坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

抑圧された魂の反動

2006年12月16日 | 坊主の家計簿
 12月16日

 雑費  缶コーヒー          120円
 外食  茶粥きんぴらかき揚げ     347円
 食類  餃子             200円
     れんこん薄切り2       116円
     味噌汁の具5         390円
     こんにゃく3         114円
     昆布巻き            97円
     発泡酒            175円
     焼きシャケ          100円
     海のサラダ           50円
     豚ミンチ           254円
     サッポロ一番味噌3      177円
     サッポロ一番塩3       117円
     バナナ             90円
     うどん玉            18円
     白菜              98円
     大根              98円

 合計                2624円
 12月累計            57529円

 坊さんは黒衣の下には白衣を着ている。で、法事等で白衣になって着替える事もある。よって、色パン、柄パンでは白衣から透けて見えてしまう可能性がある。
 よって坊さんパンツは純白でっせ。
 で、この白のトランクスがなかなか売ってなくて、いや、グンゼでもあるのだが、結構大きなスーパーとかに行かないと売ってないのだ。。。で、私はチャリなら20分ぐらいで行ける大きなスーパーで買っているのだが、最近寒くてねんな。。。
 っちゅう事で、パンツのゴム交換。今日はゆるゆるだった6枚。
 んが、この前に買ったパンツのゴムの幅が狭かったのか、「今履いてるパンツも治しとこ」と治したのはエエのだが、非常な不快感がやな。。。
 
 と、パンツを履き替える。

 いや、パンツのゴムなんて知らんかったので、パンツのゴム売ってる所に行って『男性パンツ』とか書いてあったのを選んで来たのだが、いざ、交換にかかると出て来たゴムが結構幅広で、「まあ、ええか」で修理してたのだが、履くとやっぱりゴム幅が細くなった分だけ違和感が凄くあってイヤ。
 よって、近日中に幅広ゴムでやり直しやな、これは。まあ、まだまだ枚数はあるし、今度や、今度。


 昨日はある人と飲み。話してる中で色々刺激もあり、楽しかったのだが、その中で「反動の反動」というのを云ってはってすかさず同意した。

 太田龍と云う人がいる。先日買った『日本の右翼と左翼』にも載ってるぐらいの『元左翼の大物』。
 私が18ぐらいの時に、太田龍がエコロジーに関わって居た時に動物実験反対か何かの集会のゲストで来られてた。
 その後にユダヤ・フリーメーソンの陰謀等の本でも有名になってしまってやな、これが。。。
 まあ、「解りやすい」と云えば「解りやすい」。
 「国家の陰謀だ!」
 「公安の陰謀だ!」
 が、変わっただけやしなぁ。。。
 左翼系の、特に『過激』と呼ばれる人達は、結構、そういう陰謀っちゅうか、妄想っちゅうか、好きやしなぁ。。。今なら笑える話なんだが。。。

 武力闘争でも、結局、大した武力はない。ライフルで、自衛隊に勝てるわけがない。自家製ロケット砲で自衛隊に勝てるわけがない。それはある意味、竹槍で米軍と戦おうとしていたのと同じ気がするのだが。。。
 同時に、刑務所の中で反省しているらしいが、東アジア反日武装戦線のテロも『殺人』やろ。革命という『正義』の為とは云え。

 のちに『反動』が来た。
 その反動をさらに拡大したのが特にネット右翼なのか?

 最近、2ちゃんねるをマメに観てる。まあ、ネットを開く時間が限定されているのだが、幾つかのスレッドを注意深く読んでいる。
 論理性、っちゅうか、読み込みが足らん、っちゅうか、「お前等、どうでもエエねんやろ!」やな。その場しのぎ。その場で騒いでいるだけ。
 2ちゃんの反動は『管理』だろう。管理に対する反動が2ちゃんであったのかも知れないが、結局、『管理されたよゐこの息抜き』にしかなっていない感じが、幾つかのスレッドに対して感じる。当然、膨大な他のスレッドは知らない。
 だが、『名無し』で象徴される様に『個人』がない。

 昨日一緒に飲んでた人が云う意味での「反動の反動」は市民運動的なものの復活でもあった。まあ、市民運動もよく解らんように成っている現状があるが。。。まあ、いわゆる『左翼的』なもの。
 当然、左翼も変わる。
 森達也氏が「私はマルクスを読んだ事はありません。ですが私ですら左翼と呼ばれます」と語って居られたが、まあ、そんな様なものだろう。
 しっかりとした『個人』としての立脚点からの発言が『左翼的』と呼ばれる。森達也氏なら、オウムの内側に入り込む。境界線を『個人』という一点で打破する。まあ、森達也氏は森達也氏なんだし、あくまでも個人として動けばエエわけであって、言語突破でんな。
 
 当然『森達也氏』をカリスマにしてしまったら、そこで個人は死ぬ終わる。

 「ロックは死んだ」とジョンライドンは云った。
 当然、死んでなんかいやしない。ただ、ロック=ロックンロールは「止まったら死ぬ」んだ。
 それは『働き』であって、決して固定化された言葉ではない。活き活きとした『出会った言葉』は働き続ける。

 『民主主義』と云う、たまに岩波文庫に土下座したくなる言葉。これが『当たり前』に成っている。当たり前になって、本来の精神が『当たり前』になる事によって死に、ワケが解らんようになっている。
 当然、そんなものは本来ではない。本来でないものが永遠に続くとは思えない。
 鎮護国家の仏教に堕落した中から法然・親鸞という本来的な意味合いでの『反動』が出て来たように、個人として生きながら、個人を無視する、幻想の奴隷化する現在の『反動』が長く続くとは思えないし、それが私個人としての『仕事」だな。

 当然、それは一直線に被差別者に通じる。
 結局、幻想としての国家等の『公』が先に立つならば、そのしわ寄せは『小さくされたもの』に来る。
 『小さくされた私個人の気持ち』
 『観たくない、見つめたくない心の醜い部分』
 等々。
 だから、綺麗な部分ばかり観たくなるんだよ。

 そして、それは『僧侶の聖者化』にも繋がり、「仏教徒のくせして、お参りばかりして何もしないヤツ」になり、「この様な有意義な社会的問題に関して参加する僧侶が少ない」になる。エリート意識になる。また、(様々な意味での)エリート奴隷になる。

鎮護国家

2006年12月15日 | 坊主の家計簿
 12月15日

 雑費   缶ココア           120円
      コピー            540円
 昼飯   茶粥きんぴらかき揚げオデン  453円
 飲み代  ドグラ・マグラ       1500円

 合計                 2613円
 12月累計             54905円

 ど!眠い。。。

 ものげーっつー当たり前な話なんだが、確か、『民主主義』とやらは、全体主義に反する言葉ではなかったのか?
 つまり『国家』等の概念よりも先に『個人』を尊重する概念から発する事ではなかったのか?
 それが何時の間にか『平和ボケ』、いや『民主主義ボケ』して、『全体主義を肯定する為の民主主義』に堕落した。こういうのを『言葉遊び』と云う。戯言とも云う。
 そこには『解放』もクソもなく、ただの現実肯定のみ。当初の精神の堕落。
 まあ、『教え』がない。『願い』もない。現実肯定のみ。

