アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

167 房総の山(経塚山)を一人ハイキング。 ('12,09,24)

2012-09-25 08:33:45 | 房総の山南部

秋分の日(彼岸の中日)が過ぎめっきり秋らしくなりお天気も久しぶりの秋晴れ予報なので山歩きに出かけました、今回は10年余り前二度登ったことのある南房総市(旧丸山町)の経塚山に「犬切集落」から登り「石堂原集落」に下りる周回コースを初めて歩きました。

自宅(8:20)を出発してR410を南下し鴨川市から南房総市に入ると間もなく安房中央ダムを右に見て川谷隧道を抜け下山口の鯨岡BS近く迄行くつもりが1kmも行き過ぎてしまいました、近くの人に教えて貰ってやっとのこと下山口を見つけ道路脇の空き地に駐車して出発(9:25)しました。

今通ってきたR410を北に2km余り引き返えし川谷隧道を抜けて500m程行くと右手に犬切BSがありそこから右折する角に「経塚山⇒」(9:53)の看板があったのでそれに沿って集落の中の緩い坂道を登って行きました。

集落の奥まで登ると間もなく分岐に又「経塚山⇒」の看板があり右折して本格的な登山道に取り付きジグザグの急坂をゆっくり登りました、10年余り前の記憶を辿りながら登って行くと次々思い出し迷わずに進みました。

竹林の中を進むと途中石灯籠の門を構えた山の神があり斜度35°前後の急坂を這う様に登ってマテバシイ原生林を通ること等も以前と全く変わりありませんでしたが昔と変わっていたことはきつい所にはロープが付けられたり分岐には小さな案内版が設置されたり等良く整備されていることでした。

昨夜の雨で落ち葉の積もった急斜面は滑って登るのに難儀しましたが漸く頂上(10:31)に着き三等三角点「桂木」(311m)を写真に撮りベンチで小休止した後初めての南コースに向かい出発(10:44)しました。

頂上から少し引き返すと「⇚石堂原」の小さな案内板が有ったのでそれに従い下草もなく落ち葉が絨毯の様に敷き詰められた美しいマタバシイ林の尾根を下りました、すると間もなく踏跡が尾根から東に向かい沢をトラバースしているのです、地形図を見るとルートは沢の東の尾根を通っているのです。

暫く迷った挙句思いっ切って東に向かいましたが途中から踏跡は消え滑る急斜面のトラバースは冷や冷やものでした、やっとのこと対岸の尾根に辿り着いたら立派な登山道が尾根上に有りそれが頂上の方向(北)に伸びていたのです、どこかの分岐を見落としたらしいのですがこの確認は次回の課題にして先に進みました。

昔道らしく歩き易い道が尾根上に続きましたが蜘蛛の巣がやたらに多くストックで払いながら進むと前方に人の話声が聞こえました、よく見ると8人程のパーテーが小休止していました、そこで暫くおしゃべりしていたら何と半世紀ぶりに同郷の知人に会って驚きました。

パーテーのリーダーに「鯨岡へ下りるコースは荒れているので石堂原へ下りなさい」と言われたので忠告に従い真っ直ぐ石堂原コースを下り集落に出た所の見晴らしの良い土手の上で昼食休憩(12:15)(12:30)にしました。

昼食休憩の後集落の中の舗装道路を700m程西に向かいR410に出て間もなく駐車場にゴール(12:46)しました、トータルタイム3時間21分、コースタイム2時間30分、≒9km、≒13,000歩でした、途中「瓜坊」二匹に会いましたが気持ちの良い秋晴れハイキングでした。

                    HP URL outdoor (hacca

                  
           石灯籠門を構えた山の神    マテバシイの大木   ソクズ(クサニワトコ)      

                  
          三等三角点「桂木」(311m)     カクレミノの大木 何の実か名前?

                        
                       歩いたルート&トラック