婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

水道・パッキング

2013-01-16 16:03:42 | Weblog
洗面台の下が昨年から濡れていました。
これは たぶん下水道から水が逆流しているに違いない!と思い込んでしまった。
どこの汚水かしら?
台所?洗濯機?そうだフロ場?
トイレだけは考えなかった。
相談する相手がいないので父親に電話をすると
「ふぅ~ん そんなことがあるのかなぁ」と納得できないようだった。
「でもね どこからか水が滲みてきてるのよ。洗面台の下が濡れているので、勢いよく流れた水がぶわって上がってくるんだと思うんだけれど」
「そうか!それは年が明けたら水道屋さんに見てもらいなさい」だった。


それから 毎日 洗面台の下ばかり見て暮らしていました。
ついにいろんなネジをはずして台の下も覗いてみました。
初めて見た所は、想像すらできなかった湿った真っ暗な暗闇です。
マンホールのフタをはずして 掃除をしてみたりできることは、全てやったような頃・・
また 飽きずに洗面台の下を眺めていたら
管から水滴がたちっと こぼれ落ちる瞬間を見た。
なに?これ?
さては!と思って父に電話
「おとうさん お湯が出るほうの管から水滴が落ちたんだけれど」
「うぅむ それはパッキングが老化しているのだろう」
パッキングって 蛇口しか考えられなかった。(パッキングっていろいろあるのを後々知った。湯たんぽにもあった。)
「それって 水道を止めて取り替えるんでしょう?」
「まあ そうだが パッキングもいろいろあるし 工具も 白いテープのようなものもいるんだ。お前には無理だ!どうやら下水の逆流ではないようだな」
無理だと聞いてからは がぜんやる気になった。
うろうろ工具探しから始めたが ネジはきつそうだ。
だいぶ時間がたって挫折した。
カインズホームに電話をすると 修理はやっていないので 全部取り替える工事になりますといわれた。
(パッキングの交換だろうが 他社に依頼すると日当だけでで8000円以上は軽くかかるので取替えたほうがいいと説明を受ける)
考えた末に 息子の友達に
「お友達で水道屋さんはいないかしら?」と電話をする。
いろいろ事情を聞いてくれて
「おやじをやります」と言ってくれた。
「おやじは、水道屋なみにいろいろできます」というではないか
さて しばらくたっておやじさんがやってきた。
工具一式に様々なパッキング 特殊なパッキングまであった。
照明器具は、アメリカ製
洗面台の下にもぐって入念に点検しだした。
そして蛇口かと思ったらパイプみたいな配管のパッキングを三箇所も取替えた。
「しばらく洗面台の扉を開けて乾かすといいですよ」って 費用もとらずにお帰りになりました。
ただただありがとうございますとお礼だけ申しあげるばかりでした。

下水の逆流のはずが 水漏れだったなんて・・・
思い込みって こわい。

これからは配管のパッキングの交換ぐらいは、学校の授業で男女生徒に教えておくと便利かもしれません。



  木製パレット屋のつぶやき