布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

水戸の梅まつりとあけぼの山農業公園の梅

2008-02-11 | 花情報
10日の日曜日は、土曜日とは打って変わって、日差しもあり、暖かったので、ぷらりとあけぼの山農業公園の斜面に植えてある約100本の梅の開花状況を見にいってきました。
目についたのは、先般までは開化していなかった白い梅が、一番高いところにある、たった1本ですが、それなりに写真のように咲いておりました。あとの白梅は、まだ蕾状態ではあるが、白梅だということは、膨らんできた蕾で色が分かるほどになってきておりました。
赤い梅の方は、農業公園のホームページで紹介されているように、それなりに咲いておりました。数えたら、約10本ですが、高いところだけではなく、真ん中くらいまで、パラパラではありますが、かわいらしい紅い花びらを咲かせておりました。陽気の良さに誘われてか、三々五々、人は見にきておりましたば、通路の脇に植えてあるニホンスイセンは、もう終りでしたね。
但し、風車の隣の梅林の梅は、場所が吹きっさらしのところなので、まだまだ、蕾です。いずれにしても、このあけぼの山農業公園は、梅まつりなるものは、開催されません。それでも2月下旬頃から3月上旬には満開となり、多くの梅観客が訪れます。そりゃ、梅園の斜面が、白と紅に染まると、みごとなものです。
それよりは、見事なのは、この近辺では水戸の偕楽園の梅ではないでしょうか。この偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三公園」のひとつで、つとに有名です。天保13年(1842年)に水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園されましたようです。斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い、「偕楽園」をつくりました。約13haの園内には約百品種・三千本の梅が植えられています。この梅まつりも、今年で112回を数えます。では、以下にその水戸偕楽園の梅まつりの概要を、紹介します。
開催期間は平成20年2月20日(水)~3月31日(月)で、開催場所は、偕楽園他となっております。開化情報としては、2月7日現在、50本(紅梅29本、白梅21本(がさいているとのこと。
第一観梅デーは、2月24日(日)野外琴の会が、ここ後楽園で午前10時から開催するようです。また、梅まつり期間中は、偕楽園「好文亭」及び弘道館の閉門時間の延長され、入館時間は9時~16時15分(通常は9時~16時)となるそうです。
次に、夜間の桜見会(夜梅祭)は、開催期日は、平成20年3月8日(土)で、夜6時~9時まで、偕楽園で開催されます。園内の通路のキャンドルライトや梅林のライトアップも行われ、園内は幻想的な雰囲気に包まれるようです。
さらに、偕楽園「好文亭ライトアップ」は、平成20年3月31日(月)まで、午後6時から9時まで行われるとのことです。
毎年、ここは、この梅を見に、関東近辺ならず、あちらこちらから観梅客が集まるとのこと。時間をとって、今年も、是非、行ってみたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする