風のたより

つれづれに

     睡蓮の浮島

2008-06-22 | 季節の草花
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画像はマウスオンです。

  この地方の連日続いた梅雨の晴れ間も終わり、いつしか梅雨に逆戻り。
  今朝もどんよりとした曇り空からシトシトと雨が、、、。

  昨日久しぶりに近くを散策すると、池の端に浮かぶ睡蓮の花の浮島が、、、
  池の端を回って近づいてみると‏、黄色い睡蓮の花がいっぱい浮かんでいます。

  毎年この時期になるとこの池の淵に咲く睡蓮の花は、木々の間に間に見え隠
  れしています。
  さらに近づくと、今年も綺麗な黄色と濃いピンクの花を付け、静かに浮かんで
  いるのが見えました。


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画像はマウスオンです。

  この睡蓮の花の浮島を見るたびに、“モネの睡蓮”を思い浮かべます。
  晩年好んで睡蓮の花を描いたというモネの絵を一度名古屋で開催された
  “モネ展”で見たことがありました。

  ジベルニーの庭に太鼓橋を作り、池に大好きな睡蓮を浮かべたモネも同じ
  ようにこんな睡蓮を見ていたのでしょうね。

  写真を撮ろうと近づいていくと池の淵にもうすでに先客が、、、、
  ここに睡蓮が咲いていることを知り、わざわざ撮りに見えたとのこと。
  重そうな望遠レンズを三脚につけて撮影されていました。


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画像はマウスオンです。

  睡蓮の花は池の淵からちょっと離れた所に咲いていて近づく事が出来ない
  のが残念でした。
  それでも何とかコンデジの望遠でそれなりに、、、、

  先客のこの女性の方とはこの後しばしカメラや写真談義になりました。
  伺うとフィルムカメラをもう15年もやられていて、お仲間で年に数回撮影
  旅行に出かけられるのだそうです。

  撮るものによっては旅先で早朝3時起きされることもしばしばとのこと。
  お話を聞いただけで、朝に弱い私にはとっても無理なお話です。
  “初めは市の講座だったんですよ”とのことでしたが、、、、
  今ではフィルムカメラからデジタル一眼に変わる方がほとんどとか。


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画像はマウスオンです。


  レンズもいろいろあり望遠レンズやマクロレンズも明るさによって重さも値段
  も重たくなるようで、知らないことばかりのお話にますますコンデジの便利さを
  実感しましたが、やっぱり大画面にすると違いは一目瞭然なんでしょうね。

  曇り空のはずが睡蓮の浮島を撮ると光の反射かなんだか白っぽく、、、??
  “それにはこれを使うといいですよ”と貸して下さったのがPLフィルターでした。
  “うわー、全然違います!!”思わず声を上げたほど、、、
  やっぱり違いますね。

  お話を伺って思いがけず一眼の勉強をさせて頂きました。
  ご親切なUさん、本当にありがとうございました。
  またどこかでお会いしたいですね。