陣川を壊した男、快楽殺人犯・北一幸が再登場!
………season14 第12話「陣川という名の犬」
愛する女性を殺害された陣川が「「殺したい奴を殺すことが、なんで問題なんですか?……あいつを殺してやるっ!」
≪陣川君の口からこんな言葉は聞きたくなかった≫……そんなエピソードだった………
……そんな北一幸の再登場だが、中身の薄いストーリーだった(私が理解出来なかっただけかもしれないが)。
脚本家の小道具―その1・有村みなみ
美しい女性の顔を切り刻んで殺害することに快楽を感じる北に関しては、この際、置いておくとして、そんな北にシンパシーを感じ、結婚し犯行の手助け、さらに殺してもらった有村みなみについては承服できない存在。
結婚という慣習に拘っていたようだが、生には執着せず、殺されることを志願。
顔を切り刻まれ殺害されたことによって、「快楽殺人、再び」を匂わせるフェイクとなった。
脚本家の小道具―その2・連城弁護士
有能だが性格の悪く、“検察の天敵”と言われているらしい(当然、警察には非協力的)。
会話の98%を記憶し(あと2%の不確実さはいいのかな?)、依頼人にとって不利益な証拠は残さないという設定。
今回は、北の協力者に辿りつく手掛かりは連城の頭の中だけにしかなく、捜査の障害となった。そのことによって、右京の腕の見せ所となったわけで、脚本の都合によって生まれた通行人的登場人物だった。
演じた松尾諭さんは、主人公の同僚刑事役で小者感を漂わせ“主人公の引き立て役”が多い。今回の登場時には違和感を感じたが、やはり≪“松尾諭”だなあ≫と思わせる扱いだった。
脚本家の小道具―その3・伊丹刑事
連城弁護士に呼びつけられ、北からのスマートフォンを渡され着信。さらに、遺体入りの冷蔵庫まで送りつけられる。
殺害予告や快楽性を匂わせたが、これも脚本上のフェイク。スマホや冷蔵庫を伊丹に送り付けた事象は、本筋とは関係のないエピソードだった。
脚本家の小道具―その4・田上刑事(字が違うかも)
凶悪犯の見張りというのに、全く緊張感がなく女の為に場を離れ、同僚が殺害され逃亡を許したというのに、罪悪感や悲しむ様子はほとんど感じられなかった。
今回の事件を成立させるためだけの存在。せめて、北の共犯者の疑いを漂わせてほしかった。
脚本家の小道具―その5・潮崎刑事
北一幸の協力者、兼、依頼者である重要人物だったが、北の快楽殺人性を匂わせるのにウエイトが掛かり、潮崎の自殺や犯行協力の動機などスムーズに辿りついてしまった感が強い。
「同性愛者(ゲイ)=女装愛好家」という図式は安易。
北が潮崎の顔を切り刻んだのは、「潮崎を女性として扱った」という思いやりだったというのは≪なるほど≫と思ったが、「同性愛者(ゲイ)=女装愛好家」という図式が成り立っての話である。
★手紙と写真だけの登場の陣川君は存在感を示す
「“ハンドリング ワーニング”という格好いいニックネームも付いて、人気者になっています。
僕は優秀過ぎて研修する必要がないらしく、“早く日本に帰っていい”と言われています」
……“取扱注意”(by冠城)
……向こうでも何かやらかしちゃったんでしょうか?(by幸子)
……まあ本人は気付いていないと思いますがね(by右京)
さすが陣川君である。
ちなみに、今話の脚本は真野勝成氏(season14 第12話「陣川という名の犬」も真野氏の脚本)。
氏に評ついては、こちら。
( season15では、第2話「チェイン」、元日SP第10話「帰還」、第11話「アンタッチャブル」を担当している)
【ストーリー】番組サイトより
伊丹が一年前に逮捕した快楽殺人犯、再び!!
特命係も因縁深いシリアルキラーの狙いとは!?