 で、『現実』で苦しんで居る人を民主主義という言葉遊びになった全体主義で排除する事を肯定する。
 どこが民主主義やねん。。。

関根勉と釜ヶ崎

2006年12月14日 | 坊主の家計簿
 12月14日

 雑費  缶コーヒー         120円
 食類  鶏肉            200円

 合計                320円
 12月累計           52292円

 「僕はアル中ではない。。。」
 「僕はアル中ではない。。。」
 「僕はアル中ではない。。。」
 心傷ついた僕は、仕事が終わってメシ喰って速攻布団に潜り込んだ。
 「キライだ!現実なんて大キライだ!!!」
 と、
 ♪夢の中へ、夢の中へ、
 誘われるがまま夢の中へ。
 何故だか関根勉と釜ヶ崎を歩く、というワケの分からん夢。
 深夜に一度トイレの為に起きて悩む。
 「う~ん。。。このまま関根勉の夢を見続けるのと、現実とどっちがいいのだろうか。。。」
 しかし、トイレが終わると何も考えずに布団の中へ。5秒経たない間に再び爆睡。

 っちゅう事で、爆睡で終わった一日。

毎度のBARドグラ・マグラ

2006年12月13日 | 坊主の家計簿
 12月13日

 雑費  ココア            90円
     裁縫道具          420円
     学習会参加費        500円
 外食  ゲソうどん中        336円
 飲み代 ドグラ・マグラ      3200円

 合計               4546円
 12月累計           51972円

 俺はアル中ちゃうぞ!!!
 だいたいアル中がやな、ほぼ毎日仕事しながらやな、家計簿&結構長い日記なんぞ書けんぞ。
 『中島らも』
 すいません。。。
 いや、仕事終わって、白衣に自転車の油かなんか知らんが、落ち難い汚れがあって、洗濯だけでは落ちなかったので懸命に落としてたんだ。んだら、行きたかった学習会の時間が来てやな、仮眠もせずにそのまま行った→学習会→飲み屋だったので脳味噌がまわってなかっただけの話やないかい。

 っちゅう事で学習会。今日は教区のハンセン病。前半の映画はイマイチだったのだが、っちゅうか、「さすがは文部科学省!」と云う事で『恨(ハン)』がない。なんか綺麗事で治めようとして人間ドラマがない。
 んが、後半の講演が感動的だった。
 んが、んが、伝える気力は残ってません。バリバリのハンセン病運動家のお爺ちゃんが御自分の生涯の歩みを語って居られた。

 のち、毎度のドグラ・マグラで京都アングラ話をしてて「きむらしこう」は簡単に出て来たのだが、もっと身近な人の名前が出て来なくって電話で聞いたら「アル中ちゃうか?」と呼ばれてやな。。。

 しかし、最近、ホンマ飲みに行くいうたらドグラ・マグラが多いなぁ。。。今日は違う店に行こうと思たんやけど、某集会(?)のチラシを貰って、で、その集会には田中美津も来るし、んで、今日はハンセン病学習会やし、そういう話が出来るバーって限定されるしなぁ。。。
 んが、飲みに行っていきなり「親鸞と聖徳太子の関係について」っちゅうのはなぁ。。。

 と云う事で、昨日は満腹で寝付きが悪かったので、ムチャ眠い。。。

 BARドグラ・マグラは心斎橋筋商店街のユニクロがある角を(八幡筋やったっけ?)を上海BARの方へ。。。って、全然解らんな、え~。。。東の日本橋筋の方へ曲がってウニョウニョ行くと上の方に看板が出てます。左側、一個目の角を過ぎて10メートルぐらい過ぎた文化住宅みたいな雑居ビル(?)の2階奥です。

 っちゅう事で。

 そや、http://www.rui.jp/がお勧めらしい。メモメモ。

アシュラ

2006年12月12日 | 坊主の家計簿
 12月12日

 雑費   缶コーヒー           120円
 食類   パスタ1.7×2          176円
      リングイネ×2         176円
      生わさび             88円
      ねりからし            88円
      おろしニンニク         248円
      オリーブオイル         680円
 本    ジョージ秋山『アシュラ』    315円
 外食   肉うどん            210円
      焼肉&ビール         3633円

 合計                  5734円
 12月累計              47426円

 公文後にツタヤへ。あおいちゃんの『初恋』があるかどうかの確認。あったけど、今日観て今日返しに行く気力なんぞないし、明日返却は無理っぽいしなぁ。。。雨やし。。。
 っちゅう事で、ツタヤぶらぶら。後にお買い物。

 仕事は法事が入ったり、葬儀が入ったりしなければ3日の次に忙しいのが12日。つまり今日。
 「あ~。。。よう働いたで。。。」と焼き肉屋。

 実は最近少しだけ野望があって、「焼肉食べ放題に行きたい。。。」という野望なんだが、その野望をついに今日実現した。焼肉食べ放題なんぞ恐らくここ6年は行ってないはずだ。最後に行ったのが学生時代だったし。
 いや、焼き肉屋で結構喰うんよ。当然、結構飲むし。んなら近所に出来た食べ放題&飲み放題セットの店に行ってもエエやんけ!やったのだが、無謀だった。。。酒はエエのだが、焼肉なんぞそんなに喰えんぞ。よって野菜もんとかも当然喰うのだが、やっぱし白飯も喰いたいし、スープだって飲みたい。う~ん。。。無謀だった。。。特に〆の『白飯&わかめスープ』は思いっきり満腹になってもうた。
 飲み放題980円(プラス消費税)はエエとしても、食べ放題2480円(プラス消費税)は無理やな。っちゅうか、トータルで云うと結構飲んだので安いのかも知れんが、そんな問題やないな。

 焼き肉屋でジョージ秋山の『アシュラ』を読んだ。古本屋で文庫になって再版されてたのが売ってたので。
 焼肉食べ放題&飲み放題と、『アシュラ』の取り合せはバッチシやな。これは勧める。

【私たちが、生き物の「殺」の上に生きているとするならば、それに対して、私たちが「ありがとう」という、お礼の言葉ぐらいではすまない自分のいのちをかけての懺悔と報謝があるとするならば、草木国土をことごとく成仏せしむるような人間に、私たちが変革されなくてはならない。】(廣瀬先生『罪業深重』より)

 法然上人は「念仏申せる生活を選びなさい」と。
 その言葉は師から卒業時に贈られた言葉。

【あなた、本当の人になってください。本当の人になってくださるならば、その新しい人になったあなたのいのちのなかで、私たちは私たちの死を無駄にしないで、私たちはそこで成仏していきます。あなたのいのちのなかで、新しく私たちは成仏していきます。だから、あなたたちは、私たちを踏みにじっている限りにおいて、あなた方は何を負担としてもらうこともいらない。そうではなくて、人になってください。真の人になってください。】(廣瀬先生『罪業深重』より)

