連続通り魔強盗の事件に見せかけた殺人
しかし、例によって、福家が疑問を持ち細かい推理によって容疑者を特定していく
①人通りの少ない通りでの強盗
人がいつ来るかわからない所で強盗犯はずっと待っていた
人が通らないからこそ、犯行現場に選んだ
②犯行手口が違う
正面から殴打し、計3回殴打して死に至らしめた。
気配を悟られてしまい、被害者と相対して、顔を見られ口封じのため殺したと考えられる。これまでの犯行と違い、稚拙である。最初から命を奪う目的だったのでは。
③被害者の所持品のキーリングに、自宅とシールが貼られた1本だけがあった
シールが貼られていたのは他のキーと区別するため。そのキーを犯人が持ち去った。そのキーは被害者の研究室のモノ?
更に、柳田教授への疑惑が濃くなっていく
④所属を名乗らなかった福家を“一課の刑事”と判断した
⑤研究室のパソコンがまだ温かかった
誰か(犯人)が少し前まで研究室にいた
⑤警備員の足跡の上に研究室の鍵があった
警備員が見回った後に捨てられた。見回りの時刻から、犯行後だと考えられる。
⑥犯行時刻直前、助手の川本も現場を通っている
女性の川本を狙うのが普通なのでは?(羽振りもよさそうだった)
最初から被害者の命を狙っていたのでは?
「被害者は、自分の車を使わず、近くでタクシーを降り、歩いて目的地に向かった」という事実
被害者を狙ったと仮定すると、「その時刻に被害者が現場を歩いて通る」事を知っていたのか?……「“偶然”を装った“必然”」
Ⅰ.被害者の煙草は、その日の午後、女子学生の悪戯で捨てられていた(柳田はその事実を知っていた)
Ⅱ.被害者の愛飲していたタバコは珍しい銘柄だった(柳田は知っていた)
Ⅲ.被害者はメモ魔で、煙草に良くメモっていた
Ⅳ.被害者の所持品の煙草にはメモ書きがなかった→購入したばかり
Ⅴ.タクシーを降りた付近のバーで煙草を購入した(被害者の購入先を柳田は知っていた)
Ⅵ.そのバーで、被害者はメガネを掛けていなかった(メガネを柳田が隠したのでは)
Ⅶ.犯行現場にあった被害者のメガネは正面から殴打されたにもかかわらず、無傷だった(振り向いた時に外れた可能性もある)
Ⅷ.被害者の目的地を柳田は知っていた
状況証拠はそろっていたが、決定的証拠がない
と、ここまではいつも通りだったが……
今までの通り魔事件と、今回の事件の凶器が一致した。
今回の現場で発見された毛髪が、通り魔の者と一致した。
更に、通り魔犯が死体で見つかり、所持品から被害者(池内)の物も出てくる。
稲垣吾郎の怒り
今まで、俺は何をやってきたのか?
いつも嫌味を言うだけ、見せ場なし、存在意義なし。俺はお前の引き立て役か!
………ま、間違えた!
石松警部の怒り
現在、警察は今井の行方を全力を挙げて追っている、全刑事、全警官が不眠不休で……
お前は何をやっているのかと聞いているんだ!
いつも勝手に動き、指示は聞かない、連絡はしない、報告も遅い、足並み?(怒りが凄くて聞き取れなかった)は乱す、秩序は無視する。
組織に所属しているという自覚を全く持たないでいる!
お前のその言動が、職務を真摯に全うし、指示に全力で従おうとする周囲の人間に対して、どのような影響を及ぼすのか、考えようともしていない!
お前のやっていることは、捜査ではなく、単なる我儘に過ぎない!
(以下も、怒りの言葉が続く……)
犯人逮捕が第一だと思うが、組織人としての石松の怒りももっともで、
≪よく言った!もっと言ってやれ!≫(もっと早く言えと思ったが)
と思ってしまうことに、このドラマの致命的な欠点である。
福家の行動があまりにも身勝手であり、少しも共感できないのである。
真犯人逮捕が第一は言うまでもないが、捜査会議で進言しろ、説明しろ、説得しろ!