計6人の女性を殺害し、顔を切り刻むことに執着した快楽殺人犯・北一幸(野間口徹)が、治療中の病院から逃走した。裁判中だった北は、末期がんの治療のためにいったん入院していたのだが、見張りの刑事を殺害して姿を消したという。
犯行は病院のシステムがダウンした十数分のうちに起きており、計画的なものと考えられるため、共犯者がいる可能性が高かった。捜査に乗り出した伊丹(川原和久)は、図ったようなタイミングで北の弁護士・連城(松尾諭)から連絡を受け、北から伊丹宛に送られてきたというスマホを渡される。その途端、着信があり、北は犯行の再開を予告するような言葉を発した。どうやら北は、自分を逮捕し取り調べを担当した伊丹に、何かしらの思い入れがあるらしい。
捜査本部は、かつて北が殺害対象者としてリストアップしていた女性67人の安否確認を急ぐ。その矢先、伊丹宛に巨大な冷蔵庫が届く。中には、有村みなみ(片山萌美)というリストに載っていた女性の遺体が入れられていた。
いっぽう、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、上層部からにらまれながらも独自の捜査を開始。一年前の事件では、特命係によって、北が自分と“同じ臭い”がする殺人犯にシンパシーを覚え、身代わりになろうとしたという事件の真相が解明された。右京と亘の脳裏には、“誰かのために罪を犯すことに喜びを覚える”という、北の不可解な思考が蘇っていた。その考え方を踏襲しているのであれば、今回の犯行も共犯者のために行っているのではないか?
2人は手掛かりを探すため、被害者であるみなみや、担当弁護士の連城、さらには病院で殺害された刑事の相棒の周辺を調べ始める。
連続殺人犯を助ける共犯者はいったい誰なのか?
伊丹に執着する犯人の意図とは…!?
日本を震撼させた猟奇殺人の悪夢が再び幕を開ける!
ゲスト:野間口徹 松尾諭
脚本:真野勝成
監督:内片輝
………season14 第12話「陣川という名の犬」
愛する女性を殺害された陣川が「「殺したい奴を殺すことが、なんで問題なんですか?……あいつを殺してやるっ!」
≪陣川君の口からこんな言葉は聞きたくなかった≫……そんなエピソードだった………
……そんな北一幸の再登場だが、中身の薄いストーリーだった(私が理解出来なかっただけかもしれないが)。
脚本家の小道具―その1・有村みなみ
美しい女性の顔を切り刻んで殺害することに快楽を感じる北に関しては、この際、置いておくとして、そんな北にシンパシーを感じ、結婚し犯行の手助け、さらに殺してもらった有村みなみについては承服できない存在。
結婚という慣習に拘っていたようだが、生には執着せず、殺されることを志願。
顔を切り刻まれ殺害されたことによって、「快楽殺人、再び」を匂わせるフェイクとなった。
脚本家の小道具―その2・連城弁護士
有能だが性格の悪く、“検察の天敵”と言われているらしい(当然、警察には非協力的)。
会話の98%を記憶し(あと2%の不確実さはいいのかな?)、依頼人にとって不利益な証拠は残さないという設定。
今回は、北の協力者に辿りつく手掛かりは連城の頭の中だけにしかなく、捜査の障害となった。そのことによって、右京の腕の見せ所となったわけで、脚本の都合によって生まれた通行人的登場人物だった。
演じた松尾諭さんは、主人公の同僚刑事役で小者感を漂わせ“主人公の引き立て役”が多い。今回の登場時には違和感を感じたが、やはり≪“松尾諭”だなあ≫と思わせる扱いだった。
脚本家の小道具―その3・伊丹刑事
連城弁護士に呼びつけられ、北からのスマートフォンを渡され着信。さらに、遺体入りの冷蔵庫まで送りつけられる。
殺害予告や快楽性を匂わせたが、これも脚本上のフェイク。スマホや冷蔵庫を伊丹に送り付けた事象は、本筋とは関係のないエピソードだった。
