坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

ヒーロー

2006年07月17日 | 坊主の家計簿
 7月17日

 外食   カレーラーメン    294円
      中国タバコ      300円

 合計        594円
 7月累計    38944円

 さりげなく喫煙復活。いや、中南海メンソールワンが美味くってでんな。。。また気が向いたらタバコ辞めよ。

 さっきテレビ観てたら筑紫の番組でヒーローについてやってた。
 「現代のヒーローは?」って、高遠菜穂子に決まってまんがな。心のノートを読んでみ。あれで育ったガキに「あなたのヒーローは誰ですか?」って聞いたら「高遠菜穂子さんみたいになりたいです」と答えよんぞ。

 ちなみに私にはヒーローは居ない。釈尊、法然、親鸞は信仰上で大切な人達だが、別にヒーローじゃないし。カリスマ視したくないし。

 自由の女神はヒーローなんだろうか?
 『民衆を導く自由の女神』を観たりすると、足下に死体が転がっているがあれは敵の死体なんだろうか?それとも味方の死体なんだろうか?
 『味方の屍を乗り越えて銃を持って解放に突き進む』なんだろうか?それとも
 『敵の屍を乗り越えて銃を持って解放に突き進む』なんだろうか?

 まあ、そうは云うものの私も昔は全共闘がヒーローだったりしたのだが。まあ、『ノンポリ』なんぞと云う言葉が象徴するように慢心バリバリの正義の味方に酔っぱらいたいムードはあかんな。『ノンポリ』等と云いながら大衆運動出来るわけがない。運動が広がるわけがない。まあ、今も同じ失敗を繰り返しているだけの気がするな。「何もしない人達」とか。

 小川伸介と云うドキュメント映画の監督が居る。名作『パルチザン前史』を撮影し、その後に非常に退屈な『1000年刻みの日時計』と云うのを撮った。もう、退屈で退屈で途中に寝るしかない様な映画だった。若かった私には。
 当然、ヒーローなんて出て来ない。確か4時間近い映画の中で唯一の盛り上がりぽかったのが村祭のシーンぐらいで、あとは全然憶えていない。単なる東北の一つの村を記録しただけの映画。地味な地味な地味な映画で、地味な地味な地味な地味な村人しか出て来なかった気がする。確か監督自身も「この映画は必ず寝ます」みたいな事を云ってた記憶がある。それ程退屈な映画。
 故に、優しい映画。非常に優しい映画。

 ヒーローなんて要らない。

 
 あ、陸上自衛隊の皆様、イラクでの仕事御苦労様でした。本当に御無事でなによりです。
 きつい仕事だったでしょうが(http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/060311T1600.shtml)、まずはビールでも飲んでゆっくりして下さい。