英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

比例選挙【放電的】改正案

2010-06-26 11:51:00 | 時事
 参議院選挙が公示され、各党の立候補者の顔ぶれを見ました。
 比例区では首をひねりたくなるような候補者が幾人も見られました。
 比例区は政党名でも立候補者の個人名でもOKです。たとえば「谷亮子」と書くと「民主党」に1票入り、それとは別に「谷亮子」の票としてもカウントされます。これは「民主党票」と「谷亮子票」で2票カウントされるわけでなく、「谷亮子」票は、民主党比例区の候補者の順位付けに使われるのです。
 つまり、個人名の表が多い候補者ほど、同じ党での当選順位が上になるわけです。簡単に言えば、有名な候補者ほど当選しやすいわけです。逆に有能な候補者であっても無名なら当選困難なわけです。

 賢明な有権者は、有名なだけの候補者名を書くとは思いませんが、それを考慮に入れても、有名な候補者に個人名が多いと考えられます。わざわざ無名な候補者の名前を書くとは思えませんから。
 党としては、有能かどうかは2の次で、有名な候補者を立てて個人名によって当選者数が増えればよいと考えているのでしょう。頭数さえ多ければいいというわけで、それなら、参議院は必要ないと言われても仕方がないでしょう。

 そこで、改正案を提案します。
 それは「個人マイナス票」です。議員になってほしくない候補者名を書く欄を設けるのです。
 「個人票総数」-「マイナス票総数」=「個人得票ポイント」
として、「得票ポイント」で党内の順位を決めるのです。

 私的には、個人マイナス票の欄が10個は欲しいです。
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