名なカツラ門までということになりました。





空はまだどんよりとした曇り空ですが、雲の流れの合間に紅葉に染まった山々が
きれぎれに見えてきました。





更に森の中を歩いて行くと、木々の鮮やかな黄色が目立つ明るい場所に出ました。





下から眺める木々の紅葉も綺麗です。





更に山道を登って~~~





赤茶色に色づいたこの葉は、、、遠目にも鮮やかです。





やっとこの辺りから湿原に入ってきたようです。





ここまでくると山はもうすっかり紅葉が始まっていることが分かります。

ただ天生県立自然公園の紅葉は周りを見回しても鮮やかというより、その色合いはやさしく
そして柔らかな色合いの紅葉です。

この柔らかな色合いの紅葉は、今までにあまり見なかったような、、、、

私達は紅葉を愛でながら、さらに先を目指し進んで行きました。


               ~~~  日本三景「天の橋立」  ~~~

2018-12-09 | 若狭への旅



若狭の旅の続きです。

車は京都府北部、日本海の宮津湾にある「天の橋立」までやってきました。

ここからは文殊山山頂にある天橋立ビューランドまで登ることに~~~

下の駅からはリフトかモノレールかのどちらかで上がることができますが、今回娘の希望もあり
往復ともリフトを利用することになりました。

先ずは周りの風景を眺めながら山頂を目ざします。

周りの風景も見えて写真を撮るには絶好の条件です。

今回も母娘ともども写真はすべてスマホ撮影でした。





約6分後山頂駅に到着し、ここからは階段をさらに上がり上を目ざします。

階段を上がるごとに眼下に天橋立の風景が広がっていきます。





”おー、これが一度見たかった天橋立!!”

ちょっと曇り空でしたが、眼下に広がる風景に感激でした。

なにしろこの天橋立は、秋の宮島、陸奥の松島と並ぶ日本三景の一つです。

以前秋の宮島へは何度か行っているので、今回この天橋立を見ると日本三景の二つを
見ることになりました。

残念なことに陸奥の松島はまだ,,,いつか行きたいと思います。





この看板の横には、ここからの有名な股覗きの台がいくつかあり、我々母娘も思い切って
股覗きやってみました。(笑)

たしかに逆さに見ると、、、、大きな龍が天に昇って行くように見えますね。





脇には龍が昇っていくこんなポールも…

ここはまさに天橋立の絶好のビューポイントです。





ビューランド内に設置された高架橋からは、丹後半島の眺めを十分楽しみました。

山頂からは天橋立も更にくっきりと、、、





十分ビユーランドでの観光を楽しんだ後は、再びリフトに乗って下の駅へ、、、

登ってきた時とは違い,眼下に天の橋立が見えています。





帰りのリフトから見える天橋立をゆっくりと観賞できたのは、とっても良かったです。





ちょっと遅めの昼食は、近くのお食事処で鯛茶づけを頂きました。

新鮮な鯛の甘みのある茶づけと甘えび、どちらも美味しく頂きました。





食事の後は上から見えた松原が見たいと周辺を歩くことに、、、、

先ずは立派な松の植え込みのある「文殊堂」ともよばれる知恩寺へ。





この立派な山門は黄金閣と呼ばれ、丹後地方では最大の山門で、宮津市の指定文化財に
登録されているものとか。





この山門をくぐって境内に、、、、

この知恩寺はご本尊が文殊菩薩様。

奈良の安倍文珠院、山形の大聖寺と並ぶ三大文殊の一つとか。

「三人寄れば文殊の知恵」のあの文殊様ですね。





境内の松に下がった扇形のこれは??

