茨城県小美玉市にある航空自衛隊の百里飛行場は、在日アメリカ空軍機の航空訓練も行われる本格的な飛行場なのですが、それを2009年度末を目途に、全国の主要都市と結ぶ民間飛行場共有化の工事が進められていることを、最近知りました。(知っている方には、ごめんなさい。)
鹿島臨海鉄道のファンなので、ちょくちょくこの沿線に、週末には出没し、自衛隊の飛行機が頭上を行き来しているのは知っていたのですが、そこに民間飛行場が出来るなんてーー。先般、この沿線の近くに住んでいる人から、この話し、茨城空港が出来るという話しを聞いたのです。その人は、百里飛行場の民間共用化が実現すると首都圏では成田、羽田に次ぐ第三の空港になるんだと、とても自慢げに話してくれたのです。聞き間違いかと思い調べてみましたら、どうやら、本当に出来るらしい。そこで、以下に調べたことを、紹介します。
項 目 計画内容
名 称 百里飛行場(愛称:茨城空港)
設置位置 茨城県小美玉市
空港の種類 共用飛行場
事業主体 国土交通省
滑 走 路 新滑走路 2,700m (新 設)
現滑走路 2,700m (嵩上げ)
そ の 他 エプロン,管制施設,照明施設,
着陸帯,誘導路など
就航予定の航空機 中型ジェット機、
小型ジェット機
この茨城空港という愛称は、一般公募が行われ、もう、2007年1月16日に決定していたらしい。
また、これも知らなかったが、石川県の小松空港(小松飛行場)や鳥取県の米子空港(美保飛行場)も自衛隊との共用飛行場として国土交通省が事業主体となって整備を進めているらしい。
しかし、この小美玉市というのは、「小川町」「美野里町」「玉里村」が平成18年3月に合併して出来たばかりの市で、位置的には茨城県のほぼ中央で面積は約140km²あるというが、果たして、ここに茨城空港をつくって、利用する人がいるのでしょうかね。ところが、驚く事なかれ、茨城県の試算では、この飛行場の航空需要は、2009年度において約81万人と予測され、開港5年後には、年間約100万人の航空需要が見込まれというのです。また、就航が見込まれる路線としては北海道、大阪、福岡、沖縄が想定されているそうなのです。
更に、驚くのは、共用化のPRから引用しますが、その経済効果と波及効果です。百里飛行場の民間共用化に伴い、建設費と開港後50年間の維持管理費はおよそ317億円、これに対し、開港後50年間の時間短縮効果や費用低減効果といった利便性はおおよそ1,523億円と推計され、投資に対する効果の割合は、4.8倍に上ると見込まれています。 また、建設投資による経済波及効果は、おおよそ1,820億円、航空事業の開始、ターミナルビル運営、観光客増加など民間共用化後の経済波及効果がおおよそ300億円、さらに、全体の雇用誘致数としておおよそ11,000人が見込まれているそうです。
うあ~、こんなに凄い施設が、まもなく、小美玉市に出来上がるのを、全く、知らないなんて、お恥ずかしい。機会があったら、是非現地に行って見ます。
鹿島臨海鉄道のファンなので、ちょくちょくこの沿線に、週末には出没し、自衛隊の飛行機が頭上を行き来しているのは知っていたのですが、そこに民間飛行場が出来るなんてーー。先般、この沿線の近くに住んでいる人から、この話し、茨城空港が出来るという話しを聞いたのです。その人は、百里飛行場の民間共用化が実現すると首都圏では成田、羽田に次ぐ第三の空港になるんだと、とても自慢げに話してくれたのです。聞き間違いかと思い調べてみましたら、どうやら、本当に出来るらしい。そこで、以下に調べたことを、紹介します。
項 目 計画内容
名 称 百里飛行場(愛称:茨城空港)
設置位置 茨城県小美玉市
空港の種類 共用飛行場
事業主体 国土交通省
滑 走 路 新滑走路 2,700m (新 設)
現滑走路 2,700m (嵩上げ)
そ の 他 エプロン,管制施設,照明施設,
着陸帯,誘導路など
就航予定の航空機 中型ジェット機、
小型ジェット機
この茨城空港という愛称は、一般公募が行われ、もう、2007年1月16日に決定していたらしい。
また、これも知らなかったが、石川県の小松空港(小松飛行場)や鳥取県の米子空港(美保飛行場)も自衛隊との共用飛行場として国土交通省が事業主体となって整備を進めているらしい。
しかし、この小美玉市というのは、「小川町」「美野里町」「玉里村」が平成18年3月に合併して出来たばかりの市で、位置的には茨城県のほぼ中央で面積は約140km²あるというが、果たして、ここに茨城空港をつくって、利用する人がいるのでしょうかね。ところが、驚く事なかれ、茨城県の試算では、この飛行場の航空需要は、2009年度において約81万人と予測され、開港5年後には、年間約100万人の航空需要が見込まれというのです。また、就航が見込まれる路線としては北海道、大阪、福岡、沖縄が想定されているそうなのです。
更に、驚くのは、共用化のPRから引用しますが、その経済効果と波及効果です。百里飛行場の民間共用化に伴い、建設費と開港後50年間の維持管理費はおよそ317億円、これに対し、開港後50年間の時間短縮効果や費用低減効果といった利便性はおおよそ1,523億円と推計され、投資に対する効果の割合は、4.8倍に上ると見込まれています。 また、建設投資による経済波及効果は、おおよそ1,820億円、航空事業の開始、ターミナルビル運営、観光客増加など民間共用化後の経済波及効果がおおよそ300億円、さらに、全体の雇用誘致数としておおよそ11,000人が見込まれているそうです。
うあ~、こんなに凄い施設が、まもなく、小美玉市に出来上がるのを、全く、知らないなんて、お恥ずかしい。機会があったら、是非現地に行って見ます。