石川佳純選手が引退を表明した。
自身のインスタグラムで「私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました」と発表。
唐突だったが、ここ数大会は、引退を心に秘めてのゲームだったという。
全日本選手権では準決勝進出。
3月のWTTシンガポールスマッシュ2023の3回戦でチュ・チョンヒ(韓国)に敗れ、WTTチャンピオンズ新郷2023の2回戦で陳夢、 WTTチャンピオンズマカオ2023の2回戦でも陳夢に敗れていた。
………《まだまだやれる》とは感じたが、早田と陳夢戦は完敗。勝つ要素が少なかった。
韓国のチョンヒは無名だが、最近、ぐんぐん力をつけてきており、石川を破った後、孫穎莎をあと一歩のところまで追いつめていた。
早田、陳夢、チョンヒは負けても仕方がない相手ではあるが、“勝てる感触”を感じられなかったのだろう。
その4戦をすべて観たが、確かに完敗で、石川選手が引退を決意しても仕方がないと感じる内容だったが、石川選手が衰えたとは感じなかった。
精神的なモノを充実させて、戦術をもう少しだけ精錬すれば、もっと上に行ける…と期待していた。
平野早矢香、福原愛時代からずっと日本のトップを引っ張ってきて、やり切った感があったことが一番の引退の理由かもしれない。
お疲れさまでした。
印象に残っているゲームは多いが、2021年日本選手権決勝の伊藤美誠戦に競り勝ったゲーム。最後の2本は素晴らしかった。
悔しいというか、運がないなあと思ったのが、リオデジャネイロ五輪での女子シングルス準々決勝のキム・ソンイ戦。
《こんな強い選手がいたのか》……キム・ソンイはカットマンであるが攻撃力も相当。彼女の情報を得ていたのかは分からないが、初対決で対応するのは難しかった。
2ゲーム連取した時は、このまま順当勝ちするだろうと観ていたが。第3ゲームから、急に手強くなった。《強い…これは強い》
石川選手も対抗して大接戦となったが、3-4で敗れ、シングルスでのメダルは消えた……
中国2選手を除く、当時の”世界八強”相手だったら、石川選手は勝っていたであろう。そして、準決勝で中国の丁寧や李暁霞相手に勝つのは容易ではないが、負けるにしても、準決勝を中国選手と戦いたかっただろう。
負けても3位決定戦を勝てば銅メダル……その可能性は高かった。(キム・ソンイが3位決定戦で福原愛を4-1で破って、銅メダル獲得)
その2年後の世界選手権・女子団体の準決勝。
日本の相手は、準々決勝の韓国-北朝鮮の勝者のはずだったが、突如、この2か国が合同チームを結成し、準決勝に相対してきたのだ。
そんな馬鹿な!というインチ○……
その時の石川選手の相手がキム・ソンイ。フルセットの大接戦となったが、ファイナルゲームのマッチポイントがどちらに行くかという場面で、2度もソンイ選手がエッジボールで得点。心が折れそうな展開だったが、これを跳ねのけて、石川が勝利!……このゲームも忘れられないなあ……
………引退の報を聞いて、いろいろ思い出した。
自身のインスタグラムで「私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました」と発表。
唐突だったが、ここ数大会は、引退を心に秘めてのゲームだったという。
全日本選手権では準決勝進出。
3月のWTTシンガポールスマッシュ2023の3回戦でチュ・チョンヒ(韓国)に敗れ、WTTチャンピオンズ新郷2023の2回戦で陳夢、 WTTチャンピオンズマカオ2023の2回戦でも陳夢に敗れていた。
………《まだまだやれる》とは感じたが、早田と陳夢戦は完敗。勝つ要素が少なかった。
韓国のチョンヒは無名だが、最近、ぐんぐん力をつけてきており、石川を破った後、孫穎莎をあと一歩のところまで追いつめていた。
早田、陳夢、チョンヒは負けても仕方がない相手ではあるが、“勝てる感触”を感じられなかったのだろう。
その4戦をすべて観たが、確かに完敗で、石川選手が引退を決意しても仕方がないと感じる内容だったが、石川選手が衰えたとは感じなかった。
精神的なモノを充実させて、戦術をもう少しだけ精錬すれば、もっと上に行ける…と期待していた。
平野早矢香、福原愛時代からずっと日本のトップを引っ張ってきて、やり切った感があったことが一番の引退の理由かもしれない。
お疲れさまでした。
印象に残っているゲームは多いが、2021年日本選手権決勝の伊藤美誠戦に競り勝ったゲーム。最後の2本は素晴らしかった。
悔しいというか、運がないなあと思ったのが、リオデジャネイロ五輪での女子シングルス準々決勝のキム・ソンイ戦。
《こんな強い選手がいたのか》……キム・ソンイはカットマンであるが攻撃力も相当。彼女の情報を得ていたのかは分からないが、初対決で対応するのは難しかった。
2ゲーム連取した時は、このまま順当勝ちするだろうと観ていたが。第3ゲームから、急に手強くなった。《強い…これは強い》
石川選手も対抗して大接戦となったが、3-4で敗れ、シングルスでのメダルは消えた……
中国2選手を除く、当時の”世界八強”相手だったら、石川選手は勝っていたであろう。そして、準決勝で中国の丁寧や李暁霞相手に勝つのは容易ではないが、負けるにしても、準決勝を中国選手と戦いたかっただろう。
負けても3位決定戦を勝てば銅メダル……その可能性は高かった。(キム・ソンイが3位決定戦で福原愛を4-1で破って、銅メダル獲得)
その2年後の世界選手権・女子団体の準決勝。
日本の相手は、準々決勝の韓国-北朝鮮の勝者のはずだったが、突如、この2か国が合同チームを結成し、準決勝に相対してきたのだ。
そんな馬鹿な!というインチ○……
その時の石川選手の相手がキム・ソンイ。フルセットの大接戦となったが、ファイナルゲームのマッチポイントがどちらに行くかという場面で、2度もソンイ選手がエッジボールで得点。心が折れそうな展開だったが、これを跳ねのけて、石川が勝利!……このゲームも忘れられないなあ……
………引退の報を聞いて、いろいろ思い出した。