坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

『職業』と『身分』

2008年07月13日 | 坊主の家計簿
 7月13日

 雑費  短パン        1290円
 食類  ビール         288円
     野沢菜漬け       198円
     納豆           78円
     ビタシー10      480円
     茄子          188円
     トウモロコシ        1円
     うす揚げ          1円
     なたね油        128円
     ソーセージ       218円

 合計             2870円
 7月累計          45593円

 俺って、疲れてるよなぁ。。。っちゅうくらいに、今日も夕寝で爆睡。
 当り前なんだが、ストレスも溜まっとる。よって、明日は買い物と飲みに行きたい。っちゅう事で「赤松のボケ!」と叫びながら筆ペン練習。あ~。。。ようやく終わったけど、今回のテキストは厳しかったぞ。ヘロヘロやんけ。。。

 しかし、赤松は阪神に育てられた恩義を忘れたのか?っちゅうか、新井のFAの交換要員やってんな。。。よう頑張っとるやないかい。でも、新井のあの打球を捕るか?無茶苦茶ファインプレーやんけ。しかもエエ所で打つし。ホンマ、エエ選手になってもうたのぉ。。。嬉しいけど、残念や。ちょっと悔しいぞ。

 と云う事で、私は心的ストレス障害になってしまった。赤松ショックである。治療に一番良いのは赤松が来年阪神に再入団する事なんだが、ちょっと無理か。。。しゃーない。このストレス障害を抱えたままで生きていったろうやんけ。

 と、まあ、ホンマの心的ストレス障害の人に怒られそうな事を書いているのだが。。。

 記者「総理、今回の大分の教育委員会での不祥事に関してどういう風に御考えですか?」
 総理「おお痛ぁ。」

 と云う事で、大分である。何やら大変らしい。ついでにテレビコメンテーターの話を聞いていると「子ども達への影響が心配される」との事である。
 それはそうであろう。自分の担任が裏口で先生になった人なのだ。自分が尊敬する先生が賄賂を渡して不正受験して先生になったのだ。それが発覚すれば生徒は大きなショックであろう。。。
 って、なんでやねん。そんな事でショックを受けるか?だいたい義務教育の教師を『先生』として尊敬しているガキはいるのか?一応「ショックだと云った方がウケがいいから」ぐらいで、「え~ん。。。先生が、先生が」と嘘泣きぐらいは計算高いからするかも知れんが、そんなもんDSの新しいソフトでも買ってもらえばすぐに治るのではないのか?私ならハンバーグで治るぞ。いや、もうちょっと駄々をこねるかも知らんが。
 教育委員会や学校の先生達が逮捕されるというのは、ガキにとってはエエ教育ではないのか?
 え?「学校の先生を信じられなくなる」だと。最初から信じる方が『アホ』なのではないのか?義務教育でっせ、義務教育。義務教育の教師は、義務教育のカリキュラムの勉強さえ教えていればいいわけであって、それ以外の事は『どうでもエエ』のではないのか?不倫しようが、不正で教師になろうが、別にどうでもエエのではないのか?
 だいたい、義務教育の教師から「私は先生から人生にとって一番大切な事を教えて頂きました」等とは気持ち悪くないか?義務教育でっせ、義務教育。読み書きそろばん以外の『心のノート』なんぞは奴隷養成マニュアルでんがな。
 まあ、確かに『心のノート』を実践して、今まで以上の管理教育、つまり『よゐことしての国民』を作り上げるには義務教育の教師が不正で教師になっていたら困るのだろうが、今回の事件によって『教える側の先生も他の大人と同じく薄汚れた存在である』と云う事が解ってエエのではないのか?
 例えばでんな、教師が何か偉そうな事をいっても「そんな事云っても先生だって賄賂で先生になったんでしょ?」とやなぁ。素晴らしいではないか。
 「私がやった事ではないの。お母さんが勝手に私の事を思って賄賂を渡したの」と先生が云っても、生徒は「先生!他人のせいにしてはいけません!」とやなぁ。見事やないか。見事に『聖人君主』としての『教師』の崩壊でんな。ハッハッハッハ!

 で、子どものショック。そんな事で傷付く子どもが居るとは思えんが、まあ、傷ついたとしよう。なら、傷ついたままでエエのではないのか?
 「もう、大人なんか信じない」の、どこが傷ついているのだ?当り前の話ではないのか?子どもの頃は「30以上の大人を信じるな!」と誰だってパンクスではないのか?よく知らんが。
 「ショックで御飯が食べれない」のなら、食べなくてもエエではないか。そんなショックで食事が出来ないのなら食べなくてもエエではないか。引き蘢りになる、登校拒否になる。なればエエではないか。それも人生だろうが。
 別にガキを全く傷つかない安全な所に放り込むなんぞは無理だし、ガキの頃は散々殴り蹴り刺しあってやな、言葉の暴力で傷つけあってやな、それでタフになって『大人』っちゅうもんになって行くのではないのか?そんなタフになる力『生きる力』を奪ってどうする。奪っても、学校を卒業して社会に出れば裏口の世界でっせ。教師になるのに賄賂を渡さないといけない世界でっせ。
 