 今日も変わらず気分と自己欺瞞と横暴の塊。
 裁く事と共に生きる事は違う。
 ただ、踏みにじっている存在が『私と同じである』と「気づこうとしない事」が問題なのだ。
 差別が『差別である』と、「気づこうとする事」と「当たり前」とでは全く違う。

 
 満腹&よく飲んだので寝よ。
 あ、シャワー浴びな焼肉臭いなぁ。。。

自らに由る

2006年12月11日 | 坊主の家計簿
 12月11日

 雑費   缶コーヒー          120円
 
 合計                  120円
 12月累計             41692円

 朝からエエ天気。
 この『晴れ』を『エエ天気』っちゅうのは当然主観なんだが、洗濯物も乾きやすいし、仕事もしやすいし、『都合のエエ天気』でっせ、やっぱし。んで、こういう天気の時は当然御機嫌で、しかも日差しが結構あって、風もなかったので、ポカポカでっせ。
 で、朝からの御仕事もエエ感じ。昨日走りまくったので、今日はゆっくりしようと、ゆっくり、まったりと仕事。エエ感じや、エエ感じでっせ。
 車である団地にお参り。団地前の一番奥の鉄製の車止めがある所までギリギリ突っ込んで、当然路肩ギリギリに停める。この団地はあの場所が空いてなかったら車を停めるのが面倒なんだが、エエ感じや。
 お参りを済ませて、しゃて次でっせ、次。ゆっくりまったりした気分で車に乗り込んで、「お、路肩ギリギリやな。これは少し前進して、左に余裕が出来てからバックしよ。」と、前進→ガッシャ!
 あ~あ、車に乗り込んだら前にあった車止めが見えなかったんだよ~。。。っちゅうか、「覚えとけ!」っちゅう話なんだが、ゆっくりまったりし過ぎたなぁ。。。
 バンパーが少し割れて、後から車屋に行ったら当然修理が必要。
 あ~あ。。。

 気分がへこんで、帰って来て不貞腐れてコタツで寝る。
 「うわ~!こんな時間やんけ!!!」
 『のだめカンタービレ』が始まってから20分も過ぎてた。
 不貞腐れてる場合じゃないので、慌てて洗濯機に洗濯物を放り込んで、のだめ。
 調べて見ると結構視聴率もエエらしい。よってこれはDVD化間違いなしなんだろうし、恐らく近所のレンタル屋にも並ぶ事必須であろう。楽しみ、っちゅうか、レンタル奪い合いやろな。
 しゃて、来週月曜日も何も無いはずやし、のだめ。
 んが、25日は「クリスマス~」っちゅう事で、夕方6時から堅苦しい会議があって、その後も堅苦しい、っちゅうか、真面目にギャグも織り込みながらの飲み会が当然の如くあって、のだめは録画やな。

 のだめが「千秋先輩と一緒に留学したい」とピアノ練習三昧の姿を観て刺激を受けて。。。ん?っちゅうか、明日提出しなアカンので筆ペン三昧。
 んで、毎度の寝酒のブログ。

 『解放の神学』っちゅうのがある。その中で「声なき人の声を伝える」っちゅうのがある。厳密に云うと『声を奪われた人達』か。社会的差別や、それ以前に『文字』すら知らない人達。そういう人達の現状をインテリ神父達が社会に『声』として伝えて行く。『声』っちゅうよりも『叫び』に近いかな?
 圧迫されて、発言出来ない。もしくは発言しても無視される。

 ネットは一人一人がミニコミであってもメディアを持つ事が出来た。しかも旧来のミニコミなら1000部刷ったとしても1000部だ。その1000人全員が眼を通すとも限らない。
 でも、ネットなら一応『WWW』なんだから世界中で見る事も出来るのだろう。ん?このブログはどうなっているのだ?良く知らんが、まあ、少なくとも大阪限定ではないだろう。

 巨大掲示板なら全国規模なんだろう。全国規模で『声』を届ける事が出来る。名前を出す事も、固定ハンドルを使う事が出来なくても『声』を伝える事が出来る。
 人間関係を持つ事が出来る。自分の素性を明かす『強さ』がなくとも、『声』を出し、人間関係を持つ事が出来る。

 何度も何度も紹介している言葉だが、恩師・竹中先生が「如来の本願と云いましても、それは『みんなと一緒に生きたい!』と云う事なんですよ。」と。
 とても大切にしたい『みんなと一緒に生きたい!』と云う言葉になった願い。

 今年の年明けも旅行に行くつもり。んが、寒いので電車かバス。「目指せ!うどん王国!!!」でんな。
 でも、バイク(すんません。。。原チャリです)旅行が一番好き。
 バイクで旅行してると、一日中ほぼ誰とも会話しない。メシ屋、ガソリンスタンドぐらいなものか。
 「満タンで?」
 「はい。満タンお願いします」
 そういう日常でのささやかな言葉が、無茶苦茶暖かかったりする。
 「人間だ!!!」と、砂漠等を旅してて抱き合いたくなる気持ちが解る。

 『当たり前』になる事がある。恋愛も、家族も、友人も、知人も。
 ネットと云う道具も。

 『声を奪われた人達』にとっては、自分達の現状をその他多くの人達に伝える為には解放の神学の神父なり、運動家なり、マスコミなりによってしか伝える事が出来ない。
 私はネットを出来る恵まれた環境に住んでて、毎日自分の家計簿やら日記やらを書いて、一応『誰でも見られるように』している。『声』を伝えれる。

 情報の力って、結局、その人の意見を伝える事が出来る事だと思う。
 「こういう事があるけど、どう思う?」みたいなの。

 表現の自由がある。これが『当たり前』になってる。天皇制の批判を書こうが、安倍の愛国心についての批判を書こうが、ブッシュの愚行について書こうが、別に規制されない。
 それは保障された権利なんだが、そうでない場合もある。これから日本でも出て来るかも知れない。スパイ防止法なり、共謀罪なり。
 
 日本は『平和ボケ』とも云われる。確かにそうなんだろう。自由が当たり前になっている。
 解放としての自由も、なんもなく、ただ、当たり前になっている。
 それは自由でもなんでもなく、単なる自我(エゴ)拡大にしか過ぎない。

 最近、自分は自己欺瞞の塊でしかないと痛切に感じる。
 そんなもんを拡大しても苦しみを再生産していくだけの話だ。

 「怨みに由らず、『哀しいね』って云えるかどうか。南無阿弥陀仏って云えるかどうか。」(某先生)

