奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ミツバチの分蜂を目撃

2013-03-26 20:00:21 | 暮らし
先日分蜂というやつを初めて実際に目にすることができた。
買い物帰りにいつもの山道をバイクで走っていると松の木の下でとなりの集落のMさんがさかんに
なにかを見上げているのが目に入った。




近づいてどうしたのか尋ねると、蜂の分蜂なのだそうだ
巣の中で蜂の数が増えすぎると新たな女王蜂が働きバチを引き連れて巣を飛び出るのだそうだ
いわば分家だ




言われて上を見ると、なるほどすごい数の蜂が飛び回っている






そして松の木の幹にも大量の蜂が固まってへばりついている
新しい巣ができるまで、このように木の幹などに球のように固まって群がっているのだそうだ





これだけの蜂が集まってブンブン飛んでいると恐怖心がわいてくる
及び腰で近付き写真を撮ったあとは早々に退散してきた
このあとMさんはこれらの蜂を無事捕獲したそうだ
実はMさんは養蜂家なのだ
それにしてもこんな珍しい出来事をタイミングよく見つけられたものだ
さすがはプロである
そしてさすがは奄美である
普通街中でこんなことめったに目撃できるものではない


今年もパッションフルーツを植える

2013-03-25 20:00:51 | 
トケイソウの苗を近所のマサさんからもらった。
パッションフルーツのことである。
毎年苗を植えて育てようとしているのだが、なかなかうまくいかない。
農家の人たちはハウス栽培で育てているのだが、露地でも十分育つと聞いてチャレンジをするものの
1個か2個実をつけたなと思った頃、台風に襲われて気がついたときは実は全部吹き飛ばされて
木も枯れてしまっているという、我が農園ではおきまりのパターンを繰り返しているのだ





パッションフルーツを出荷しているマサさんからもらった今年の苗はじつに立派だ
この苗だったらうまく育ってくれるかもしれない、と思いながらまた植える準備にとりかかる





問題は風である
我が家の畑で一番風のあたらない場所、南の畑の防風林のすぐ横
今年はここでリベンジだ
今年は心を入れ替えて、去年までのような行き当たりばったりのテキトーな栽培を改めることにした
まずは慎重に選んだ候補地に苦土石灰をしっかりと撒き、耕運機で何度も念入りに耕す





その後アルミ台の枠に支柱を固定して風対策を行なう





マサさんのアドバイスはつるがしっかり絡みつくように上からヒモを垂らせ、というものだったが
屋外だとそのヒモが風で揺すられて、あまりうまく育たないような気もする
成長が悪いようなら別の方法を考えなくてはならないかもしれない
まあとにかく試行錯誤だ





防風林のある方向は南だ
夏場になればここの風は南風に変わる
そうなったらある程度は風から守ってくれるようになるはずだ
それまでなんとか持ちこたえて欲しい
今年こそ甘酸っぱい自家製パッションを味わいたいものだ





早くもさとうきびは芽を出し始めている

2013-03-24 20:00:36 | 暮らし
昨日は記事をアップするのを忘れていました。
いつも数日分まとめて書いて予約登録しておくので、まだ残っていると思って油断しておりました。
ここのところいろんな手伝いで出かけることが多く、バタバタしています。
その辺の写真も撮っているのでおいおい紹介していきます。

さて、3月の中旬で今シーズンのさとうきび収穫も終わり、ハーベスタの姿も見かけなくなって
しまった。
これからはまた来年の刈り取りに向けて新たな作業が始まっていく。





南隣りの畑が最後に刈り取られ、網に入ったさとうきびがトラックで運ばれていった
これでこのあたりの収穫はすべて終わったようだ





これは東隣りのYさんの畑
この畑が我が家のベランダに面していて毎日茂ったさとうきびが目に入っているので、刈られた
後の何もない地面が広がる光景がひどく違和感を感じる





その何もなくなった畑にも数日後にはトラクターが入っていた
近所のヒゴさんの愛車である
去年新車で購入、ずいぶん高かったようだ
肥料や防虫剤を撒いているのだそうだ





それからまた数日後、よく見ると畑に緑の芽が顔を出している






さとうきびを刈った後、3年くらいは新たに苗を植えなくても刈り取って残った根からまた新芽が
出てくるのだ
それにしても収穫から1週間ちょっとで次の芽がこんなに出てくるのだから、植物の生命力は
すごいものだ



今年2度目の桜の花

2013-03-22 20:00:20 | 暮らし
奄美で普通桜といえばヒカンザクラのことを指す。
もう1月の中旬には咲き始め2月の初旬には散ってしまっている。




10日ほど前の話になってしまうが、ある日バイクで山道を走っていると淡いピンクの花を咲かせて
いる木が目についた
よく見ると桜の花が咲いているのだ
道沿いのこの木ともう一本、ポツンポツンと生えている
誰かが植えたのだろうか





種類はわからないがソメイヨシノなのだろうか
最近内地の桜を見る機会がないので忘れてしまったが、ちょっとソメイヨシノとは違うような気もする
それにしても奄美でも普通の桜が咲くとは知らなかった
ヒカンザクラが散ってしまってから1ヶ月ちょっと
春に2度も桜の花を楽しむことができるなんて、奄美の春もすてたものではない





大根の燻製を作る

2013-03-21 20:00:38 | 暮らし
畑のダイコンが花を咲かせてしまい、もう食べ時は終わってしまった。
今年もできた量の半分ほどしか収穫できず、あとは畑そのままのこやしとなった。
とはいえ、もったいないので食べられなくなる直前まで保存しようとがんばった。
漬物は砂糖・酢・焼酎など作るのに材料がたくさん必要で結構お金がかかるのでたくさん作れば
いいというものではないし、それよりも冷凍庫がもう一杯で保存できない。
干し大根も2年分いや3年分くらいは作った。
あとは何をつくればいいか。





昔東京で働いていた頃、どこかのこじゃれた居酒屋だかカフェでスモーク野菜というメニューを
オーダーしたことがあったのを思い出した
いわば野菜の燻製だったのだろうが、なかなか香ばしい香りがしていた
あれを作ってみよう
どうやって作るのだろう
いきなり生野菜を燻すようなことはしないのではないだろう
ということでまずは1日天日干ししてみる





翌日ピザを焼く横で半日煙で燻してみた





色がしっかりついた
スモークの香りもちゃんとついている
さて、これをどうしたらいいのだろう
以前オーダーしたスモーク野菜はどうやって食べたのか、肝心なそこのところの記憶がない
たぶん特製ソースのようなものをかけてそのまま食べたのだろう
そこではいろんな野菜がスモークされていたが、少なくとも大根はこんなんじゃなかったように思う
もうちょっと干してみよう
やっぱり切干し大根のように水にもどして煮て食べるしかないのだろうか
この燻製の匂いのする大根をどうやって料理しようか毎日考えている