英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『将棋世界4月号』 きしろ杯争奪関西女流メイショウ戦

2009-04-26 14:38:26 | 将棋
 里見倉敷藤花×岩根女流初段(現二段)の決勝戦。
 タイトルホルダーの里見さんとマイナビ女子オープンの女王位挑戦者の岩根さんの対局なので、白熱の好勝負が予想されたが、残念な内容だった。

 第1図は里見倉敷藤花が持駒の銀を3四に打ったところ。

 この銀打ちが問題の一着だった。以下、△4五桂▲同銀△同飛と進んだが、これでは先手の持駒の銀+歩と後手の桂馬の交換となり、駒の損得と効率の両面で先手の損はかなり大きい。
 持駒の銀を打って桂と交換…「プロにはない手」だ。

 この後は岩根女流の充実ぶりを示す指し手が見られただけであった。


 第1図の▲3四銀では、▲4四歩と指し、△4四同飛なら▲6五歩(第2図)と勝負すべきだった(と思う…自信はない)。
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