アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

159 房総の山(リベンジ「とび巌山」&「和泉浅間山」)を一人で山歩き。 ('12.07.15)

2012-07-16 08:16:05 | 房総の山南部

梅雨も終盤を迎え予報で太陽マークが多くなってきましたが多少曇り勝ちのほうが山歩きには良いと思い出かけました、前回登山口が分からず諦めた「金毘羅山」経由「とび巌山」コースのリベンジ登山と西隣に有る「和泉風宮山」経由「和泉浅間山」登山に挑戦しました。

【金毘羅山~とび巌山】
自宅を(8:00)出発し「もうけ神社」着(8:37)身支度をして出発(8:43)し登山口に取り付き慎重に周りを見極めながら進むとありました!尾根の取り付き口に赤テープが付いていたのです、又も思い込みが禍して前回見落としたのです。

いきなり斜度30°~40°の急坂で荒れ放題の尾根道をゆっくり登ると間もなく右手に苔むして土や落ち葉で殆ど埋まった斜度40°の急傾斜石段が現れました、石段を登ると大木の元に二つの石塔が立つ「金毘羅神社」跡(9:12)でした。

写真を撮って左の急斜面を滑るように下りて本ルートに戻り再び荒れて倒木が折り重なった道を潜ったり跨いたりして進むと暫くして右手に小高いピークが現れ登ってみるとそこが「金毘羅山」(185m)(9:31)でした、ここでキジ撃ち休憩して(9:40)先に進みました。

思った程藪は濃くなく所処テープのマーキングがありそれを頼りに進むとやがて左手の高台に高圧鉄塔が現れました、落ち葉に埋もれた階段があり登るとここが東電鉄塔84号で(221m)ピークでした、南が開けて麓の集落が良く俯瞰できました。

急斜面に土や落ち葉に埋もれた階段を探しながら東に下リルートに復帰して北に向かって「とび巌山」をめざしました、薄い踏跡とマーキングを頼りに進むと見覚えのある分岐に出ました、前回復路で辿った分岐でした。

ここからは前回歩いたコースと思い気を抜いたので又も「二度目のジンクス」を犯し頂上直下の分岐を通リ過ぎ数十メートル巻道を進んでしまいました、ルートを修正して斜度40°以上の急坂尾根を這う様に直登して漸く「とび巌山」頂上で二等三角点「和泉」(277.7m)に再会しました。

復路は高圧鉄塔85号経由で西嶺林道に出るコースを取るので往路を≒500m程戻り左折して枝尾根(11:26)に取り付きました、分岐で現在地を地形図で確認しようとしたら右手の甲に体長(3cm)近い大きな山蛭が吸い付いていてなかなか取れず慌てました。

マーキングは殆ど無く踏跡も薄く時々ルートに疑念を持ちながらもGPSのナビを頼りに先に進むと遂に踏跡は消え藪に先が遮られ運が尽きたかと思いました、何度も地形図で現在地を確認したりGPSのナビを見たりしましたがルートには間違いなくどうしたものか迷った挙句意を決して藪に突っ込み強引に進むと突然目の前が開けて鉄塔85号(11:52)の下に飛び出しました。

ここからの復路は西嶺林道迄鉄塔管理道として階段が付けられていましたが土や落ち葉に埋もれ探しながら急坂を下りました、沢迄下りると沢の左岸をトラロープに捉って両足巾程の狭い踏み跡を辿って西嶺林道(12:06)に出ました。

コンクリ舗装の林道を下り神社前にゴール(12:13)しました、トータルタイム3時間30分、コースタイム2時間50分、≒5km、≒7.000歩でした、神社の鳥居の下の木陰でお弁当を食べ次の「和泉浅間山」に向かいました。

【和泉風宮山~和泉浅間山】
男金神社の参道前に着き広い路肩に駐車して(12:45)出発しました、「階段を登る時の怪我は自己責任です」の看板を左に見て斜度40°(338段)の階段をゆっくり登り男金神社(12:54)に着き参拝して山を西に下って根方集落に降り立ました。

田圃の中の真っ直ぐな道を真東に500m程進んだところで周りの景色が地形図と違うことに気付き現在地を確認したら分岐を間違えたことが分かり分岐迄戻って正しいルートに取り付きました、これで30分程タイムロスして先々が思いやられました。

このルートも昔道らしい形跡は有りますが竹藪の中は枯竹が散乱して落ち葉も厚く積リまともに歩ける状態ではないルートですがインターネットのガイド文のコピーを読みながら一つ一つのポイントを確認しながらなんとか急坂を登りました。

先に進む程踏跡は薄くマーキングもなくなりガイド文に書かれたポイントも全く分からなくなりましたがGPSのナビを見たら「和泉風宮山」の近くに来たことが分かりました、左手の高いピークだろうと思い斜度30°以上の急坂尾根を這い上がる様に直登してピークに飛び出したらやはりここが「和泉風宮山」頂上(13:52)でした。

小休止して登って来たルートを下り本ルートに戻った積もりで更に北に進みましたが濃い藪に阻まれ先に進めないので左の尾根を高巻しようと這い上がったら「風宮山」頂上に再び出てしまい仕方なくさっき下ったルートを下りました。

地形図やGPSで本ルートを探しましたが分かりません、同じ所を行ったり来たり40分近くうろつきましたが疲れてきたので先に進むのを止めて急坂の尾根を藪漕ぎしながら真っ直ぐ下り荒れた休耕田に降り立ち何とか林道(14:40)に出ました、

出発時に間違えて歩いた真っ直ぐな道路に出て帰路に就き神社前の駐車場(15:05)にゴールしました、トータルタイム2時間20分、コースタイム2時間、≒5km、≒6.500歩でした、[二ヵ所合計] トータルタイム5時間50分、コースタイム4時間50分、≒10km、≒13.500歩でした、後者のコースは敗退しましたがメーンのリベンジ登山は予定通リ完歩出来たのでまずまずの満足感です。

【追記】
自宅と神社前を出発する時入念に塩水を両足にスプレーしましたが敵もさるもの塩水の掛かっていない手の甲に吸い付いたのには「やられた」と思いましたが家に帰り風呂に入ろうとしたら左の足首の裏が血で真っ赤に染まっているのには驚きました、裏は塩水スプレーが不十分だったのです、次回からぬかりなく山ビル対策をするつもりです。 

                  HP URL outdoor (hacca

               
  スタート地点「もうけ神社」    金毘羅神社跡          鉄塔84号221mピーク

                       
  「とび巌山」頂上三角点          高圧鉄塔85号          ムラサキカタバミ  

             
    男金神社       神社境内に咲くヤマユリ    「和泉風宮山」頂上

 
                 歩いたルート


                歩いたトラック(軌跡)