本音を言えば・・

緑の木々がいよいよ勢いをましてきたこの頃
久しぶりで新規の会社さんに同行。
晴れ上がった空の下ではなんの変哲もないパレットまでが新鮮にみえます。
ふむふむ　これがうわさの『米ツガ』で作成したパレットね。
どうみても　トドマツかトウヒ。
トウヒは目もつまって　ねっちりしていて　見た目もきれいなんてうわさをしていたばかりでしたので・・　
米マツに化けたのかしら？って　一瞬思ってしまう。

本当のことを言えばなかなか　みわけがつかないが本音かな！？

豚インフル

豚インフルエンザの報道があった初日
実家の父から電話
「あしたお米を買いおきしておきなさい」
「えっ！？どうして」
「豚インフルエンザが流行してからでは遅いからだ！」
「・・・・」
父達が買い出しに行く予定の日
郷里で雪が降った。
『驚いた！』と庭が真っ白になった写真つきで携帯にメールが届いた。
さすが　こんな日は家でじっとしているのだろうとニヤニヤしてしまった。
今朝、また電話。
「なんだまだ寝ていたのか？」
そう　あろうことか私は寝坊をしてしまって　あわててしまった。
「おはようございます。起こしてくれてありがとう」
「寝ている場合ではない！米と缶詰はお父さん達はとっくに用意をしたが。どうだ　用意はしたか？マスクはもう売り切れてなかったぞ」
「えーーー、日本でも感染者が出たの？」
「いや　それはない。　フェーズ4になったのだ」
「マスクは６０枚ぐらい用意をしたほうがいいと思う」
「６０枚？」
「そうだ仕事で外を出歩くからそのぐらいいるだろう？」
「わかりました」
豚ウイルスも大変だけれど　寝坊の方がもっと大変。
バタバタしていると　また電話。
「人の集まる場所にはでかけない。マスクはきちんとかけるように！」
「はい」
しかしねぇ～　実は来月の５日からアメリカに行く予定なのです。
もう　行くなんて言えなくなってしまって　とても複雑。
自分が豚ウイルスにかかるのはいいとしても・・
自分だけの問題ではなくなるので　それを知ったら激怒する父を想像して身震い。
ごめんなさい
帰国したら４日ほど人の集まる場所にはでかけません。
マスクと手袋と・・
打倒　豚ウイルス！といきまく声が小さくなる。

阿修羅展

『阿修羅展』に行ってきました。
みっつの顔と六本の手をもつ仏像です。
正面はすっかり悟りを開いたおだやかな顔　涙袋がうれいを含んだ・・といわれる所以でしょうか　左は襲ってくる嫉妬やねたみに耐えている顔　もう片方は今にも泣き出しそうな顔
手をあわせて一心に祈る　その周りを時計回りに歩かされながら　あぁ人の心のありように似ているのだと改めて納得。
作りは　たぶん意図的におおまか？写実的ではないのでたおやかさと優美さが強調されて　一緒に手をあわせたくなります。


たしか会期は6/7までぜひ足を運ばれて心を無にしてご自分の目でごらんになってください。

おつきあいの作法

週末　遅い新年会？及び退職された方のお祝いも兼ねて宴会がありました。
業種も利害関係もない方々の集まりなので私は少し気楽。しかし　そのせいなのか当初９人だったのが　日が近づくにつれ次々に欠席の連絡がはいり　最後は５人。
　幹事になった方が
「キャンセルの電話がはいるのではないかとぎりぎりまで待って予約したけれど・・」　　
当惑するのも無理はないのです。
二日ぐらい前ならまだ許せます　前日の夜には驚きました。
ただ　８０歳ぐらいになられる〇〇会社の会長は、欠席される時　数日前に必ず会費相当の現金を持っていらっしゃって　
「申し訳ございません。皆さんでお使いください」とおっしゃってくださるのです。ありがたくちょうだいしまして　皆でわいわいいただきました。
後日　ささやかなおみやげを持って伺うのはいうまでもありません。

年上の方々には、さりげなくいろいろ教えられます。

危

売上が若干いいのではないかしら？とぼんやり思って　はっとしてしまった。最悪の数字に比較している・・
どうやら　最低の状況に慣れてきたのか　麻痺しているのか　あってはいけないことなのだけれど　意識の底ではこうなのだと改めて驚いた。

　昨日の話題は　お酒に酔って公園で全裸になって騒いで逮捕された芸能人の話でもちきりでした。他人ごとなので笑ってしまいましたが　アルコールって前頭葉を萎縮させるし　ハレンチなことをしてしまう　醒めた後はうつ状態が襲ってくるというおまけつき。適度に飲みましょうがなかなかできないときているので　飲まないのが一番かな！？
他人はもとより身内　同居の家族に散々迷惑をかけたうえに
自分でも気づかない意識の底が露見します。

朝刊に今年の漢字は『危』なんて縁起の悪い字が大きく書かれていました。