単独行動で連絡なし、事後報告など、許されない。
石松が激怒中の福家の表情も理解不能。
驚愕の表情であるが、それが自分の身勝手さを恥じたものか?
≪真犯人逮捕が第一なのに、この人、何を言っているの?≫
というものか、判別できない。演技力不足?
さて、
柳田に公衆電話からの着信。その相手は?
【ストーリー】番組サイトより
城北大学の近辺で、黒ずくめの服装で被害者を襲う強盗事件が多発。大学でも学生や教授に貼り紙をして事件に対する注意を喚起していた。
そんなある日、同大法科学科特任教授の柳田嘉文(古谷一行)は、元教え子で同じ大学の講師、池内国雄(みのすけ)の研究室を訪ねる。柳田は、池内に弱みを握られ、警察庁科学警察研究所への推薦を頼まれていた。約束通り推薦したことを伝える柳田。しかし、池内は今後も柳田を利用するため、柳田の弱みの証拠のディスクを返さなかった。その夜、柳田は黒ずくめの衣装で池内を待ち伏せ、殺害してしまう。
池内の死体は、数時間後に発見され警察の捜査が始まる。陣頭指揮に立つ石松和夫(稲垣吾郎)たちは、これまでに発生した一連の強盗事件容疑者による犯行と目星をつけた。しかも、これまでは出なかった死亡事件がついに発生してしまった。警察の威信にも関わる事件だ。しかし、福家警部補(檀れい)は現場周辺の聞き込みをという石松の指示に従わずどこかへ向かってしまう。
福家は城北大学にある池内の研究室へ。そこに、柳田がやって来る。福家は池内の所持品のキーリングに自宅とシールが貼られた1本だけがあったことに疑問を持っていた。つまり、同じような鍵が犯人に盗られていたら? それが職場のものだとしたら? と、思い当たったのだ。それを柳田に話すが、何も盗られた様子はないと言う。だが、福家は何者かが寸前に部屋に入った痕跡に気づく。実は直前まで柳田が証拠を隠滅していたのだった。
しかし、例によって、福家が疑問を持ち細かい推理によって容疑者を特定していく
①人通りの少ない通りでの強盗
人がいつ来るかわからない所で強盗犯はずっと待っていた
人が通らないからこそ、犯行現場に選んだ
②犯行手口が違う
正面から殴打し、計3回殴打して死に至らしめた。
気配を悟られてしまい、被害者と相対して、顔を見られ口封じのため殺したと考えられる。これまでの犯行と違い、稚拙である。最初から命を奪う目的だったのでは。
③被害者の所持品のキーリングに、自宅とシールが貼られた1本だけがあった
シールが貼られていたのは他のキーと区別するため。そのキーを犯人が持ち去った。そのキーは被害者の研究室のモノ?
更に、柳田教授への疑惑が濃くなっていく
④所属を名乗らなかった福家を“一課の刑事”と判断した
⑤研究室のパソコンがまだ温かかった
誰か(犯人)が少し前まで研究室にいた
⑤警備員の足跡の上に研究室の鍵があった
警備員が見回った後に捨てられた。見回りの時刻から、犯行後だと考えられる。
⑥犯行時刻直前、助手の川本も現場を通っている
女性の川本を狙うのが普通なのでは?(羽振りもよさそうだった)
最初から被害者の命を狙っていたのでは?