 「こんな世界は穢れている!」は、早いうちの方がエエ。早いうちに立派にグレて、不良になって、タフになった方がエエ。でないと大人になってヨソの家庭の不倫話しですら許されへんような大人しか出来ひん。たかが19歳のアイドルがタバコを吸ったぐらいで排除するような大人にしかならん。そういう大人はそのうちに「この非国民が!」と、たかが戦争に反対したぐらいで、国の方針に反対したぐらいで排除する大人にしかならん。あるいは、違う意見の持ち主を『敵』だの『保守』だの『国家の犬』だのとしか云えないような大人にしかなれん。自分の考え方だけが正しくて、あとの意見は全て「間違っている」と云う事に対して全く疑問を感じないような大人にしかなれん。かも知らん。よう解らん。まあ、それぞれの人生やし。
 まあ、ただ、『教師は聖人君主』であるとか、今日の報道では「子どもにとって教師は神様」とか云っていたが、私には理解出来ない。教師は単に『教師という仕事』なだけであって、決して神様でも聖人君主でもなんでもない。単なる仕事でんな。
 単なる仕事だから、当然、ヤクザや、会社員や、僧侶や、国会議員などとも同じ。単なる世間での役割分担での仕事でしかない。
 その仕事の中で賄賂を渡して試験に合格するのは当然おかしい。別に教師だけの話ではない。民間会社で入社試験がありながらも不正が行われていたらおかしいのと同じ。
 一応『公務員』として限定するのなら、自衛隊だろうが、警察だろうが、役所の人達と同じ。『教師だから特別』という発想自体が理解出来ない。
 で、こういう理解出来ない話が多い。
 「あなたは教育者だろう。そんな不正なんかして許されると思っているのか!」
 って、別に『教育者』である事は関係ない。
 
 教育者、つまり学校の先生だって援助交際する事もあるだろう。パンツを盗む事もあるだろう。でも、それは他の仕事についている人達と全く同じ『罪』のはず。
 ニュースキャスターがやる不倫は、他の人がやる不倫と同じはず。
 未成年のアイドルが吸う煙草は、未成年の工場労働者が吸う煙草と同じ。

 「○○だから」
 つまり、「聖人君主だから」、あるいは「僧侶だから」でもエエ。
 何か、自分達とは違って『特別な存在』というのはない。単なる仕事でしかない。その仕事での専門知識があるだけの話でしかない。
 人間としては全く対等な、平等な存在でしかない。
 もの凄く当り前な事なんだが、なんか忘れてないか?何時から『職業』は『身分』に逆戻りしたのだ?
 義務教育の教師は『仕事』である。
 当然、『仕事』といっても諸々あるし、その仕事での役割を求められる。
 今の私は『僧侶』という仕事だから、当然、『仕事』以外でも仕事上の相談は受ける事がある。それは別に『僧侶だから』という話ではなく、バーテン時代は店が終わっていてもバーテンとしての仕事上の話もする。
 教師も同じだろう。学校が終わっても教師としての仕事を求められる場合もあるだろう。でも、それだけ。他の役割分担上の他の仕事と全く同じ。
 職業に貴賤はない。当り前の話である。
 よって、『学校の先生だから』というのは、職業に貴賤を生じる発想でしかない。単なる職業差別でしかない。
 で、叩く。
 「先生らしくない振る舞い」だのなんだのと。
 では『水道工事職人らしい振る舞い』ってなんや(笑)

 多分、地方では『教師』とは『名士』であるのかも知れん。そういう風潮が残って居るのかも知れん。そっちがおかしくないか?平等ではないやん。平等の発想ではないやん。
 当然、その逆に、たかが義務教育の教師が偉そうにしてたら「お前は民主主義っちゅうもんが解っとるのか?」と批判すればイイ。「単なる仕事やろうが」と。
 当然、どんな仕事であっても、その職業に人生を捧げ、その職業に自信を持つ事は大切である。
 だから、学校の先生は、単なる『学校の先生』という職業でしかない。
 他の職業についておられる方が、仕事を離れても仕事上で得た経験と知識でもって何かしらの社会貢献をしている事も多くあるし、また、その仕事を辞められた後も、その仕事自体に関わった人間関係を大切にしておられる。それは別に珍しい話でもなんでもなく、別に学校の先生だけが特別な存在なわけでもない。

 まあ、でも、今回のような不正は決して大分だけでの話ではないと思う。
 っちゅう事は、ビビっている人達が多い、っちゅう事になる。
 っちゅう事は、これまた、警察、検察に首根っこを掴まれたわけでんな。
 ああ、大人は怖いのぉ。。。
 子ども達、これが『政治』という大人の社会でっせ。