坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

チリンチリン

2006年12月26日 | 坊主の家計簿
 12月26日

 雑費   市民税         15000円
      仏青同盟会費       2000円
      タバコ10        3000円
      JR             160円
      南海            320円
      ガソリン代        1000円
 食類   おにぎり          100円
      焼き鯖           100円
      小松菜ごま和え       100円
      うなぎの細かいの      100円
      エビ天2           98円
      緑のたぬき2        138円
      土しょうが          88円
      コロッケ           42円
 外食   肉蕎麦           370円

 合計               22616円
 12月累計           134846円

 うわ。。。市民税払ったとは云え、無茶苦茶な事になってまんなぁ。。。

 今日は所属寺の学習会。ムチャねむ状態。
 
 「事実を引き受けて行く」と云う、真宗ではよく使われる言葉。帰り道の電車の中で諸々の事も含めてその言葉の大事さを改めて思う。
 例えばある時に自転車の『チリンチリン』が無くなっていた。そこで『チリンチリン』が無くなっていたと云う事実を引き受ければ、徳井は酒に溺れる事も、行きずりの女を抱く事も無かったんだ。

 ただ、徳井は『チリンチリン』を無くした事で生活が荒れたと云う事実があったからこそ、福田が『チリンチリン』を無くした時の辛さが他人事ではなく解ったんだ。
 あの場合、徳井が『チリンチリン』を無くした事を「別に大した事ではない」だけで終わっていたなら、福田が『チリンチリン』を無くしたショックを徳井は馬鹿にしていたのかも知れない。行きずりの女を抱く程生活が荒れていた徳井だからこそ、福田に共感出来たんだ。

 事実を引き受けるのに遅い事はない。大事なのは『事実を引き受けて行く事』であって、時期の問題ではない。
 徳井の様に迷いが深ければ深い程、そういう迷いの深さも引っ括めての事実を引き受ける事によって、福田との共感も得られるわけだし、その共感が福田に行きずりの女を抱く様な生活が荒れる事を防ぐ事にもなり得るかも解らないんだし。

 やっぱし眠い。
 &今年のM-1、録画するのん忘れてたなぁ。。。
 
 差別心を認める事の出来ない迷いの深さが、同じ差別心を認める事が出来ない人達との出会いを深める事が出来る。
 煩悩がデカイからこそ、なかなか事実を引き受けられないからこそ、多くの人の苦悩に共感出来る。うなずけない、納得出来ない事が、迷いが深ければ、大きければ大きい程に、煩悩が大きい程。
 「差別ってよくないよね。」の『よゐこ』は、差別者を安易に切り捨ててしまう危険性大。それも煩悩であり、迷って裁いているだけ、という事実を引き受ければ、それが徳になる。

   罪障功徳の体となる
   こほりとみづのごとくにて
   こほりおほきにみづおほし
   さはりおほきに徳おほし
   (親鸞)