坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

時代にウケる生き方

2007年11月11日 | 坊主の家計簿
 11月11日

 食類  野菜ジュース6      948円
     長袖下着         798円
     パッチ          798円
     醤油           198円
     発泡酒          166円
     サンドイッチ        75円
 外食  晩飯           800円

 合計              3783円
 11月累計          24376円

 おお、数字を打てた自分を褒めてやろう。疲れて脳味噌がワケ解らんゾーンに突入しててやな、妙に気がはって寝る気力もないゾーン突入でっせ。神経が疲れとるのぉ。。。
 っちゅう事で、日本酒飲んでます。醸造酒やし、睡眠薬みたいなもんや。

 今日はバタバタしてたので、晩飯までSOYJOY2本食べただけ。
 よって、晩御飯で栄養補給。近所のメシ屋に行ってかなりの量を食べる。

 ジーパンを買い替えるのがイヤなのでカロリーを気にしてる私が云うのも変かも知らんが、なんとなく肥満がそのうちに精神科の領域にもなる気がする。健康ブームの行き過ぎで。
 食事コントロールの出来ない人=精神病
 適度な運動が出来ない人=精神病
 として。
 
 私はほぼ毎日酒を飲んでいる。
 「疲れたから酒を飲む」と云う発想自体が最早精神依存らしい。
 だからといって、別に辞める気もなければ、精神科医に行く気もない。

 肥満がマイナスイメージであるなら、肥満が遺伝的要因もあるのなら、尚更ヤバい。
 健康ブームの中で、例えば結婚相手の調査等で「家族に肥満がいるのかどうか?」と云う事が調査されるかも知れない。
 優生思想の対象に肥満が入るかも知れない。

 健康。健康の為に酒飲みを排除して、肥満を排除する様な世の中は健康なんだろうか?

 健康の為に酒を控える。
 健康の為に食事制限をし、運動をする。
 当然、個人的には勝手にやってりゃエエ。私だってジーパンを買い替えるのがイヤやし、食事制限も運動もしてるし。
 でも、別に酒飲みでもエエし、肥っててもエエやん。
 それの何がアカンねん。

 100年後。
 酒もタバコもなくなり、肥満の人も居なくなる。
 健康的で美しい日本。
 健康的な理想社会。
 人工的な庭園の様に整備された空間。
 雑草は生きてちゃダメ。

 a「この子は悪い事をしたわけじゃないんです。ただ肥ってるだけなんです。なのに何故差別されないといけないのですか!」
 b「世界で餓えた子ども達が居てる中で、よくもそれだけ無神経に食べられる精神が問題なのです」
 
 宗教界でも議論になる。
 「世界で飢餓状況がある中で平然と大食出来る精神の人ははたして救われるのか?いや、そういう人達は人間関係を無視しているから救われる事はあり得ない」
 と結論が出る。
 差別にますます拍車がかかる。
 
 まあ、それが健康ブームやろ。
 「ハイル・ヒットラー!」
 っちゅうやつでんな。

 何かで読んだんだが、あ、映画やった。『ヨコハマメリー』やった。
 戦後、豊かさの象徴は肥っている事だった。
 時代が変わっただけ。

 酒飲みがケガレになり、次は肥満がケガレになった。
 オッさん臭い、加齢臭もケガレ。
 排除、排除、徹底排除の、美しく健康な日本。

 1票の投票権は誰にでもある。
 意見も誰にでもある。
 今の時代に生きてるんだし。
 別に時代にウケなければならない必要もない。
 
 しゃて、日本酒もきいて来たし、寝よ。