エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

馬酔木咲く

2015年03月04日 | ポエム
馬酔木が咲き始めた。
ぼくは、この馬酔木が大好きである。

花房の一分が咲き始めたり、一気に雪崩れるように咲く馬酔木もある。



この馬酔木は、近所の地蔵の横に植えられている。
この地蔵は、おそらくこのお宅の娘さんを祀っている。
女の子の名前を冠した地蔵である。

水が絶えた事の無い地蔵さんである。



淡いピンクの馬酔木である。
雪崩れる花房が印象的なのだ。







「馬酔木咲く人は発条持ち街に出る」






近所の公園に行く時に思いついて、遠回りしてこの馬酔木の傍を通った。

白の馬酔木も咲き始めている。
硬い蕾もある。
こうした咲き方も良い。

とまれ・・・春なのだ。



蕗の薹を頂いた。
早速、天麩羅にして頂いた。
口の中に、春の香りと味わいが広がった。



       荒 野人


今日の句は、昨年に詠んだ。
発条は駄目・・・バネでは駄目なのか?
と直された。
ぼくは、発条でなければ「跳ねる雰囲気」が出ないと思っている。
従って、バネとは書かない。