坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

カツラ

2006年07月03日 | 坊主の家計簿
 7月3日

 食類   海老カツ      100円
      おにぎり2個    100円

 合計           200円
 7月累計        2462円

 しまった。。。銀行に行くの忘れてた。。。

 夕方のお参りを済ませて、筆ペン練習。
 やだ。やだ。ので、すぐに辞める。どうも、気力がめげてやがる。
 ので、まったり過ごす。

 報道ステーションを観てたら中田が引退するらしい。中田は恐らくサッカーファンにとっては猪木やバース並みの扱いなんだろうけど、私には興味がないニュースなので他のチャンネルをウロウロ。当然、本読む気力などありません。
 
 珍しくNHKの教育テレビを観る。茶室で見事な書と花が飾られていた。
 「おお~。私もいつかはああいう書と、花を活けたいものだ。。。」と思いつつ、「だったらサボらずに筆ペン練習と活け花教室に通わんかい」と思うのだが、まあ、まあ。
 興味をひかれたので、そのまま観てた。
 「あ、カツラだ!」
 と、いうか、カツラらしき親父が。。。
 カツラ親父に興味をそそられつつ、番組を観てたら、なにやら『涼』と云うのが番組のテーマらしい。
 「そら、カツラつけてたら涼もとりたくなるよなぁ~」とシミジミ感心する。
 アシスタント(?)の娘さんがなにやら、そのカツラ先生に質問したりするのだが、やはりどうも目線が頭部を見つめている気がしてならない。
 「そうですよね、先生。確かに涼を感じる事は大切ですよね」とかをカツラ頭を見つめながら云ってる気がしてならない。
 まあ、先生が本当にカツラかどうかは解らない。ただ『カツラに見える』事だけは確かな気がする。当然主観だが。
 で、もし、これを番組制作側、つまりNHKが狙っていたら?と、ふと考える。多分、学者さんとかが考える笑いの一つの境地なのでは?と勝手に思う。

 カツラって、非常に人間らしくってイイ。
 「なんの、日本男児は禿げたら禿げたで正々堂々していれば好いのだ。何ら恥ずかしがる必要もない」も、当然構わない。でも、それもカッコ付けている事には変わらない。で、多分私は禿げだしたらそうやりそうだし。まあ、職業柄さっさと丸坊主にしても構わないんだし。

 カツラも構わない。
 なんか、いいじゃん。「お父さん、カツラなんてみっともないから辞めてよ!」
 とか娘とかに云われたりして、息子も
 「そうだぜ、親父。禿げたら禿げたでイイじゃんけ」
 と云ったりしながら、でも、親父は会社に行く時にはカツラを被る。エエなぁ~。
 会社の部下も、「うちの部長ってカツラなんだぜ!」って、飲み屋で話したりする。エエなぁ~。

 当然、部長がカツラである事を『云えない社会』はおかしい。
 でも、その部長が、「正々堂々と生きたくても、生きれない」みたいな弱さを感じつつ生きる事を否定出来ない。

 正直って、自分を誤摩化す事ではないと思う。
 だったら、「正直に生きれない自分の心」を誤摩化す事は正直などではない。