Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

分限相応と借金をする人

2013年02月20日 | 日記
言葉に分限相応(ぶんげんそうおう)と言うのが有る。
今を生きる人には馴染みが少ないかも知れない。

分かりやすく言えば、自分の身の程をわきまえるとでも言いますかね。
当然この様な事を言うと、そうスカンを食う様な気がします。
いつの頃から言われているのかは分からないが
いずれにしろ、身分制度の有ったころでは無いでしょうか。

一見、抑圧的な差別した言葉のようだが、私はその様には受け取っていません
なぜなら、事家計に関する事で「入るを図って、出を制す」と言うのが有る
これは、毎月の収入を考えて計画的に使いなさいとと言う事で
そうすると、計画性の無い行き当たりばったりでお金を使っていると
お金が足りなくなりますよと言う事だ。

当たり前の話だが、収入に見合った生活をしていれば、余程の出費が無い限りは
食べていけると思う。
ここで言いたいのは「分限相応」の生活は的を得た言い分だ。
立ち振る舞いもそうだ、幾ら虚勢を張った所で化けの皮ははがれてしまう。

今の世はカードが打ち出の小槌のような時代で、確かに便利である
だからゆえに、使い過ぎても借りれば良いと言う感覚に陥ってしまう
借りたものは、返さなければ成らない
ごく当たり前の事、返す目処を付けて借りる、これが鉄則
人の褌で相撲を取ろうなんてとんでもない。

借金を申し込む人の共通項は
借りたら返すという事に責任感が無いし、お金にだらしが無い
借りてしまえば自分のものとして、始めから人を騙そうとする者もいる
返金を求めると、逆切れをする
ひどい者は、返す気持ちが無い、貸してくれはお金をくれに通じる
人から人へ借金をして回る

いずれにしろ、お金を貸す時は、貸した金は上げる気持ちで。
友達関係を解消する積りで貸す。
有る時払いで、請求はしない。
身の危険を感じたら離れた方が良い、貸した金に未練を残さない。
お金を貸してくれと頼まれた時は、きっぱりと断りその人と離れた方が良い。
この様な心がけに成ればおかねを貸しても後悔はしないでしょうね。

草枕の中の一説に
「知に働けば角が立ち、情に棹をさせば流される、とかくこの世は住みにくい」



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 部屋の片づけを考える | トップ | 求肥と言う名の和菓子 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (shin223)
2013-02-21 22:53:57
僕は少ない金額でもお金の貸し借りは絶対にしません。
ローンも嫌い。
車を買うときはいつも現金一括です。
今の車は少しローンを組みましたが
出来ればすぐにでも完済したい。
なんか落ち着かないんですよね。
返信する
お~い、雲 (megumimaru)
2013-02-22 15:29:06
情に掉さす竿もなし。ただただ流れる雲のごとく浮かびたる。
今日の雲はどんより薄曇り、流れ術を知らず。
返信する
それが良いです (ezekiel1)
2013-02-22 17:56:28
shinさんは、ご両親に正しい教えを頂きましたね。
ローン等は正しく使う事が出来る人達の為の
手段ですね。
正しく理解していない人は利用する資格は無いと思います。
私もshinさんと同様に分割は嫌いです
なにか心に引っ掛かるものが取れません。

流石に家を建てる時は公庫から借りましたが、50歳の頃完済しました。
貸金は経験上のものです。
情に流されて貸してしまったばかりに
貸しての私が酷い目に遭いました。
大金を戻してもらえず、家庭内も嫁さんとの中も永く不仲に成り、修復に大変な苦労をしました。
苦い思い出です。
返信する
こんばんは (ezekiel1)
2013-02-22 18:00:21
情に棹をさしたばっかりに
大変な目に遭いました。

やはり困って頼まれると断りきれない
お人好しの性格が災いしました。

返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事