英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

王将戦リーグの展望 2022年10月26日

2022-10-26 17:30:28 | 将棋
王将戦挑戦者決定リーグも、中盤に差し掛かっている。
本日、羽生ー渡辺戦が行われているので、慌てて書いています。
千日手になって、指し直し局が指されている模様。
王将戦リーグシード順に
1渡辺名人 1勝2敗  ●近藤 ●服部 ○永瀬
2永瀬王座 2勝1敗  ○糸谷 ●渡辺 ○豊島
3羽生九段 3勝0敗  ○服部 ○糸谷 ○近藤
4近藤七段 1勝2敗  ○渡辺 ●豊島 ●羽生
5豊島九段 1勝1敗  ○近藤 ●永瀬
5糸谷八段 0勝2敗  ●永瀬 ●羽生
5服部五段 1勝1敗  ●羽生 ○渡辺

(5位の3名は予選勝ち上がりで同順位)

 私は羽生ファンなので、当然、羽生九段中心の記事になります。ご容赦を。
 羽生九段は、服部五段、糸谷八段、近藤七段相手に3連勝と快調。一昔前なら、挑戦権に大きく近づいたという感触。しかし……
 ………残る相手は、渡辺名人、永瀬王座、豊島九段。
 残念だが、勝つビジョンを想像するのが難しいという今日この頃……ただし、対渡辺名人は勝つ可能性がありそう。
 良くて1勝2敗。3連勝の可能性も小さくない……“羽生ファン”と公言できない、弱気。
 で、考えてしまうのは、《3連敗した場合、リーグ残留できるか?》
 ざっと考えてみたが、《まだ残留は確定していないが、ほぼ大丈夫》と考えてよいだろう。

 本日の渡辺名人に勝利すれば、王将戦挑戦も現実味が出てくる。是非、勝ってほしい。
 服部五段は低段位だが、相当強く、少なくともB級1組クラスの棋力だ。渡部九段を破ったのは、番狂わせでは全くない。
 王将リーグは、毎年、実力者が揃うので、始まる前は、挑戦者は勿論、陥落者も全く分からない。
 毎年、この人が陥落するの?と思ってしまうのだが、全員、強者なので、強者が陥落するのは当たり前。

 でも、不思議と、星が偏るので、各棋士3~4局消化すると、挑戦権争いと陥落候補とに色分けされてくる。
 現在、消化が2~3局なので、全員に挑戦も陥落も可能性がある。2敗者も。まだ挑戦の可能性もありそう。ただし、「同率の場合は、シード上位2名のプレーオフ」なので、現在、下位の2敗者は挑戦は難しいかもしれない。
 いずれにしても、強者ぞろいなので、まだまだ、先が見えない状況。
コメント
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