カオナシ

2006年12月10日 | 坊主の家計簿
 12月10日

 雑費   缶ココア        120円
 外食   中華そば        400円

 合計               520円
 12月累計          41572円

 師走である。この師走の『師』とは『僧侶』の事らしい。
 つまり『猫の手も借りたい』と云うが、本当に猫が「んだら貸したるわ!」と、クロネコヤマトで働きだしたら迷惑以外の何者でもないであろうのと一緒で、『僧侶』と『走る』というイメージは一致しないのだろう。
 当然、これは嘘だ。ただ、昔はそうだったのかな?大きなお寺の住職さんは『輿』で移動してたらしいし、まあ、貴族みたいなもんか。特に真宗は世襲が教義上でも大丈夫なので、余計に『貴族的』に成りやすかったのかも知れないな。いわゆる修行をしない分だけ血統を誇ったり。哀しい話だが。。。まあ、それを逆に血統、特に日本なら天皇制を問う縁にすればイイだけの話でもあるのだが。。。
 ん?師走の日曜日、葬儀があったので私は走りまくってました(笑)
 で、おちゅかれモード、っちゅうやつですわ。

 んで、ボンヤリ。スーパーぼんやり。
 鉄板少女アカネ!!の最終回を見終わって、「アカネちゃん。。。」と早くDVDが出る事を望むのだが、まあ、そこまであのドラマにはハマってないから別にエエのだが、堀北真希はエエなぁ。。。『着信あり』を借りて観なあかんな、やっぱし。

 終わって、チャンネルグルグルしてたらテレビでラストサムライをやってた。
 え~。。。変。あれは字幕つけてやらないとアカンやろ。『英語』も一つの設定でっせ。『英語』と『日本語』との出会いでもあるのが、両方日本語使ってたらおかしいやろ。
 それに小雪はあの時代なら大変な『醜女』でっせ。あんなデッカイ女人で、あんな顔立ちはアカンやろ。山田花子を何故使わん。。。
 と、二度目やし、細かい所が気になる。。。

 昔の武士は『名乗り』を挙げていた。「やあやあ我こそは我こそは」っちゅうやつでんな。
 あるいは「卑怯者、名を名乗れ。。。ぐは!」とかでんな。
 
 まあ、今でも飲み屋でも街中でも、「オマエ誰やねん?名前ぐらい云わんかい、カス」やな。

 「オマエ誰やねん?」
 「はい、名無しと申します」

 あの2ちゃんねるの『名無し』を見てるとどうしても『千と千尋の神隠し』の『カオナシ』を思い出してしまう。

【カオナシ
人間の世界でもなく、湯屋がある世界でもない、また別の世界からやってきたらしいナゾの男。その正体は一切不明である。
自ら声を発することが出来ず、青蛙などを呑み込んで、呑み込んだ相手の声を借りてしか会話をすることが出来ない。カネで全てが解決すると思い込んでおり、コミュニケーションそのものも苦手である。その場の空気が読めず、自分の思い通りにならないと暴れるという幼児性の固まり。
ハクを助けるために湯屋を出発する千尋について行く。カオナシは落ち着ける居場所を見つけることが出来るだろうか?】(http://www.asahi-net.or.jp/~hn7y-mur/chihiro/chihirolink01.htm#book3より)

 確かカオナシは「さみしい・・・ さみしい・・・」と云ってた気がする。
 なんか、非常にそういう部分で『私』を突きつけられる気がしたので、記憶してる。

 『名無し』の反対は『有名人』か。いや、違うな、名無しの反対は自分自身だろ。
 当然、先日も書いたように「さみしい・・・ さみしい・・・」(カオナシ)みたいな存在で、誰かと関係持ちたくて『名無し』でネットをするのは私は認めるが、だが、『名無し』の立場から『人』権侵害をする事は、結局自分の首を絞めている事にならないか?自分を苦しませている事の再生産に繋がらないか?

 私は『人間だけが素晴らしく尊重される存在である』みたいな感じの『人権』と云う言葉は大キライだし、また、『人権』を正義の刀で振り回す事もキライだ。それはこのブログでも何度も書いて来た事だが。
 だが、っちゅうか、だからこそ『人権』と云う言葉を非常に大事にしている。
 少なくとも人間社会の中に於いては『人権』と云う言葉・概念がなければ社会的弱者に関心が向かない。
 だから、私は『名無し』でのコミュニケーションは認める。『名無し』でしか関係性が持てない、あえて書くが、『弱者』の存在を認める。
 だから、『名無し』の人権侵害はおかしい。
 
 ネット社会に参入するにあたっての免許制が議論されている。困るのは誰だ?『名無し』は消滅するぜ。

ネット上での人権侵害

2006年12月09日 | 坊主の家計簿
 12月9日
 
 雑費  缶コーヒー            120円
     サロンパス            980円
     100円ショップ        1680円
 外食  味噌ラーメン           530円
 食類  唐揚げ              265円
     砂ズリ              200円
     中華そば麺             18円
     バナナ               98円
     ピーマン              98円
     納豆3               78円
     コショウ40g          158円
     芋焼酎             1700円

 合計                  5925円
 12月累計              41052円

 さっきまでNHKで『日本の、これから』とか云うのを3時間観てた。今回のテーマは『ネット社会』。

 私がパソコンを買った理由は何度か書いたので読み飽きている人も居てると思うが、無修正エロサイトを観たかったからだ。。。あ、しまった、本音が(笑)
 田原総一朗が、もう10年ぐらい前になるのだろうか?当時もネット犯罪が問題になっていた。当然、今よりも『パソコン』『ネット』だとかがマイナーな時期。何のネット犯罪だったのかは忘れたが、その時に田原総一朗が
 「ネット犯罪も問題だけど、でも、それで全てのインターネットを取り締まってしまう事は良くない。引き蘢り状態にある人達がインターネットと云うツールを使ってであっても、他人と繋がる事は大事ではないのか?それだけでもインターネットの存在価値はあるのではないのか?」
 みたいな事を云ってた。
 そうだと私も感じた。
 他人との距離感はそれぞれ違う。私はバーのマスターだったので『カウンターの幅』と云う事がバーでは問題になっている事も知っている。ある種の哲学だな。単純に客との距離。カウンター内に居てるバーテンなりと、カウンターの向こうに居てる客との距離。それで店のコンセプトなり、客との関わり方なんぞを考えたりする。
 まあ、単純に「身を乗り出す」って云う話。身を乗り出しで相手との距離を縮めまんがな。
 学校と云う空間は基本的にそんな事は無視。あくまでも机を並べて勉強しなさい。それだけでしんどい人も結構居てまっせ。
 
 ちょっと話がずれたな。
 まあ、他人との距離感を取る事に疲れた人達が、部屋に引き蘢って、ネットでの距離感でなら他人と関係を持てるのなら、それだけでもインターネットの価値は充分にある。そこから親しくなった人とは「直接会って話しませんか?」みたいな事になり得る可能性もあるんだろうし。
 その逆でインターネットにハマる事によって、身近な人達との関係性を粗末にする危険性もあるが、それは使う側の意識の問題で済む話だし、それだけで取り締まる事はアカンと思う。

 とは云え、今日の番組の恐らく中心テーマであっただろう匿名掲示板での名誉毀損等の問題。なんじゃ、ヒロユキとか云うのか?2ちゃんねるの管理人のインタビューもあった。
 匿名掲示板で楽しく遊んで居る人達にとって規制される事はイヤだ。当たり前の話だろう。『名無し』で遊べなくなるんだから。それは子どもが遊び場を無くされて困るのと同じ話だ。
 だったら、『名無し』同士で、『名無し』の名誉毀損に当る書き込みスレッドを荒らすなりして潰せばイイと思うのだが。。。
 それが出来て居ないから国家の関与等が問題提起される。まあ、共謀罪の問題もあるし、やりたいわな、そら。

 匿名掲示板での人権侵害、名誉毀損は今日の番組終了後には今まで以上の問題になって来ると思う。
 と云うか、問題にしなければおかしい。問題にして、国家の関与を阻止しないとネットは死ぬな。

 ビラを配ったり、郵送した事がある人ならよく解ると思うが、ビラを印刷して配るのは結構大変なのだ。金も労力もかかる。また、確かどっかの国ではコピー自体が取り締まられていた事があった。つまりコピーする事によって多くの人達に意見を伝える事が出来る為。それがなきゃ、運動なんぞ出来んし。
 ネットはもっと便利であって、関心のある人が検索すればヒット出来る。同じ問題意識を抱えている人達と出会いたければ、例えば私が10代後半の時なら大変だった。

 ネットを使った人権侵害はこれからもどんどん増えて行くのだろう。それは『ネット文化』を結局壊す事にしか成り得ない。国家による情報統制への道にしか成り得ない。あの人権派の紀藤弁護士ですら、法での規制を迷って居るらしいし。
 言論の自由はある。ただ、他人の個人情報を不特定多数に垂れ流しながら、好き勝手な妄想での誹謗中傷は完璧な人権侵害である。

 しかし、面倒やな。。。どうしよ。。。
 見て見ぬ振りもイヤやしなぁ。。。

 
 どうでもエエけど、2ちゃんねるって先が長くなさそうやな。。。管理人がこの態度やし。。。(http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200611/sha2006110500.html

釈学生

2006年12月08日 | 坊主の家計簿
 12月8日

 雑費   缶ココア          120円
 外食   回転寿司          420円
 薬局   エスカップ12       565円
      歯磨き粉          358円
      貼るカイロ30       628円
 食類   もずく           100円
      久留米ラーメン       100円
      つばす刺身         190円

 合計                2481円
 12月累計            35127円

 と、とりあえずヒダヒダが沢山ある黒衣と、普段着の法衣を復活。
 ちなみに現在我が部屋には蛍光灯はなく、パルックかなんか忘れたが、長持ちする&省エネ電球を使っているのだが、法衣って、黒なら黒の糸で縫わんとあかんねんやんか。眼が。。。
 まあ、これで法衣2着現場復帰でんな。っちゅうか、当分使う事なく畳んでしまい込むのだが。。。他ので廻してるし。

 終わってパソコン開いてメールチェック。年下の浄土宗の兄ちゃんがパソコンやり始めたらしく御挨拶メール。
 私はハンドルネームと云うのを使っている。最初は確か『我苦生』だった。後に某僧侶が掲示板でエロ話しを書いてて、「僧侶やったらエロ話しでも仏教を語れ!」とエロ坊主に変更(笑)
 まあ、気に入ったし、そのまんま使ってる。ちなみに『我苦生』は法名が『釈学生(がくしょう)』なので。

 そういえば、ハンドルネームって、「なんかパソコンやる時はハンドルネーム」というそれだけで使ってる。深く考えた事がない。深く考えたいのだが、今日は気力が残ってまへん。。。

 ネットって発展途上なんだと思う。『名無し』なんぞの情報が信頼出来ないのと同じく、ハンドルネームも如何なものかと、も感じ始めたのだが。。。一連の『名告り』の問題を追っかけてる中で。
 まあ、あだ名とかペンネームみたいなものやし、何処に書くのも『エロ坊主』で通してるし、「まあ、エエか?」と疲れた脳味噌は保守的になる。

 思い出した。最初にやりだした時は『釈学生』の法名で書いててんやった。で、某真宗会館の掲示板だったと思うのだが、「何故みんなハンドルネームで書いてるねん」と書き込んだ事もあったなぁ。。。んで、現在は違うハンドルネームにしてる、確か同じ年の兄ちゃんが法名をローマ字で書いてあってやな。。。懐かしい話や。

 寝よ。

♪仮面をつけて生きるのは、息苦しくてしょうがない(真島)

2006年12月07日 | 坊主の家計簿
 12月7日

 雑費   漫画喫茶                210円
 本    別冊宝島『日本の右翼と左翼』     1050円
      西原理恵子『毎日かあさん3』      880円
      念仏者九条の会『憲法九条は仏の願い』 1575円
 外食   担々麺半チャーハン           800円
 食類   ショウガ                 98円
      カットパイン              138円
      餃子                  104円
 
 合計                      4855円
 12月累計                  32646円

 二日酔い。。。あったり前か。。。それ程酷くはないのだが、疲れもあるのだろう、朝起きてもボーっと、一日中ボーッとしてます。
 水分補給で漫画喫茶に。ついでに『のだめカンタービレ』を少し読む。ドラマもおもろいけど、原作漫画もおもろいなぁ。。。今度は3時間コースにして全部読んだろ。

 若干回復したので本屋へ。小雨が降ってたので、他の買い物は今度やな。
 財布の中に5000円しか入ってなかったので、上記三冊を購入。鈴木邦男の本と、さぬきうどんの本が数冊欲しかったのだが、ネットで買お。
 帰りの電車の中で早速『日本の右翼と左翼』を読む。いや、冒頭の鈴木邦男の文が読みたかっただけだったのだが、余りの名文だし、買ってしまったのだ。

【急激に保守化、右傾化が進んでいる。その原因は一つではない。
しかし、国家的・政治的なものよりは、個人的・精神的なものが底流にある。そんな気がしてならない。もっと端的に言えば、「暗いもの」「悲惨なもの」は見たくないのだ。「明るいもの」「元気になるもの」だけを見たいのだ。】
      (中略)
【歴史だって、ゲーム感覚で見る。戦争だって悲惨な面は見ないで、<上澄み>の、カッコいい所だけを見る。「日本は侵略戦争をしたなんて嘘だ」「正義の戦争だった」「皆、勇敢に戦ったんだ」と、カッコいい部分だけを見て、「安心」し、「自信」を持つ。そして元気が出て、癒される。】(鈴木邦男『なぜ日本は右傾化するのか』より。但し別冊宝島『日本の右翼と左翼』P2~3より)

 これは丸っきり真宗仏教の問題ではないのだろうか?
 私たちは阿弥陀如来の光に照らされて『罪悪深重煩悩具足の凡夫』であると気づかされる。同時にそれが『自信』っちゅうか、『私』の回復でもある。ある意味、究極の癒しであり、究極の安心であり、究極の元気でもある。

 先の鈴木邦男氏の文は、別にネット右翼等だけの話ではない。『自由主義史観』の話だけではない。
 誰にだって当てはまる。
 例えば市民運動をやってる事を『いいわけにする』正義の味方なら、心の闇を『正義』で隠す。
 先日、少し議論したのだが、『権力に対するアンチに対するアンチ』が保守ではない。もはや、「アンチに対するアンチが保守である」という事自体が保守であり、まあ、意訳すると「私みたいな素晴らしい事をやっている人達を批判するなんて!」と、単に自我を守りたいだけの話。まあ、運動坊主にも多いぞ(笑)

 しかし、そういう保守的な自我を守りたい、自我を立てたいというのは身に付いて居る。標準セットされている。問題は、そういう『私』を問えるか?と云う問題ではないのか?