おみくじでした。

扇型のおみくじは初めて見ました。





知恩寺から抜けて松原の方へ~~~

橋を渡った先には、こんな小島がありました。





松原を歩く頃には青空も広がり、まさに日本の白砂青松の原風景を見るようで
山頂からの風景とはまた違った天橋立を見ることができました。


           ~~~  キキ、リードをつけて久しぶりにお庭に ~~~

2018-12-05 | 



季節はづれの暖かさにつられ、約一か月ぶりにリードをつけてキキをお庭に出しました。

このジジ探しの一か月間は、お部屋にばかりいたキキです。

久しぶりに庭に出たキキは、ちょっと戸惑ったように庭を眺めています。

いつの間にか庭の木々も赤や黄色に色づき紅葉真っ盛り、かなり落ち葉を増えて
今日は庭掃除です。





最近キキの食欲にも変化が出てきて、あんなに食欲旺盛だったのにカリカリを残すようになったり
食べなかったり、、、

ちょっと心配になり猫の大好きなチャオ〇ールをあげたり、猫草をあげたりしていますが
キキにとってってもジジのいないことは大きな心の変化なのだろうと思います。





でも今日は食欲も戻り,いぜん爪とぎをしていた木に登りガリガリガリ、、、

空を飛ぶ鳥に一瞬驚いて、、、

久しぶりの外は周りが気になるようで、、





庭の満天星つつじが真っ赤です。

久しぶりの庭歩きでしたが、以前のように元気よく走ることもなく、一所に佇んで、、、





キキは晩秋の空を見上げながら、何を思っていたのでしょうか???





一歩きした後は、ゲージに戻り暖かな秋の日を浴びながら庭掃除をする飼い主を
眺めていました。


             ~~~  若狭富士が目の前のお宿へ ~~~

2018-12-03 | 若狭への旅



ジジ探しで過ぎた11月もあっという間に終わり、気が付けばもう12月。

我が家の近くの合戸池周辺の風景も、いつしか紅葉も真っ盛りとなり
湖面に映る景色に思わず足を止めて、、、、

話は一月も前に戻りますが、娘の帰郷に合わせ出かけた若狭の旅の思い出を、、、

今回もマイカーで、そして運転は娘任せの上、あえて高速には乗らず下道を走る
気ままな旅でした。





途中の道で出会った関ケ原の古戦場跡。

小雨の降る寒い日でしたが、ちょっと立ち寄って周りの広い風景を、、、

戦国時代の1600年、徳川家康率いる東軍と、石田三成を中心とする西軍が戦った
古戦場、、、、佇んでいるとどこからか戦いの声が聞こえてきそうです。





そのあと車は福井県の敦賀市に入り、日本三大鳥居で有名な気比神社へ。

ここは以前にバスツアーで来た所でした。





続いて福井県敦賀市の景勝地、気比の松原へ、、、

佐賀県唐津市にある虹の松原、静岡県静岡市になる三保の松原に並ぶ三大松原の一つとか。





車はやがて若狭湾国定公園のほぼ中央に位置する若狭鯉川シーサイドパークの海浜浴場に
やってきました。

今年の夏もきっと多くの人々でにぎわったであろう海水浴場ですが、今は人の影もなく
ベンチで一休みしている我々親子だけ、、、






遠くに目をやると、、、、あれ??富士山にそっくりの山が見えます。

どうやらあの山が若狭湾に聳える若狭富士のようです。

今夜のお宿は、その近くとか、もうすぐです。





かつて国民宿舎だったお宿は、若狭富士が目の前に見える絶好な場所にありました。

このお宿の一番の売りは、、、なんといってもこの大浴場から眺められる若狭富士です。





ゆったりとお風呂を楽しんだ後の夕食は楽しみの一つでしたが、高浜港で揚がった日本海の
新鮮な海の幸がいっぱいのお夕食は期待にたがわぬ美味しさでした。

特に鯛の甘辛煮、目玉の周りが一番コラーゲンが多いとか、美味しく頂きました。





寝る前にもう一度ゆったりと湯船に入り、翌朝もまた、、、

朝食の前にお宿の周りを散策、城山公園に続く芝生公園が広がっています。

湾の向こうに真っ赤な朝焼けが、、、





近くの城山公園に登ってみると、、、若狭湾の向こうに朝焼けに染まる若狭富士の姿が!!

こんな光景に巡り合えたのも”朝起きは三文の徳”ということでしょうか。





更に山の反対側に回って~~~

こちら側には、荒々しい日本海の海の光景が広がっていました。





朝の散歩の後の朝食です。

朝食にして品数が多いですが、一歩きの後でもあり母娘は全部美味しく頂きました。(笑)





お宿の前にはこんな奇岩が、、、明鏡洞は風情があります。


この明鏡洞は「八穴の奇勝」と呼ばれる八つの自然洞穴の一つで、洞穴は小舟がやっと
通り抜けられるほどのものとか。





洞穴の向こうには水平線が、、、

潮が引くと穴の近くまで歩いて行けるとか。

ここからの夕景もいいでしょうね。





この風景を眺めた後は、京都府北部にある天の橋立に向けて車を進めました。