「被害者は、自分の車を使わず、近くでタクシーを降り、歩いて目的地に向かった」という事実
被害者を狙ったと仮定すると、「その時刻に被害者が現場を歩いて通る」事を知っていたのか?……「“偶然”を装った“必然”」
Ⅰ.被害者の煙草は、その日の午後、女子学生の悪戯で捨てられていた(柳田はその事実を知っていた)
Ⅱ.被害者の愛飲していたタバコは珍しい銘柄だった(柳田は知っていた)
Ⅲ.被害者はメモ魔で、煙草に良くメモっていた
Ⅳ.被害者の所持品の煙草にはメモ書きがなかった→購入したばかり
Ⅴ.タクシーを降りた付近のバーで煙草を購入した(被害者の購入先を柳田は知っていた)
Ⅵ.そのバーで、被害者はメガネを掛けていなかった(メガネを柳田が隠したのでは)
Ⅶ.犯行現場にあった被害者のメガネは正面から殴打されたにもかかわらず、無傷だった(振り向いた時に外れた可能性もある)
Ⅷ.被害者の目的地を柳田は知っていた
状況証拠はそろっていたが、決定的証拠がない
と、ここまではいつも通りだったが……
今までの通り魔事件と、今回の事件の凶器が一致した。
今回の現場で発見された毛髪が、通り魔の者と一致した。
更に、通り魔犯が死体で見つかり、所持品から被害者(池内)の物も出てくる。
稲垣吾郎の怒り
今まで、俺は何をやってきたのか?
いつも嫌味を言うだけ、見せ場なし、存在意義なし。俺はお前の引き立て役か!
………ま、間違えた!
石松警部の怒り
現在、警察は今井の行方を全力を挙げて追っている、全刑事、全警官が不眠不休で……
お前は何をやっているのかと聞いているんだ!
いつも勝手に動き、指示は聞かない、連絡はしない、報告も遅い、足並み?(怒りが凄くて聞き取れなかった)は乱す、秩序は無視する。
組織に所属しているという自覚を全く持たないでいる!
お前のその言動が、職務を真摯に全うし、指示に全力で従おうとする周囲の人間に対して、どのような影響を及ぼすのか、考えようともしていない!
お前のやっていることは、捜査ではなく、単なる我儘に過ぎない!
(以下も、怒りの言葉が続く……)
犯人逮捕が第一だと思うが、組織人としての石松の怒りももっともで、
≪よく言った!もっと言ってやれ!≫(もっと早く言えと思ったが)
と思ってしまうことに、このドラマの致命的な欠点である。
福家の行動があまりにも身勝手であり、少しも共感できないのである。
真犯人逮捕が第一は言うまでもないが、捜査会議で進言しろ、説明しろ、説得しろ!
単独行動で連絡なし、事後報告など、許されない。
石松が激怒中の福家の表情も理解不能。
驚愕の表情であるが、それが自分の身勝手さを恥じたものか?
≪真犯人逮捕が第一なのに、この人、何を言っているの?≫
というものか、判別できない。演技力不足?
さて、
柳田に公衆電話からの着信。その相手は?
【ストーリー】番組サイトより
城北大学の近辺で、黒ずくめの服装で被害者を襲う強盗事件が多発。大学でも学生や教授に貼り紙をして事件に対する注意を喚起していた。
そんなある日、同大法科学科特任教授の柳田嘉文(古谷一行)は、元教え子で同じ大学の講師、池内国雄(みのすけ)の研究室を訪ねる。柳田は、池内に弱みを握られ、警察庁科学警察研究所への推薦を頼まれていた。約束通り推薦したことを伝える柳田。しかし、池内は今後も柳田を利用するため、柳田の弱みの証拠のディスクを返さなかった。その夜、柳田は黒ずくめの衣装で池内を待ち伏せ、殺害してしまう。
池内の死体は、数時間後に発見され警察の捜査が始まる。陣頭指揮に立つ石松和夫(稲垣吾郎)たちは、これまでに発生した一連の強盗事件容疑者による犯行と目星をつけた。しかも、これまでは出なかった死亡事件がついに発生してしまった。警察の威信にも関わる事件だ。しかし、福家警部補(檀れい)は現場周辺の聞き込みをという石松の指示に従わずどこかへ向かってしまう。
福家は城北大学にある池内の研究室へ。そこに、柳田がやって来る。福家は池内の所持品のキーリングに自宅とシールが貼られた1本だけがあったことに疑問を持っていた。つまり、同じような鍵が犯人に盗られていたら? それが職場のものだとしたら? と、思い当たったのだ。それを柳田に話すが、何も盗られた様子はないと言う。だが、福家は何者かが寸前に部屋に入った痕跡に気づく。実は直前まで柳田が証拠を隠滅していたのだった。
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