脚本家の小道具―その4・田上刑事(字が違うかも)
凶悪犯の見張りというのに、全く緊張感がなく女の為に場を離れ、同僚が殺害され逃亡を許したというのに、罪悪感や悲しむ様子はほとんど感じられなかった。
今回の事件を成立させるためだけの存在。せめて、北の共犯者の疑いを漂わせてほしかった。
脚本家の小道具―その5・潮崎刑事
北一幸の協力者、兼、依頼者である重要人物だったが、北の快楽殺人性を匂わせるのにウエイトが掛かり、潮崎の自殺や犯行協力の動機などスムーズに辿りついてしまった感が強い。
「同性愛者(ゲイ)=女装愛好家」という図式は安易。
北が潮崎の顔を切り刻んだのは、「潮崎を女性として扱った」という思いやりだったというのは≪なるほど≫と思ったが、「同性愛者(ゲイ)=女装愛好家」という図式が成り立っての話である。
★手紙と写真だけの登場の陣川君は存在感を示す
「“ハンドリング ワーニング”という格好いいニックネームも付いて、人気者になっています。
僕は優秀過ぎて研修する必要がないらしく、“早く日本に帰っていい”と言われています」
……“取扱注意”(by冠城)
……向こうでも何かやらかしちゃったんでしょうか?(by幸子)
……まあ本人は気付いていないと思いますがね(by右京)
さすが陣川君である。
ちなみに、今話の脚本は真野勝成氏(season14 第12話「陣川という名の犬」も真野氏の脚本)。
氏に評ついては、こちら。
( season15では、第2話「チェイン」、元日SP第10話「帰還」、第11話「アンタッチャブル」を担当している)
【ストーリー】番組サイトより
伊丹が一年前に逮捕した快楽殺人犯、再び!!
特命係も因縁深いシリアルキラーの狙いとは!?
計6人の女性を殺害し、顔を切り刻むことに執着した快楽殺人犯・北一幸(野間口徹)が、治療中の病院から逃走した。裁判中だった北は、末期がんの治療のためにいったん入院していたのだが、見張りの刑事を殺害して姿を消したという。
犯行は病院のシステムがダウンした十数分のうちに起きており、計画的なものと考えられるため、共犯者がいる可能性が高かった。捜査に乗り出した伊丹(川原和久)は、図ったようなタイミングで北の弁護士・連城(松尾諭)から連絡を受け、北から伊丹宛に送られてきたというスマホを渡される。その途端、着信があり、北は犯行の再開を予告するような言葉を発した。どうやら北は、自分を逮捕し取り調べを担当した伊丹に、何かしらの思い入れがあるらしい。
捜査本部は、かつて北が殺害対象者としてリストアップしていた女性67人の安否確認を急ぐ。その矢先、伊丹宛に巨大な冷蔵庫が届く。中には、有村みなみ(片山萌美)というリストに載っていた女性の遺体が入れられていた。
いっぽう、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、上層部からにらまれながらも独自の捜査を開始。一年前の事件では、特命係によって、北が自分と“同じ臭い”がする殺人犯にシンパシーを覚え、身代わりになろうとしたという事件の真相が解明された。右京と亘の脳裏には、“誰かのために罪を犯すことに喜びを覚える”という、北の不可解な思考が蘇っていた。その考え方を踏襲しているのであれば、今回の犯行も共犯者のために行っているのではないか?
2人は手掛かりを探すため、被害者であるみなみや、担当弁護士の連城、さらには病院で殺害された刑事の相棒の周辺を調べ始める。
連続殺人犯を助ける共犯者はいったい誰なのか?
伊丹に執着する犯人の意図とは…!?
日本を震撼させた猟奇殺人の悪夢が再び幕を開ける!
ゲスト:野間口徹 松尾諭
脚本:真野勝成
監督:内片輝
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます