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自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

テクトロ2445B修理(個人使用程度)

2017年10月19日 | 日記

以前日記に表記の件に付き書き込んだが、修理が完了せず其のままに成っていた。
Programmerをaitendoから買ったので引き続き修理を始めた。
再開した一番の原因はcalibration-errが出始めた為だ。
2445Bの基本電圧や測定誤差のcalibration値の殆どがNV-RAM(メモリー)に収められている、バックアップ電池が規定値以下に成るとデーターを保護する為に書き込みが出来なくする様にも成っているそうです。
NV-RAMのバックアップ電池の寿命は粗10年位らしい、しかも電池はメモリーの製造時から減って行くのでいつ作られたのかがキーポインと成る。
さらに下がると無茶苦茶なデーターに成ってしまう可能性も有る様だ。
自分の2445Bはどっかの工場で使っていたものの耐用年数が過ぎた為に廃却に成った物の様です。
自分は修理の為にもう一台を予備兼、部品取りの為に持っているので、このNV-RAMはまだ生きて居るので、このデーターを、壊れた別の2445BにProgrammerでコピーし移し替えた。
勿論バックアップ電池は切れているので、内容は
全て「FF」でした。
そこでCR2032をバックアップ電池として繋ぎ
データーの内容も保存され、その役目を果たし
2445B(オシロスコープ)は一通り動作するように成りました。
しかしこのコピーした値は別の同機種の物なので
実際は測定誤差が出ると思いますが
個人で使う分は別に問題は有りません。

因みに、テクトロに校正を依頼すると、かなり高額な費用が請求される様ですし、自分で行うにはトレサビリティ-に基づいた測定器や負荷装置などが必要で、個人的には現実的では有りません。

私が行った対処法の詳細はサイトで紹介されていますので、どうにも成らない時に試されてください。
このNV-RAMはバックアップ用のICを内蔵していて、電圧を常時監視しています、と言うわけで
NV-RAMの電源端子に電池を繋いだ場合どうなるかは、多分電池の3Vから通電状態で他に繋がっている電源ラインを通して消費されるので、電池の消耗が早いでしょう又通電状態なのでソケットの取り外しなどしたらT回路内の他のICが壊れるかもしれません、それ以上は私には分かりません。

改造に失敗されて、私に問い合わせをされても
技術不足でお力には成れません。
慎重に試してください。










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