 鈴木邦男氏は右翼の論客だからああいう事を書くのだろうが、では、左翼や、仏教徒ならどうなのだ?
 当然、右傾化して保守化して居る『世の中』に身を置いている。そういう場合の『私自信の右傾化・保守化』とは?
 それを無視して他人事の世間話しにしてしまう。『私』が不在なのだ。

【何かに縋りたい。何かに所属したい。そんな欲求も強い。特に若者だ。かつては全共闘運動もあった。しかし、今はない。反戦運動もカッコ悪い。それに、自分が弱くなった気がする。その点、愛国心・ナショナリズムの方は、国家と一体になり、自分が強くなったような気がする。】(鈴木邦男『なぜ日本は右傾化するのか』より。但し別冊宝島『日本の右翼と左翼』P2より)

 それは私にとっては国家やナショナリズムではなく、真宗同朋会運動であったり、○○先生だったりする。○○の中には『菱木』なり『玉光』なり『尾畑』なり『戸次』なりの適当な名前を放り込めばいい。私は反戦運動をカッコ悪いとは思わないので、反戦運動のデモ等に参加する事によって、『私』を隠そうとする。
 その辺は『ありかた』が違うだけで同じだ。
 だた、それを私は「もっとカッコ悪い」と思うし、『私』を隠す事は苦しい。

 【あなたはあなたになればいい。あなたはあなたであればいい】(釈尊)

 仏教は右傾化・保守化に対抗出来ると私は感じる。

 鈴木邦男氏が同朋新聞で玉光氏辺りと対談するのは、それ程遠くない気がする。
 とにかく、別冊宝島『日本の右翼と左翼』での鈴木邦男氏の『なぜ日本は右傾化するのか』は名文なので、わざわざ購入して一読する価値は充分にある。スーパーお勧め。

 http://tkj.jp/book/book_20136601.html

『名告り』と『名無し』

2006年12月06日 | 坊主の家計簿
 12月6日

 雑費   缶コーヒー             120円
      公文学費             4200円
      回数券              3700円
      ペット茶              105円
      カルシウム錠            420円
      カプセルホテル          2300円
      タバコ               300円
      PIPIさんのCD           2500円
 飲み代  ドグラ・マグラ          3100円
      プカプカ             1500円
 外食   越中富山ラーメン大盛り       850円
      ゲソ天うどん            231円
 
 合計                   19326円
 12月累計                27791円

 聖典忘れて聖典講座へ。。。
 いや、ギリギリまで仮眠してたので、出掛ける時に「なんか忘れたような気がする。。。」だったのだが、まさか聖典を忘れてたとは。。。
 
 のち、飲みにミナミへ。予定では最初に三ツ寺会館に行くつもりだったのだが、買い物の都合もあって、毎度のドグラ・マグラ。一人客ばっかりだったので、わいわいガヤガヤと飲んだくれてたら、当然の如く終電は過ぎる。よっしゃ!と、腰を落ち着けて酒飲んでたら、エラい酔っぱらってもうた。。。
 PIPIさんのCDが売ってあったので、「ヘンリー一派としてこれは買わねばならぬ!」と衝動買い。ヘロヘロなのでまだ聞いて居ないが。。。

 エエ加減に酔いがやばくなったので退散。あ、隣で飲んでたネーちゃんが『烏丸せつ子』にそっくりやった。
 ドグラ・マグラを出てラーメン屋に。『越中富山ブラックラーメン』を食す。かなり美味かったので替え玉追加。
 
 プカプカでヨッちゃんに「村八分ライヴの2枚目が聴きたい。。。」と駄々をこねて流してもらったのはエエのだが、飲み過ぎ限界と眠気の限界で隣のカプセルホテルで爆睡。


 コメントに徐文平さんが書き込んでくれたので、しかも思いっきり本名やし(笑)
 ネットには『ハンドルネーム』というのがある。最近はアクセス数が増えて来ているので、私の事をネット上でしか知らない人も結構多くいるはずなんだが、まあ、これを読んでる結構な人達が私が誰かを直接知っている。まあ、『プカプカのヨッちゃん』とか、ムッチャローカルな話やし(笑)

 『名告り』と『名無し』
 反するものやな、これは。
 『名告り』には責任が付きまとう。他の誰でもない自己責任が。
 http://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1161828635/
 2ちゃんねるの『名無し』には責任もないもない。ただ、その場だけでのストレス発散。便所の落書きならまだ『直筆』なので、便所の落書きの方が遥かにマシ。
 そんな2ちゃんねるの『名無し』が『世論』であり得るわけがない。烏合の衆以下。
 しかも、自分から名を隠す。自分の正体を現そうともしない。署名活動だって、最低『名前』を書かない限り意味はない。証明活動に『名無し』と書いてたら、名無しが何百人居ようと相手にされるわけがない。

名告り

2006年12月05日 | 坊主の家計簿
 12月5日

 雑費   缶ココア        120円
 外食   カツ定食        680円

 合計               800円
 12月累計           8465円

 仕事終わって仮眠してたら、しまった。。。公文の時間が。。。だいたい毎月月末に月謝払ってるのが、先週も行けずに、今週も行けず。。。まあ、明日電話してテキスト提出を月謝だけ払って来よ。
 と、いう事で、昨日『三択ロース』のウダ話しを書いてたら、今日は「ロースカツだぜ!」気分だったのでカツ定食。
 んでから、鬼の様に公文テキストをやって、その勢いで黒衣に『しつけ糸』を縫ってた。やっぱり『しつけ糸』っちゅうのが大事やな。『しつけ糸』をしてからアイロンやな。横着したらあかんで、やっぱし。
 とは、云え『しつけ糸』は、まだ途中。ヒダヒダの部分の『しつけ糸』は今度やな。そこまでの気力はなかった。

 しゃて、明後日休みの予定。
 確か、明日は藤場先生の講義があったはず。一応雑用もあるので本町・南御堂に出掛けるのだが、雑用は雑用なので別に明日じゃなくてもエエのだが、講義があれば「ベスト休日前の夜やんけ!!!」なので、電話で確認してから出掛けよ。ミナミには出る気でいるのだが、ミナミから本町まで歩いて20分ぐらいかかるし。

