さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

役柄は 耕平さん でした…

2018-02-22 08:41:48 | be short


昨夜の大杉漣氏の訃報にはびっくりした。まだ若かったのに、まだ見たかったのに…

今朝のニュースでは 北野監督のやくざ映画で一躍脚光を浴びることになったと紹介されていましたが、わたしは NHK 土曜ドラマの「デュロン~運命の犬」(再放送)で見たのが初めて(多分他でも見ていたのでしょうが、上手な俳優さんだと思ったのはこのドラマ)でした。

ドラマでは 大杉氏は 定年間近の子供のいない夫役で 芯は暖かい(+)ものを持っていながら 環境や不満で 身の回りを暗く(-)している夫を 少しずつ ドラマの進展に合わせて 自他ともに + に盛り上げて ゆく役を演じてました。 最後に よかったー と盛り上がりました。

生硬な文章とは 未熟でこなれていない文章をいいますが、俳優さんにも生硬な方々はいますよね。 ストーリーの流れと無関係に - と + とが交互に出てしまったり、- が 急に + に変じてしまう方 最後まで鉄仮面的 - を押し通す方々です。 今様の方々には 多いのと違います?

「生きる」の志村喬に匹敵する 俳優さんにものぼりつめられる方を失った感じです。残念です。

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