さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

株はどうしよう?

2018-10-24 11:40:37 | ダイアリー
昨日の日経平均株価は 604円安(の22010円)で、まるで日本発の世界株安勃発のようでした。今 株は 買い?売り?

株安の原因は ①米長期金利が上げ続け景気を冷やすだろうという予想(現在の10年国債年金利3.2%ほどでも十分高いのに…)②中国の景気減速は止まらないという予想(現在の+6.5%のGDP予想は十分高いのに…)③サウジ人記者の殺害でサウジが世界から孤立し、サウジによる原油出荷減と世界市場からオイルマネーを引き揚げるとする(原油の上昇と世界株安との怖れありとする)憶測。④円安にもかかわらず輸出企業の下期利益予想が引き下げられていること 等に基づいている といわれている。

しかし 年度末の日経平均予想は 24000~ 25000円と強気にみる株式アナリストが半数ほどいるのは なぜだろう? これは ①外国人投資家(日本株取引の7割を占める)はヘッジファンドの決算後(11月)、例年日本株の買い増しをするから ②日銀も昨年比規模は小ながら景気に悪影響が出かねない株価水準では ETF買いに出るから とみているからでしょう。買い手が出てくるということで強気なのです(ね)

今が株価の底なら 今は買いのタイミング?

個人的には、買いのタイミングは 基本的には 企業の好業績予想と (日本と世界の)景気は続くと外国人がみるか でしょう。

外国人のことは 外国人に聞かなければなりませんが、①長期金利の上昇は米国の景気が良いことを表しているともいえる。②中国の景気は政府の景気対策で GDPは+6%以下はないこと(米中の貿易戦争は 通貨元安誘導で中国に実害なく中国景気への影響は小でしょう)。③サウジの財政は原油頼り故 原油生産減=原油価格上昇はないのでは。④日本企業の決算予想が弱気なのは毎度のこと 等と外国人は考えるとすると、

これを 昨日の株安要因と合わせて考えると、

外国人の日本株買いは ニュートラルのような気がします(買うなら 米国の株か高利債券? 円貨もあり?)…


外国人の日本株への迷いで 日経平均株価の予想は?

欧米のヘッジファンド期(11月)末売りで、日経平均は 20000~21000円まで下げが、後は 日銀の ETF買いや 個人投資家の買いで、22000円に戻るような気がします。


アクションは、22000円に戻るなら、持ち株は売らずに我慢(保留に)して、ドル円為替に大きな変化がなければ 11月下旬から買いでしょう(か)
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