衝撃の試合だった!
第3Qは、ENEOSサンフラワーズがたった6点!…6-25!
(以後、“ENEOS”または“エネオス”と表記。 “デンソー アイリス”も“デンソー”と表記します)
これまでも、第1Qでは、そんなスコアもあったが、後半巻き返して逆転。逆転まではいかなくても、反撃し相手に冷や汗、あるいは大汗をかかせるのが常だった。
この試合は、前半を終わって、 ENEOS 27-41 デンソー。デンソーがゲームを支配し、内容的にも得点もデンソーが優位に立っていた。それでも、《後半はENEOSが巻き返し、最低、勝てないまでも熱戦にはなるだろう》と見ていた。
しかし、それどころか……第3Q、ENEOSのオフェンスは完全に押さえ込まれ、逆に、デンソーの放ったシュートは、面白いようにネットに吸い込まれていった。……俗な言葉だが、“タコ殴り”状態だった。
……ゲームの感想の前に……高田選手、おめでとう!
これまで何度も決勝で敗れ、喜ぶENEOS選手の様子を見ていた。
日本代表としては、五輪銀メダルなど、アジア優勝など、歓喜の渦の中にいることは多かったが、《デンソーとしてWリーグや全日本で優勝の笑みを浮かべることはないだろうなあ》などと思っていた。
高田の喜ぶ顔を見て、私も嬉しくなった。おめでとう!
準決勝は、ENEOSは"シャンソン化粧品 シャンソンVマジック”に、デンソーは"富士通 レッドウェーブ”に快勝。
ENEOSは渡嘉敷が絶好調。さらに、宮崎もその渡嘉敷に絶妙なアシストパスを送っており、100点ゲーム(100-69)でフィールドゴールの確率も驚異の約60%(第4Qは控えメンバーを出したので60%を切った)
デンソーは、馬瓜エブリンの加入で、ペイントゾーンは高田、エブリン、赤穂ひまわりと超強力(赤穂さくらが控えに回るなんて)。富士通は町田が欠場ということもあり通常のオフェンスを組み立てられないこともあり、85-63と厳しいゲームとなった。
共に快勝だったが、ENEOSは盤石の勝利、デンソーは町田を欠いた富士通相手だったので、決勝の予想は立てにくかった。
スタメンの5人のポテンシャルの合計はほぼ互角のようだが、デンソーのペイントゾーンは超強力なので、ENEOSが苦労しそう。それを、肉弾戦での渡嘉敷の強さと宮崎の爆発力、チームとしての集中力や勝ちへの執念で打ち破ることができるかの勝負か?……予想が完全に外れた
以下は、決勝戦の雑感です
・2年前に宮澤、昨年は梅沢、今年も林が移籍し、長岡の加入や星の成長などがあるモノの戦力ダウン。選手層も薄くなった。(私見だが、宮澤⇔長岡はプラス)
・デンソーの[高田、エブリン、ひまわり]に対して、ENEOSは[宮崎、高田、星]のスリーガードで、「渡嘉敷、長岡」のふたりでは駒が足りない。どうしても、ひまわりに対すしてミスマッチが生じてしまい、攻守とも苦しい。
・渡嘉敷は奮闘したが、デンソートリオが余力を持って対応するので、通常通りのプレーができない。頼みは長岡だが、このゲームは冴えない日。なので、余計、苦しいプレイが続く。宮崎がドライブインなどでデンソーディフェンスを切り裂くシーンも見られない。ドライブのトライ数も少なかったので、デンソーディフェンスの隙がなかったのかもしれない。期待の星も封じ込まれた。
・そんな中でも、前半は中に攻め込んで外郭へのパスを出すなど、オフェンスは機能していたが、シュートが入らなかったのが、痛かった。外郭シュートが入れば、ディフェンスももう少しシューターへのマークを強めなければならず、渡嘉敷や長岡ももう少し楽になったはず。
・その意味で、岡本が完全復調していなかったのも響いた。
・"ないものねだり”してはいけないが、吉田(←復帰していたのか:アイシン)のキラーパスや牽引力、岡本の勝負所で決める3Pシュートやドライブシュート、間宮(大崎)のツボを心得たプレー、矢野良子や田中利佳のミラクルプレーなど、渡嘉敷以外に一人で苦境を打開できるプレーヤーがいない。
ほぼ、ボヤキになってしまったが、デンソーは素晴らしかった。ペイントトリオに加え、木村亜美、赤穂ひまわり、本川紗奈生らも大活躍。3Pも12/22(54.5%)、その他のシュートも打てば入るような印象。ENEOSを完膚なきまで叩きのめした。
ENEOS 13 14 06 23 56
デンソー 21 20 25 23 89
第3Qは、ENEOSサンフラワーズがたった6点!…6-25!