 
【浄土真宗は<名告り>の教えです。<名告り>を教えの中核に置いているのが浄土真宗です。
 名告ることは、自己確認、自己決定の宣言です。自己紹介なども「名乗り」には違いありませんが、今、ここで言おうとしている<名告り>とは、宣言とか起き上がりをその中に含んでいます。
 私が何をイメージしているかと言いますと、解放運動の中での「民宣言」とか、在日韓国・朝鮮人の民族運動の「本名宣言」とか、それから最近話題になっている問題ですとエイズ患者・感染者の「カミンングアウト」の問題です。】(藤場俊基『親鸞の教行信証を読み解く』第1巻181ページより)

 【背理を背負った<名告り>はとても勇気が必要です。やること自体は「私は○○です」と言うだけですから、第三者にとってはとるに足らないことに見えるかも知れません。ところが当人にとっては、その一言に人生のすべてが懸かっているといってもいいほどの決断が必要です。大きな困難を前にしたためらいとたじろぎ、降りかかってくるであろうあらゆる困難を引き受ける覚悟、そんなものすべてがその一言に託されている、そういう<名告り>なのです。】(藤場俊基『親鸞の教行信証を読み解く』第1巻191ページより)


 さっき、丁度この<名告り>にまつわるピッタンコの知人にメールしてて、ついでに先の引用文もメールしたので、ここにも貼っとこ。
 って、張るだけやったら引用になれへんやんけ。。。

 <名告り>って逞しい。あれは誰やったけな?宮台か?誰かの本に「被差別の人に憧れる青年」の話が書いてあった。
 それは非常によく解る。やっぱし、ああいう運動家連中は逞しいのだ。まあ、同時に政治家でもあるので、その部分は若かった20歳頃の私にはイヤだったのだが。。。
 でも、逞しい。あの人達から『土』を感じた。『土の声』か。人間存在そのもの、っちゅうやつでんな。
 「私は他の何者でもなく、私は私である」と。
 あったり前なんだが、当たり前でない現実社会がある。
 「お前が、お前であったら、アカンのじゃ!」というような。

 『社会』と云った時に、まず先に『社会』を立ててから、社会に適合した個人なのか?
 それとも、個人が先にあって、それぞれの個人が作り出す『社会』なのか?
 先にある『社会』など、幻想以外には存在しない。
 単に、自信がないから『社会』等と云う幻想を打ち立てているにしか過ぎない。
 「親が云うから」
 「学校が云うから」
 「テレビで云うから」
 「政府が云うから」
 自分で言え!自分がないぞ。自分を粗末にしてたら罰があたるぞ。

 ついでに、一応、元坊主バーマスターとして『客の声』を多く聞いて来た人間としては、「お前等、宗教団体も同じやろ!」と。
 同じだ。よって、
 「○○先生が云うから」
 「親鸞が云うから」
 「御経に書いてあるから」
 も、同じだな。
 親鸞曰く、『鬼神にしとる』っちゅうやつでんな。
 って、「人の話、聞いとらんやろ!」なんだが、別に親鸞をカリスマ化してないし。ただ、学んで来たもんはしゃーない。なので、当然カリスマ化してしまって、自分を誇る道具にしているのだろう。きっと。まあ、宗教だし。馬糞掴んでますわ、多分。

 ある先生が
 「私は自分を誇る為の道具として『私は○○先生の教えを受けました』と云ってる自分に気づかされる時があります」
 と、云ってはったが、あれは正直やな。
 あれも<名告り>と云っていいのかどうか解らんが、なんか、なんだろう、この『公文筆ペンテキスト10枚ハイテンション→そこに黒糖焼酎を加えてみましたバージョン』の今の私には、なんか同じに感じる。

 どうでもエエけど、最近、ホンマ勉強してないなぁ。。。ちょっと、ちゃんとやらなあかんな。

wii

2006年12月04日 | 坊主の家計簿
 12月4日

 雑費  缶ココア       120円

 合計             120円
 12月累計         7665円

 昨日の日曜日に付けたのだろうか?結構、クリスマスイルミネーションが近所でも目立ってきた。

 サ「坊や、今年もよゐこにしていたね。サンタさんがクリスマスプレゼントをあげよう。次の三つから選ぶんだよ。牛ロース、豚ロース、鴨ロースのどれがいい?」
 少「お前のロースだよ!!!」
 少年は突然隠し持っていた牛刀でサンタの腹をしたたか刺した。。。はずだったのだが、サンタは腹に牛刀を刺されたままでニヤリと口だけで笑った。そして少年を突き飛ばして自分の腹から牛刀を抜いた。
 サ「甘いな、少年。これだから平和ボケした日本の少年と云われるんだ。そんな事では戦場では生きて行けないな。このでっぷりした腹はダミーなんだよ。」
 サンタは少年から奪った牛刀で少年を切り裂こうとしたその時、「待て!」という声がした。
 サ「貴様は、wiiマン!」
 w「そうだ、wiiで日々鍛えた肉体の力を見せてやる、トウ!」
 サ「あべぼ。。。クソ、また邪魔しやがって。今度こそは覚えていやがれ!」
 サンタはwiiマンのフック一発であえなく退散した。
 少「ありがとう、wiiマン。」
 w「危ない所だったね、坊や。世の中には危険が多いから注意しないと行けないよ」
 少「うん。僕もwiiマンみたいに強くなりたいや!」
 w「だったらwiiを買って日々トレーニングをすれば私みたいに強くなれるよ。では」
 wiiマンは正義の味方らしく立ち去った。
 少「そうか、wiiを買って毎日トレーニングすればwiiマンみたいに強くなれるんだ。でも、25000円なんてお金は僕にはないや。サンタさんも逃げて行っちゃったし、どうすればいいんだろうか。。。」
 萬「なんか、お困りの様子でんな。」
 少「あなたは?」
 萬「わてはミナミで金貸しやってる萬田金融の萬田といいま。金で困ってるねんやったら貸しまっせ。但し、利子はトイチでっけどな」
 少「そんな高利でお金なんか借りれないよ」
 萬「そうでっか。ほな、しょーおまへんな。けど、あんたみたいなガキに金貸して呉れる金融屋は何処にもおまへんで。ほな」
 少「待ってよ、萬田さん。解ったからお金貸してよ。」
 萬「さいでっか。ほな、ゲームソフトの分と合わせて3万円融資させてもらいま」
 少「ありがとう、萬田さん。お年玉で必ず返すから」

 
 この間ある先輩が云ってたんだけど、wiiは爺ちゃん婆ちゃんに人気があるらしい。
 「これで孫とゲームで遊べる」と。
 確かにコントローラーがどんどん複雑になって来て面倒な中で、任天堂wiiなら一緒に遊べるのだろう。

 竹中先生から聞いた話だけど、ある寝たきりのお婆ちゃんは枕の下に財布を置いていたらしい。で、孫に小遣いを渡す事で『しか』関係をもって貰えなかった、『見捨てられる不安』を話しておられた。

