エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

赤塚植物園のカタクリ

2015年03月28日 | ポエム
赤塚植物園のカタクリは、もう満開である。
見頃はもう終えてしまった・・・と言える。

花の数は、およそ数十個。
数カ所に別れて咲いているのである。



しかし、斜面に咲く姿は「いじらしい」のだ。



こうした単体で楽しめるカタクリは、それほど数が多い訳ではない。
従って、写真を撮るのには適している・・・と初老のアマチュアカメラマンがごちた!







「光受けかたかごの花なお淡し」







陽の当たる坂道から、こっそりと覗き込んで一枚!



少し罪の意識を抱くくらいの間隔が、良い。



花の終えるまで、何枚の写真を撮られるのだろうか?
可憐であることの罪であるのだけれど・・・。



      荒 野人