(以後、“ENEOS”または“エネオス”と表記。 “デンソー アイリス”も“デンソー”と表記します)
これまでも、第1Qでは、そんなスコアもあったが、後半巻き返して逆転。逆転まではいかなくても、反撃し相手に冷や汗、あるいは大汗をかかせるのが常だった。
この試合は、前半を終わって、 ENEOS 27-41 デンソー。デンソーがゲームを支配し、内容的にも得点もデンソーが優位に立っていた。それでも、《後半はENEOSが巻き返し、最低、勝てないまでも熱戦にはなるだろう》と見ていた。
しかし、それどころか……第3Q、ENEOSのオフェンスは完全に押さえ込まれ、逆に、デンソーの放ったシュートは、面白いようにネットに吸い込まれていった。……俗な言葉だが、“タコ殴り”状態だった。
……ゲームの感想の前に……高田選手、おめでとう!
これまで何度も決勝で敗れ、喜ぶENEOS選手の様子を見ていた。
日本代表としては、五輪銀メダルなど、アジア優勝など、歓喜の渦の中にいることは多かったが、《デンソーとしてWリーグや全日本で優勝の笑みを浮かべることはないだろうなあ》などと思っていた。
高田の喜ぶ顔を見て、私も嬉しくなった。おめでとう!
準決勝は、ENEOSは"シャンソン化粧品 シャンソンVマジック”に、デンソーは"富士通 レッドウェーブ”に快勝。
ENEOSは渡嘉敷が絶好調。さらに、宮崎もその渡嘉敷に絶妙なアシストパスを送っており、100点ゲーム(100-69)でフィールドゴールの確率も驚異の約60%(第4Qは控えメンバーを出したので60%を切った)
デンソーは、馬瓜エブリンの加入で、ペイントゾーンは高田、エブリン、赤穂ひまわりと超強力(赤穂さくらが控えに回るなんて)。富士通は町田が欠場ということもあり通常のオフェンスを組み立てられないこともあり、85-63と厳しいゲームとなった。
共に快勝だったが、ENEOSは盤石の勝利、デンソーは町田を欠いた富士通相手だったので、決勝の予想は立てにくかった。
スタメンの5人のポテンシャルの合計はほぼ互角のようだが、デンソーのペイントゾーンは超強力なので、ENEOSが苦労しそう。それを、肉弾戦での渡嘉敷の強さと宮崎の爆発力、チームとしての集中力や勝ちへの執念で打ち破ることができるかの勝負か?……予想が完全に外れた
以下は、決勝戦の雑感です
・2年前に宮澤、昨年は梅沢、今年も林が移籍し、長岡の加入や星の成長などがあるモノの戦力ダウン。選手層も薄くなった。(私見だが、宮澤⇔長岡はプラス)
・デンソーの[高田、エブリン、ひまわり]に対して、ENEOSは[宮崎、高田、星]のスリーガードで、「渡嘉敷、長岡」のふたりでは駒が足りない。どうしても、ひまわりに対すしてミスマッチが生じてしまい、攻守とも苦しい。
・渡嘉敷は奮闘したが、デンソートリオが余力を持って対応するので、通常通りのプレーができない。頼みは長岡だが、このゲームは冴えない日。なので、余計、苦しいプレイが続く。宮崎がドライブインなどでデンソーディフェンスを切り裂くシーンも見られない。ドライブのトライ数も少なかったので、デンソーディフェンスの隙がなかったのかもしれない。期待の星も封じ込まれた。
・そんな中でも、前半は中に攻め込んで外郭へのパスを出すなど、オフェンスは機能していたが、シュートが入らなかったのが、痛かった。外郭シュートが入れば、ディフェンスももう少しシューターへのマークを強めなければならず、渡嘉敷や長岡ももう少し楽になったはず。
・その意味で、岡本が完全復調していなかったのも響いた。
・"ないものねだり”してはいけないが、吉田(←復帰していたのか:アイシン)のキラーパスや牽引力、岡本の勝負所で決める3Pシュートやドライブシュート、間宮(大崎)のツボを心得たプレー、矢野良子や田中利佳のミラクルプレーなど、渡嘉敷以外に一人で苦境を打開できるプレーヤーがいない。
ほぼ、ボヤキになってしまったが、デンソーは素晴らしかった。ペイントトリオに加え、木村亜美、赤穂ひまわり、本川紗奈生らも大活躍。3Pも12/22(54.5%)、その他のシュートも打てば入るような印象。ENEOSを完膚なきまで叩きのめした。
ENEOS 13 14 06 23 56
デンソー 21 20 25 23 89