坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

太陽

2007年11月24日 | 坊主の家計簿
 11月24日

 雑費  タバコ2        600円
     レンタル3       600円
 食類  おでんセット      188円
     たまご         198円
     鶏唐揚げ        150円
     すじ肉         298円

 合計             2034円
 11月累計         59786円

 御参り中にケンタッキーの前を通りかかると「むしゃむしゃ幸せ」と云うコピーが。。。あのCMもエエよなぁ。。。
 っちゅう事で、むちゃむちゃ食べる日。今日は昨日煮込んでた大根とミンチをオデンに変更。厚めに剥いた大根の皮の御漬け物も美味、美味。むちゃむちゃ喰ってました。

 「冬だ!脂だ!とんこつだ!」と和歌山ラーメンを食べに行こうと思たんやけど、原チャリで片道2時間少しかけて食べに行く気力がないので、部屋で過ごす。

 映画『太陽』
 昭和天皇裕仁氏の物語。一人の人間として裕仁氏を扱った秀作。
 裕仁氏にはどうしても『天皇』と云う事がセットになる。天皇制。
 天皇制はいまだにあるし、非常に微妙な問題。だから日本人には決して撮影出来なかった映画だと思う。
 だが、いくら神格化されようとも裕仁氏も一人の人間である。人間である事において私(達)と何ら変わりない。
 右翼が神格化し、左翼が敵としようが、一人の人間として何ら変わりない。
 映画の中で一番好きなシーンは、裕仁氏が疎開から帰って来た皇后に甘えるシーン。そりゃ、そうだろう。進駐軍という自分を裁く側との面談の後なんだし。緊張もするだろう。人間なんだし。
 戦前も前後も『天皇』という立場に居た裕仁氏という一人の人間。問題があるとすれば『天皇』という立場なんだろうが、辞めるわけにも行かない。きっと「辞める」と云い出すと殺されるだろうし。政治上の立場が『天皇』だし。天皇が殺された歴史なんぞもある。利用する側の御都合の『天皇』なんだし。大変な仕事や。一般人がなる事も出来なければ、辞める事も出来ない。
 そういう一人の人間。間化された人間。

【仏も昔は凡夫なり われらも終には仏なり いづれも仏性具せる身を 隔つるのみこそ悲しけれ】(『平家物語』より)