坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

つげ義春と、道楽と、カルト

2006年02月17日 | 坊主の家計簿
 2月17日

 食類  三島ゆかり      98円
     中華そば麺      18円  
     だしの素(165g)   100円
 外食  焼き肉屋     3140円
 本   つげ義春作品集    55円
 雑費  タバコ       300円
     缶ミルクティー   120円

 合計     3831円
 2月累計  49752円

 んが、二日続けてネットショッピング。。。
 なんか、『ダイヤの指輪』とかを買いたくなるババアの気持ちが少し解るな。私は『ダイヤの指輪』なんぞ生涯買わないが、でも、今日のネットショッピングは合計2万程。。。やはりネットショッピングは危ない。。。まあ、それが狙い目なんだろうが。。。
 
 ネットで買った衝動買いは『大乗仏典 中央公論社 全15冊』と、『岩波講座 東洋思想 インド思想』の3巻。特に岩波講座・東洋思想は危なかった。。。何となく3巻とも1000円以下で売っていたので衝動買いしてしまったのだが、「ついでに全部揃えてしまえ!」と、残り13巻を買ってしまう勢いだった。ヤバい、ヤバい。

 しかし、カルト教団と違って、うちらは楽だ。仏教系、真宗系のカルト教団もあるがカルトは情報操作、っちゅうか、『情報操作』に気づいて居ないくらいに脳味噌いじられてるもんなぁ。。。『疑い』『迷い』がない信仰なんぞ私には「ワケ解らん」のだが、まあ、カルトはそれを『不信』と云うのだろうが、それがカルトの証だな(笑)っちゅうか、大谷派でも似た様な人が非常に多いのも確かだが、「他の教えを学んではならない」なんぞ聞いた事がない。大谷派近代教学の祖『清沢満之』なんぞも阿含経典を『余が三部経』の一つと云ってたわけだし。
 だいたいやな、仏教学、原始仏教に親鸞が通じなかったら、そんなもん『親鸞は仏教ではない』と云う証明であり、本願なんてない証明である。当然、それを読み取るのは『私』である。大乗仏教は『仏性』が基本なら、読み取るのは私である。それに対する『不信』を持つのがワケ解らん。
 まあ、カルトは勝手にしとけ。カルトで『破邪顕正』と、他を『邪』とし、我を『正』とする事を、『他人事』にすればイイだけの話である。『他を邪』とし、『我を正』とす、と云う事に疑いを持たない人達は論外。自分に疑いを持てない程『弱っちょろい信仰』しかないのだろう。あ、だから『カルト』なのか(笑)

 夕方からの仕事中に少し時間が余ったので近所のブックオフへ。30分程の時間潰し。つげ義春が105円で売っていたのでゲット。50円のサービス券があったので55円か。
 で、それを持って焼き肉屋へ。ネットショッピングで2万使うぐらいにはストレスも溜ってるし。『ストレス』も溜らんカルトじゃないし(笑)
 焼き肉屋で久しぶりにつげ義春を読んでいたのだが、まあ、変わらず『オモロイ』のはおもろいのだが、『道楽』やなぁ。。。つげの文学(漫画か?)には『道楽』の臭いがプンプンする。まあ、一言で表現するなら『金持ちの貧乏ゴッコ』か。
 そういう『不安』は個人的にも体感するのだが、不満足である。バブルも飛んだし、高度成長も終わった。つげ義春は高度成長期の遺物であろう。『貧乏自慢』『貧乏ゴッコ』だ。
 と、ネットショッピングで2万ぐらい使い、焼き肉屋で3000円以上使い、家計簿を付けている私は感じる。
 まあ、同類だな。
 が、つげ義春みたいな『貴族の道楽趣味』は一貫して否定する。