アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

187 房総の山(鶏毛山~烏帽子山~高天神)を巡る縦走ハイキング。 ('13,03,23)

2013-03-24 07:47:39 | 房総の山南部

内浦山県民の森ハイキング(清澄8山)の最後(2/15)の鶏毛山から烏帽子山を経る「向峰徒歩道」歩きの縦走コースを忠実に辿る山歩きをしてきました、清澄寺下のBSを朝一番(7:27)のバスに乗り坂下BSで下車、身支度を整え出発(7:40)しました。

ニタ間川沿いに≒1.5km程林道を北に進み最奥の民家を過ぎると直ぐ登山口に取り付き(8:00)ました、急坂をジグザグに登り杉の葉が厚く積もってふわふわした杉林を通過し更に傾斜の増した急坂を登り詰めると漸く稜線に出ました。

岩山の為木の根が地表を網の目の様に這う珍しい風景を眺めながらゆっくり歩きました、数回コブを乗越すと西鶏毛山(8:33)の頂上に着きました、一旦コルに下り登り返すと東鶏毛山(8:37)頂上です、写真を撮って直ぐ先に進みました。

途中数匹のウリボウを引き連れた猪ママが数十メートル先を悠々と歩いていました、更に幾つかのアップダウンを繰り返し進むと岩の露出したピークを右に巻いて進んだ先でふと「見覚えの有る岩だな」と引き返して登って見たらこれが硯石(9:17)でした、うっかりパスするところでした。

歩き易い稜線を進むと大きな猿軍団に取り囲まれたりして少し薄気味悪さを感じましたがその先で今度は可愛い日本リスに出逢いました、暫く立ち止まって見上げていると私の頭の上の高い梢をぐるぐる回っていました。

そろそろ烏帽子山に着くころだなと思いながら巻道を歩いていると右に高いピークが現れました、確かコース上にそのピークは有った筈だと思い通リ過ぎようとしましたが思い返して登ってみたらそこが烏帽子山頂上(10:16)でした、ここでもパスするところでした。

終盤になって尾根の中腹の水平道を北に進んで行くとウイークポイントとしてマークしていた左の急坂尾根に迷わず取り付けました、トラロープや木の根を掴みながら這い上がり尾根上に登り詰めると今度は急な下リ坂を慎重に下りました、あちこち鹿の群れが盛んに警戒声を出していました。

猪の罠を左に見てやっと一杯水林道(11:00)に降り立ち清澄寺方面を目指して左に進みました、途中右の尾根上に有る三角点に寄る予定なのでその取り付き口を慎重に探しながら進んで行くと内浦山県民の森ハイキング(3/15)の時杉の小枝を目印に差しておいたので直ぐ分りました。

足の巾位の踏み跡をトラバースしてコルに出ると迷わず直進してしまいました、急傾斜を這い上がり中腹でGPSを見ると三角点からどんどん遠ざかっているのです、一旦コルまで引き返しコンパスで方向を確認して反対側の尾根を進みましたがなかなか分かりません、それらしい急傾斜を這う様に登リ詰め漸くⅢ△「高天神」(370m)(11:52)に辿り着きました、小休止の後往路を下りました。

再び一杯水林道に降り立ち西に向かって進み最後に駐車場先の三角点を目指しました、「清澄八山」ハイキング(2/15)の時白虎岩迄登りその真上の三角点確認は宿題にしてあったのでこの機会に登りました、白虎岩から急傾斜の尾根を直登してⅢ△「大見」(347.1m)(13:12)にタッチし写真を撮って往路を下りました。

郷台林道終点のガードを抜けて駐車場にゴール(13:24)しました、トータルタイム5時間44分、コースタイム4時間40分、≒13km、≒22,000歩でした、出逢ったハイカー1人、曇り勝ちのお天気で稜線では時折冷たい風が吹きましたが汗を掻いた体には心地良いそよ風でした、ウグイスのあどけない囀りやジョウビタキのきれいな囀りを聞きながらの昼食休憩は心地よいひと時でした。

                HP URL outdoor (hacca   


              東鶏毛山                   硯石       岩にぶら下るヒコバエ

   
 烏帽子山    Ⅲ△「高天神」(370m)           高天神の石祠

  
  モミの巨木      イノシシ罠      Ⅲ△「大見」(347.1m)


                                             歩いたトラック(軌跡)(1/25,000)