 渡すものがあればイイ。金でも、魅力でも。
 「関係を持ちたい、関心を持って貰いたい。」でも、何も持ってない。

 【おほよそ大信海を案ずれば、貴賎・緇素を簡ばず、男女・老少をいはず、造罪の多少を問はず、修行の久近を論ぜず】(親鸞)

 そのままの救い=無名からの名告り。
 『無名の存在』が有名になってから救われるのでなく、『無名の存在』と云う卑下される様な価値観に対する告発の声。
 そんなもんなんじゃないのか?と、思う。

孤独と自立 『鉄板少女アカネ!!』第8話を観て

2006年12月03日 | 坊主の家計簿
 12月3日

 雑費   缶コーヒー          120円
      散髪            2000円
 外食   ひじき肉うどん        315円
 食類   練りからし          128円
      卵              168円
      餃子              59円
      豪州赤ワイン         498円
      うどん玉             1円
      きゅうりのQちゃん        1円
      ハッシュドビーフ        59円
      レトルトカレー2       118円
      すなずり            98円
      トンテキ           138円
      角天             200円
      麺類4            100円
 昨日   鱧寿司            200円
 
 合計                 4203円
 12月累計              7545円

 久しぶりの鉄板少女アカネ!!。
 今日は自立と連帯の話やったな。
 アカネちゃんは依存しまくりだった。鉄馬に依存し、心太に依存し、黒金に依存し、一鐵に依存していた。
 そういう中でアカネちゃんは自分自身を見失っていた。心太に裏切られた。そして一鐵にも裏切られた。そしてアカネちゃんは鉄板料理にかける情熱を失っていた。
 でも、一人のガキがそれを救った。アカネちゃんのお好み焼きを食べて「美味しい!」と笑顔。
 アカネちゃんは「ありがとう」とガキを抱きしめる。ガキ、殺す。真希ちゃんに抱かれるとは何事ぞ!ガキとは云えそれは許されへんぞ。
 
 話が。。。

 アカネちゃんはガキの言葉に救われた。自分が作った鉄板焼を「おいしい」と云って食べてくれる事が私の本当にやりたかった事なんだと、気づいた。
 アカネちゃんは自立した大人になった。なあ、大人になってんから、エエやん。。。

 また、話が。。。

 アカネちゃんは一鐵をパートナーにした。厚さ5センチの一鐵パワーに依存するのでなく、一鐵をパートナーにした。初めて対等に観られた一鐵は今まで以上の竜を、パワーを出した。そして、アカネちゃんは肉料理対決に勝った。しかもあの嵐山蒼龍先生から
 「この勝負は食べなくても解る」
 と、絶賛された。
 他の誰でもない、『客の顔』が観えた。その人に食べて貰いたい料理を、他の誰でもないアカネちゃん『私』が作った。混じりっけなしの『味』。出会い。味を通しての出会いがあった。

 【あなたはあなたになればいい。あなたはあなたであればいい】(釈尊)

 恋愛でも同じだ。
 「私はあなたの事が大好きです。」
 その場合の『私』とは、どこにも居ない掛け買いのない『私』である。
 『あなた』とは、他の誰でもない『あなた』である。

 「あなたってそんな人だったとは思ってもみなかったわ」
 とは、自己幻想の『あなた』である。
 自他は変わる。日々変わる。
 だから厳密には
 「私という歴史は、あなたと云う歴史が大好きです」か。
 変わり続けて行く『あなたの歴史』に対して『今』私は大好きであるという感情を芽生える事が出来た。その私の歴史に嘘はない。だから『今』決める。私はあなたと生涯パートナーで居る、と。
 どんな時も、どんな状況下であっても、あなたを通して『私』を照らし出してくれる『一番身近な他者』にすると。それを『今』誓うと。

 無我は虚無ではない。無我だからこそ『今』が、はっきりする。

 アカネ、一鐵は鉄板だぜ。私は人間だ。冷たい私に火をつけて呉れたのはアカネ、あんただぜ。。。

 と、御仕事スーパーハードで
 「こくろうさん。クククク。。。」と、国労ビールを飲みながらじゃなく、「ごくろうさん」と赤ワインを飲みながら、毎度ベロンベロンになって思う。

 アカネ!!!(白藤では当然ない。っちゅうか、生きとるのか?あのおっさんは?)

 参考リンク
 http://www.k2.dion.ne.jp/~yamasita/cinemaindex/2001tucinemaindex.html
 http://www.tbs.co.jp/teppangirl/story/story_08.html

 ってリンクのソース引っ張って来てる時に、大大大大大好きな先輩から電話あり!!!
 竹中先生の学院葬で会って簡単に挨拶したんだが、電話貰ってもタイミングが悪く取れなくって、しかも向こうは『非通知設定』なのでメッセージが入っててもかけ直す事が出来なかったんだが、会ってるだけで感動的な人とこんな深夜に喋れた事がシンプルに嬉しい。
 寝よ。

 人は孤独だぜ。だから、些細な言葉でもかけて呉れる事が感動出来るんだ。それを専門用語では『園林遊戯』っていうんだぜ。
 と、わいんは思う。っちゅうか、読んだ本を探してたんだが、酔っぱらいには無理っす。。。廣瀬先生が書いてた記憶があるのだが、どの本の何ページやったっけ???

大人のオモチャ

2006年12月02日 | 坊主の家計簿
 12月2日

 雑費   缶ココア         120円
      JR            160円
      JR            380円
 外食   牡蠣入りチャンポン    880円
      天津飯          399円
      マックチキン       100円
      コロッケ2個        84円
 昨日   がんもどき        150円

 合計               2273円
 12月累計            3342円

 所属寺の仏青みたいなの。
 で、JR終電で眠いっす。。。

 昨日の補足。っちゅうか、コメントで書いてたのを、途中変更こっちに貼付け。

 『子供』という一つの差別表現を考えるに当って『ペット』という概念で考えて居たのですが、最近は『オモチャ』の方がエエかな?っと。
 大人のオモチャだし、自分で自分をオモチャにしてる。壊れたり、上手く行かなくなったらリセット押したり。
 別に『子供』は大人のオモチャじゃないし、それを乗り越えるには反抗が最初に必要でっせ。
 別に『よゐこ』=国家のオモチャ、親のオモチャに成り下がる必要もないんだし、自分で自分をオモチャにする必要もないわけなんだし。
 名告りでっせ、名告り。イジメられっ子には名告りが必要でっせ。それを優しさで殺してもしゃーないですやん。
 まあ、周囲に出来るのは、それくらいの余裕が出来るまで『寄り添う事』しかないと感じます。

 よって、『イジメられてる人は悪くない」というだけの論調には疑問を感じます。
 差別されてたら、差別されている責任がある。罪を告発する責任がある。
 蓋してもしゃーないでっせ。あとは現場に即して、したたかに。