婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

ネズミの白骨死体

2013-01-31 10:43:17 | Weblog
放置された空き家で目にしたものは・・


なんだろう?
恐竜にも見えるが ネズミの白骨死体だろうということで落ち着いた。
その他 太い骨の破片 大きな蜂
この家では、主にネズミが一番活躍していたようだ。
しかし あまりおいしい食べ物にありつけなかったようで餓えに苦しんでいた後がみてとれた。

生まれて死んだ
シンプルだ


  木製パレット屋のつぶやき

長福寺 三重塔

2013-01-29 10:12:42 | Weblog
津山~湯郷温泉~岡山空港
息子達の用事に便乗してついてきた帰り道
岡山空港に向かっている途中で偶然 目にはいった『長福寺 三重塔』
どうしても行ってみたくて戻ってもらった。
うっすらと雪が降りかかった三重塔は、雄壮で凛々しく存在していました。
俺は降りないからねと言っていた長男も黙ってながめている。





わき道を上へ上へと行くと静けさを破って ゴーーンゴーーンと鐘の音が響き渡ってきました。
? ? ?
なかなかいいタイミングねと思ったが 検討はずれの時間帯のため しばし考えた。
なんのことはない 鐘を見つけた息子達がそれをついていたのだ。
「俺も俺も・・」楽しいおもちゃをみつけたようにやっている。
ゴーンゴーンだった。
「ここから先は、入ってはいけないのだと思う。だからやめなさい」
それにしてもバランスのとれた美しさだ。





私にとっては、最高のプレゼントでした。
ありがとうございます。感謝いたします。



  木製パレット屋のつぶやき


過疎化

2013-01-28 11:23:54 | Weblog
父親が戦地に赴いているときに生まれた男児が一人(子供達の父親)
その20代の父親は、子供が生まれたのすらわからず戦死
残された若い母親は、数ヶ月しか暮らさなかった夫だが立派なお墓を建てました。
そしてお国のために命をおとしたのだからと一人で子供を育てました。
まったく!と思うがそんな世の中で・・
まもなく終戦をむかえて 目をみはる経済成長にのって 若い人は、都会に働きに出てしまいました。
だんだん残ったお年寄りが亡くなっていきます。
当然 集落は、過疎化の時代にはいっていきました。
近隣は、空き家がめだちます。
ついに子供達の父親が亡くなって 空き家が必然的に引き継がれました。
縁も所縁も無い地なので しばらく放置
ところが最近 その土地に家を建てたい方が現れて津山に行くことになりました。
まったく関係のない私が 温泉に入りたいというよこしまな考えでのこのこついていきました。

人が住まなくなった家では、窓枠から飛び出した窓 割れたガラス 垂れ下がった天井
畳に規則的に並んだネズミの大量の糞? はては、ネズミとおぼしきミイラ
それらを除けば 日当たりのいい ゆったりとした時が流れているところです。

子供達の父親が赤ちゃん時代 病気でもう助からないといわれた時にいったん捨てられた坂道
(助からないといわれた赤ちゃんは、この地において捨てられると命が助かるという言い伝えがあるそうです)

お墓に続く小道




言葉なく景色をながめる  

    木製パレット屋のつぶやき

木製パレット

2013-01-25 15:19:37 | Weblog
昨年から出荷の動きがにぶくなってきた木製パレット

そのせいか狭い範囲で 同業種の取り合いが顕著になってきています。
(お客様に教えていただくこともあるが 製材所からの情報もある)
そして 少ない単位の発注が実に多い。
しかし 製材所の偉い方には、あからさまに
「こんな少ないのはもうやれないからな!今度からリューベ単価を上げてもらうから」と一方的に言われる。
そりゃぁ 同サイズのものを大量に挽いた方が効率がいいのは、言われなくてもわかる。
そんな時は、とりあえず あやまる。(心の底から謝るのが肝心だ)
時間か日をおいてから どのぐらいならやってくださるのかお伺いをたてる。
なんだか この頃 怒られてばかりいるようだ。
どうしてもっと違った言い方ができないのだろうかと あきらめムード
悲しくなるときもある。
でも仕事に情緒的という言葉は、不似合いだ。 
自分を鼓舞させるとき 色しかない。
ピンクだったり オレンジだったり はたまた赤だったり
パレットもきれいな色にすると仕事の効率があがるのじゃないかしら?

頭の中は、きれいな色に塗られたパレットがぐるぐる飛んでいます。
だから笑っていられる。

私にとっては、たった一度の人生 全てを受け入れよう。



  木製パレット屋のつぶやき