エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ニリンソウ

2015年03月29日 | ポエム
二輪草である。
街によっては、街のシンボル的な花にしている。
ぼくの近在では、板橋区が区の花に指定している。



ニリンソウもまた、葉の上に浮くように咲くのである。
純白の可憐な花である。



自生地もかなり多いと聞く。
自然が、季節の移ろいに応える。
いつまでもそうあって欲しいものだ。







「二輪草次の蕾の硬きまま」







ニリンソウは、一本の茎に二つの花が咲く。
二番手は、かなり定位置に花が咲く。

すらっと伸びた一番の花が咲いている時、の番手の花はまだ蕾である。



ねっ・・・。
花言葉は・・・
「ずっと離れない」「予断」とある。

二輪が必ず咲くから、離れないとしたのだろうと思う。



とまれ、まだしばらくは楽しめる。
スレンダー美人であって、色白美人である。



        荒 野人