現在50歳前後になる子供達4人がまだ幼いころおんぼろ軽自動車に詰め込み家族6人で城ヶ島へピクニックに行った時以来ですから40数年振りの城ヶ島行きです、今回は老夫婦二人っきりの城ヶ島ハイキングです。
前日の東京新聞に掲載されていた「ゆる山歩き」の記事を見て「行こう…」と即決、その日のうちに交通機関やその時刻表等アプローチをHP検索などして準備を整え翌日出発しました。
上総金谷港からフェリー乗船も20数年振りです、対岸の久里浜に上陸するとここからバス~電車~バスと乗り継ぎ1時間余りかけて漸く城ヶ島大橋を渡った袂にある「白秋碑前BS」に着き身支度を整えスタートしました。
丁度同じバスで来たお揃いの赤い帽子を被った30数人のパティーも下車し身支度をしていましたが私たちは一足先に出発しまずは白秋碑とその記念館へ向かいました、記念館を見学していると赤い帽子のパーティーもきましたので狭い館内は満員です。
記念館見学の後まずは城ヶ島公園を目指しましたが余りにも急な計画だったので地形図を手に入れられずHPのガイドマップだけを頼りだったので方向が定まらず逆方向に向かってしまいました、
私たちが歩いて行くのでその後を7~8人の人達がついてきたのです、途中間違いに気付き引き返そうとするとその人達も「違うんですか…」と言って又後をつけて引き返しましたので私たちは責任重大です、お陰で10分以上タイムロスしてしまいました。
その後分岐毎に戸惑いながらも慎重に進み漸く城ヶ島公園に辿り着きました、正午を過ぎていたので昼食休憩しましたが野良猫が5^6匹いてお弁当を広げると寄ってたかってねだるのです、猫に気を取られていたら頭上からトンビが突然襲ってきました、見ると頭上に5~6羽のトンビが旋回していました。
昼食が終わるとここから本格的なハイキングコース歩きです、島の南側に聳える断崖の上の高台コースですが径の両側に水仙が延々と植えられていましたので花を愛でながらしかも時々開けた展望台から真下の奇岩や大海原等の景色を俯瞰しての「ゆる歩き」は楽しいものでした。
最初に寄ったのはコースから一寸外れた海岸に下りて奇岩の織り成す「馬の背洞門」を見学してからコースに戻り更に西に向かって今度は「城ヶ島灯台」を目指しました。
灯台からコースは90度右に曲がって北に進むのですがここでガイドマップコースはトラロープが張られて通行禁止です、仕方なく灯台の高台に登り此処から北側に下って分岐で戸惑いながらも何とか海岸にある渡船場に辿り着きました。
渡船で対岸の三崎港に渡りここから又バス~電車~バスと乗り継ぎ久里浜フェリー乗り場に辿り着きました、ところが途中電車で居眠りしていて津久井浜を久里浜と聞き違いし途中下車してしまったのです、改めて切符を買って乗り直すチョンボをしでかしました、しかし行程的には予定通リの時間にフェリーに乗り明るいうちに帰宅出来ました。
今回の城ヶ島行きは「ゆるコース歩き」はもとよりそこへ行くアプローチでの戸惑いや道迷い等思い出に残るハイキングでしたがやはりどんな「ゆる山歩き」でも地形図とコンパスの必要性を痛感したハイキングでした。
【ポイントタイム】
城ヶ島白秋碑BS(11:13)スタート(11:22)…白秋記念館(11:26)(11:36)…(逆方向で引き返す)…城ヶ島公園(12:10)昼食休憩(12:27)…馬の背洞門(12:43)(12:48)…城ヶ島灯台(13:21)(13:23)…渡船場ゴール(13:38) 所要時間2時間16分、歩行時間1時間30分、歩行距離約5km、累計標高+334m、歩行数約8,500歩。
HP URL outdoor (hacca.jp)
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図