風のたより

つれづれに

      彼岸花いろいろ

2011-09-24 | 季節の草花



            “暑さ寒さも彼岸まで“と言いますが、台風15号が去った辺りから急に気温が下がり
            朝晩はぐっと肌寒くなってきました。
            ほんと、昔の人の言い伝えの確かさには、びっくりしますね。





            このお彼岸の花と言えば、やっぱりこの真っ赤な彼岸花ですね。
            台風の前に環境楽園で撮った真っ赤な彼岸花は、長い脚をすっくと立てて、、、、、





            この彼岸花、花と葉は同時には出ないのですね。
            花のある時には葉がなく、葉が出る時には花がない、、、
            なんだかちょっと不思議な気がしますが、、、、





            不思議と言えば、こんな白い彼岸花を見かけました。
            こんな白い彼岸花を見るのは初めてですが、周りを見ると、、、、





            白のほかにも、ほんのりと黄色がかったものや、、、





            こんなピンクがかったものや、、、





            さらには、こんなオレンジ色のものまでありました。
            今までに、こんないろんな色の彼岸花を見たことはありません。

            後で調べると、これらは本来の真っ赤な彼岸花にショウキズイセン(鍾馗水仙)
            の交配種から生まれたもので、その交配の過程で白いものは、シロバナマンジュシャゲ
            (白花曼珠沙華)といい、黄色やピンクもその仲間らしいです。

            最近の彼岸花は真っ赤なものばかりでなく、こんな色もあるんですね。
            ずいぶんカラフルになりました。





            昨日、この地方の彼岸花の群生地として知られる、津屋川の彼岸花を見に行きましたが、
            今年は今回の台風15号の影響か、花はすっかり痛み、期待した景観は望めませんでした。





            時期は丁度いいのに、とっても残念でした。
            やっぱりその花の時期に綺麗な花を見るというのは、いろんな条件が揃わないと無理なんですね。
            来年こそ、津屋川の土手の両側に咲き誇る真っ赤な彼岸花の群生を見たいなと思います。