坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

サミット

2008年07月06日 | 坊主の家計簿
 7月6日

 外食  ちゃんぽん       630円
 雑費  さるまた       1000円
 食類  醤油          198円
     チーズ         158円
     発泡酒         185円

 合計             2171円
 7月累計          20041円

 アカンわ。強い、強過ぎるぞ、阪神。今日、勝つか?あれで勝つか?
 今日は御仕事でバタバタと。途中に少しだけ阪神戦を見る。4対4。「おお、エエ試合しとるやないかい。。。」で、ウイリアムスが崩れる。まあ、エエ。2勝1敗でも充分やし。次の仕事まで少し時間があったので3点取られた段階でテレビを切り、少しだけ仮眠。
 で、すっかり負けたもんやと思てたら、勝ってたのね。8回裏に3点取られても勝ってたのね。強いわ。ホンマに強いわ。何やら明日から北海道で世界のお偉いさんが集まって阪神対策をするらしいが、まあ、無理やで。
 やっぱり、平野の加入とか、新井の加入とかもデカイけど、鳥谷が変わった。顔つきが変わった。エエ感じの選手になってきたやんけ。裏MVPは鳥谷やな。

 仕事が終わって、お疲れモード。当然、筆ペン練習なんぞする気にならん。天気もエエ感じやし、セミが鳴いてた。よって今日から夏。「夏だ!」と云う事で原チャリ孫一にでも乗ってショート・ツーリングに出かけようかと思ったのだが、お疲れモードだったので辞め。辞めてレンタルDVD屋に出かける。諸々探したのだが、なんか気に入るのがなかったので借りるのを辞めて本屋でフラフラと。蒼井優ちゃんが新しい本を出したらしい。YOUの新しい本も並んでる。う~ん。。。気になる。。。買いたい。。。けど、勿体ない。。。ああ、我ながらケチだ。。。などなどと思いつつフラフラと。
 店の外に出たら、夕日がキレイ!多分、小1時間ぐらいは店内に居たのだが、その間に夕日がキレイでキレイで思わず夕日に向かって自転車を。

 二つの後悔。
 「ああ。。。あの時に仮眠なんぞせえへんかったら阪神の逆転シーンを見れたのに。。。」
 「ああ。。。あの時にバイクに乗って出かけていれば、海辺で夕日が見れたのに。。。」

 今日は法事。暑くて暑くて汗をダラダラ流しながらの法事。いつもの感じでやったはずなのだが、終わってみて時計を見たら何時もよりも10分ぐらい早い。え~。。。暑かったので読経がハイペースになってもうたかな?
 法話は他の仕事で行けなくなった住職の代行(?)なので、住職から教えてもらった『出鱈目』という事で。いや、違う話をしていたはずなのだが、暑さでボケてもうてやなぁ。。。もうちょっと一向宗について話したかったのだが、途中から路線が変わってもうてやなぁ。。。

 『出鱈目』。サイコロで出た目がを引き受けて行く事。何が出るかは解らない。でも、出た目を引き受けて行く事。「ホンマはこんなはずじゃなかったのに。。。」とか、「ああ、もっとエエ感じに楽しめたはずやのに。。。」等々のままで不平不満だらけ。でも、それが間違いなく私の人生である。サイコロで3の目が出たら「サン!」と世界のナベアツのマネを出来たはずなのに、2が出たから世界のナベアツのマネが出来なくなった。。。でも、2が出た。私の人生で2が出た。世界のナベアツのマネは出来ないが、2が出たら、2が私の人生である。他の誰でもなく、私の人生である。
 なんだが、え~と。。。法事で自分が喋ったサン!時間後ぐらいには最早「なんであの時にバイクに乗れへんかってんやろ。。。」とやなぁ。
 オモロー!でんな。

 明日は七夕らしい。
 煩悩の河で離ればなれになっている自我と自己が年に一度だけ出会える日であるらしい。。。
 って、この嘘はあんまり面白くないのぉ。。。っちゅうか、真宗門徒には関係のない話やし。クソ、話をキレイにまとめたろと思ったのだが、辞め。

 人権。
 黒人は人間ではなかったらしい。奴隷だったらしい。
 本屋に行くと『新潮文庫の100冊』やったけな?そんなのがあって『十五少年漂流記』が置いてあった。古典の名作らしいなので読まれた人も多いと思う。そして読むとよく解る。あの本には16人の少年が出てくる。厳密には一人の老人(?)も出てくる。『少年』だけでも16人だったはずである。
 一人の少年と、船長は黒人。まあ、舟を動かしていた船長は別にして『少年』は16人である。はずである。確か読んだ時に数えた記憶があるから。
 まあ、単純な話、奴隷は『人』ではないから、当然、少年の数は15人なのだ。だから『十五少年漂流記』なのだ。

 七夕になると『橋のない川』をなんとなく思い出す。
 旧友が川向こうの被差別の友達との子ども時代の想い出を歌った曲がある。確か
  ♪ボクは解った 川の向こうには行っちゃいけないんだ
 と、親から「あの子と遊んじゃダメ!」と云われてなんでか解らなかったのだが、ある日、学校で道徳の時間(人権学習)で初めて理由が解ったという歌。それを哀しく歌い上げる曲。

 川向こう。私が育った辺りには聞かなかった言葉。でも、生々しくある言葉。
 別にタブーなんかではない。単なる同じ人間が住む町でしかないのだから。同じ人間なのだ。

 サミット。何が『主要国』なのかは知らんが、サミットで決めた事が、たかが数カ国で決めた事で阪神の優勝を阻止するなど馬鹿げている。。。
 ちゃう。何が『主要国』やねん。
 世界は個々である。個々が、個々として対等な、平等な立場であるから『世界』なのだ。
 『主要国』なんぞは、その正反対の選民思想やろうが。