さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

葉桜Ⅰ

2007-04-20 08:35:43 | 花一匁
柔かな日差しと
ヒヤッと心地よい風

若葉と鳥のさえずりに
思わず背伸びする
心浮き立つ
散歩道
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嵯峨野4月

2007-04-19 22:23:51 | あはれ
嵯峨野の魅力は
竹林 
お寺 
お豆腐と様々ですが
一番は
所々に残る
昔ながらの野原でしょう

かくれんぼ
ちゃんばら
おにごっこ
木登り
昆虫採集の記憶が蘇える

近所の空き地と違うのは
生活感がないところ
正体不明な贅沢気分に浸れること
そして空が大きいこと...

魅力は
嵯峨野の
厳しい開発規制にあるのでしょう
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夙川4月Ⅱ

2007-04-19 08:57:02 | あはれ
ソメイヨシノの色合いは
日本人の趣向である
中庸を発色させたような
浄明淡紅灰白...色

古代からの品種と思いきや
江戸時代
自然交雑で生まれたもの

子房が不稔性で自力繁殖が出来ないことと
成長が早いため寿命が60年余りなこと
排ガスや病害虫に弱いことなどで
ソメイヨシノは
人の共存
社会との共生なくしては生きられない

共存・共生の大切さをも教えてれる
ソメイヨシノ
これからも
全国津々浦々に繁殖して欲しい
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神苑4月

2007-04-18 22:16:37 | あはれ
平安神宮の
神苑は
一万坪と圧巻だが

栖鳳池の外れ
この一角が
一番だ

庭師
小川冶兵衛が26年かけた神苑の
造園の最後のところであったのだろう...
「造る意欲」がこなれて
「ナチュラル感」が昇華した一角
と解釈した

匠も技も目指すところは
普通サイズの自然体
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哲学の道4月

2007-04-18 08:33:59 | あはれ
銀閣寺から
南に下る川沿いの小道

肉親の死
離婚
参禅を経て
絶対矛盾的自己同一論に達した
西田幾多郎さん
この西田さんに因んで
哲学の道と呼ばれている

エゴと拳銃の闊歩する現代に
「西田さん」
もう一度説いて欲しい
自己を否定する中に自己がある
思索と行動の極地に自己がある

西田さんの愛したこの道に
すばらしい春へのヒントがある
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4月中Ⅲ

2007-04-17 21:08:20 | 時の花
菜種梅雨は
サッパリ系

黄砂を
流し
カエデも
生き返える雨模様

花粉症に加えて
希望校に入れなかった悔しさや
昇進を逃した無念から
四月はとかく
酷な月

小雨なら
ここは
傘を差さずに
洗ってもらおう
心のしこり
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仁和寺4月Ⅱ

2007-04-17 08:39:23 | あはれ
雨で
人気はなく
落ち着いた境内でした

左右対称
シンメトリーの門も
心を静めてくれた

ギリシャ・ローマ 
ルネッサンス時代は
シンメトリーの様式で
美を追及した
世にいう
バランス感覚も
本にはシンメトリーが存在する

桜と門と
雨とシンメトリーと
広い仁和寺ならではの味わいだ
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4月上Ⅴ

2007-04-05 20:19:05 | 時の花
梅が
紅に白に

「おめでたい」
「おめでとう」と

言祝でいるようにみえました

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自然

2007-04-05 14:21:17 | デジャヴ
公園に緑が
自然が戻ってきた
落着きが戻ってきた

欧州では
労働監督局が時折
人々の働く環境のチェックにやってくる
最もな指摘の一つに
「窓は外の天気が分からないといけない」がある
自然とのかかわりは仕事中にも必要とのことである

ここまでの基準のない日本では
自己防衛ということで
休みには
身近な
公園へ出かけたい

コミュニケーション
ストレスや
処世術等の
心の疲労には
公園での集中治療がよいようだ
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タムシバ

2007-04-04 09:00:42 | 花一匁
雑木林に
タムシバが咲きました
街の中のマスクのような
白さです

農作業
新学期が始まる
この時期の
鼻炎は
黄砂も加わり
なかなか治まり治りません

タムシバの
花蕾からの生薬は
鼻炎に効くという
マスクの他に
試してみても損はない
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